昨日奈良大師講「お遍路旅立ち・ステップ編」1泊2日で町石道を歩き高野山へ
行ってきました。参加者はスタッフを含めて35名でした。
私はその日に下山しましたが、皆さんは宿坊に泊まられお遍路講座を受けられ
日曜日には壇上伽藍から奥の院にお参りされ、不動坂を歩いて下山されました。
いよいよ10月5日から始まる四国遍路へのいいステプなったことと思います。
(29日、30日の高野山の詳しいことはHP「
奈良大師講」をご覧下さい)
慈尊院で皆さん遍路装束に着替えお参りを済ませたあと、ご住職より法話を頂き
丹生官省符神社への石段で記念撮影。
10時いよいよ大門までの20kmの町石道歩きをスタート。
雨引山展望台までは急な登りが続くので、なるべく全員で揃ってゆっくり歩く。
今日は先日までの猛暑も納まり、曇天で涼しいのですが、この休憩所まで登ると
皆さん結構汗をかかれていた。
町石道は歩き始めのここの登りと、ゴールの大門下の坂が厳しいけれど、あとは
比較的歩きやすい尾根道が続くが、6,7時間の山道を歩き通さなければならな
いだけに、町石道歩きは本番の四国88ヶ所に向けてのいい体験になります。
160町あたりまでは、紀ノ川の風景や色づき始めた柿畑などを見ながら進む。
雨引山を回りこんでからは、いよいよ杉に覆われた山道に入る。
天気がだんだん悪くなりだす「やっぱり竜馬さんが来ると
やね」
皆さんの冷たい視線を感じ・・
。思わず急ぎ足に
。
私達中盤のグループが二つ鳥居に到着したのは12時すぎだった。
いつも二つ鳥居が昼食の場所でしたが、10町石ほど下った地蔵堂に新しい便所
が作られたので、そこで昼食になった。(中盤G 12:20~13:00)
今までだと矢立の60町までなかっただけに、新しい立派なトイレが出来たのは
女性にとっては有難いことです。そこで飲料できる水道もあるので助かります。
先発隊12:50に出発し、我々中盤隊が出発する頃に、後続隊が到着する。
前、中、後の3グループでの距離は25分間隔ほどで歩いているようだ。
昼食を終えて歩き出す頃より心配していた雨が降り出した。
矢立茶屋(14:30)までは、ほとんど気にならない程度の小雨だったが、
だんだん本降りになりそうなので、矢立より雨具をつけて歩き出す。
途中雨のため皆の歩きも遅れだし、長い隊列が出来ていたようです。
最後の苦しい大門下の坂道を苦労して登りきると、どーんと大門がやさしく
抱くように出迎えてくれます。(16:00)
この感動は長時間町石道を歩いた者しか味わえません。
まだ霧が張り出してはいなかったが、大門には霊気が漂っています。
雨具に包まれた濡れた身体が一気に冷えます。
寒いはずです。大門の現在の気温は13度です。
大門に到着した小グループづつ、今夜の宿坊「遍照尊院」に案内します。
5時過ぎまで待っていたが、最終組が予想より遅れている様子でした。
宿坊に泊まらない私は、山内が暗くなりだしたので、後続組の皆さんに
「おつかれさま」の言葉もかけれず、1人不動坂を下り極楽橋より帰宅。
10月にお遍路に旅立つ受講生の皆さん、1日お疲れ様でした。
この経験を生かしてお四国歩きをを楽しんで、お参りしてきてください。
奈良大師講の山下正樹会長をはじめスタッフの皆さん、今回もあまりお手伝い
できませんでしたが、本番でのご成功をお祈りいたします。
本日の練習
9月29日 壇上伽藍より、不動坂経由極楽橋駅 5km
9月30日 1日雨のため、練習中止し休養日とする。
9月の走行距離 326.0km
07,1~今月累計 1548.0km