冬青(そよご)風

常緑樹の森の下に佇み、かたい葉が風にそよいで、ソヨソヨと音をたてる。
ソヨゴの語らいを聞いていただければ幸いです。

1年を振り返って

2005年12月31日 21時44分58秒 | マラソン(風をうけて)


今年も1年元気で、大晦日に年越しそばを
いただけることに感謝します。

今年1年を振り返ってみますと・・・。

竜馬16家族にとって1番の喜びは何といっても
娘に赤ちゃんが授かったことです。初孫あーちゃんです。
悲しかったことは、22年間家族の一員として生活した
老猫ルーちゃんが亡くなったことです。22歳の長寿でした。

マラソンは今年も「ウルトラマラソン」を完走できたことです。
荒天のなかのレースでしたが、隠岐の島一周100kmには
いい出会いと、熱いドラマがありました。汗走記 

その他のレースは50kmウルトラ、ハーフ3本、などでした。
あと5年70歳まではウルトラマラソンを走り続けたいですね。

ロング歩行の山歩きも充実した1年でした。
2年間に渡っての吉野・大峰奥駈道を完歩しました。
果無山脈縦走、中辺路縦走、大雲取・小雲取縦走など
紀伊熊野参詣道を泊まりを重ねて歩けたことです。
千日山歩渉会では念願の槍が岳他近畿の山々を歩きました。
来年も、楽しみな小辺路縦走や、アルプス山行など魅力ある
山々が呼んでいますので、精進して歩きたいです。

お遍路も再開し、三順目を19番まで打ちま終わりました。
来年は前半は高知市内まで、後半は40番までお参り予定です。
高野山には今年8度登り、うち町石道歩きは5度と堪能しました。

里山歩き、町歩きなどのウォーキングにも仲間のみなさんと
伊勢本街道や山麓りぼんの道などたくさん歩きました。

たくさんの仲間に恵まれ、また支えられほんとうに充実した1年でした。
これらの出来事がブログ「冬青(そよご)風」を連載400回まで育てて
くれました。今年1年750回ぐらい続くよう頑張ります。

いつもご訪問して頂きありがとうございます。
来年も皆さんにとっても良いお年でありますようにします。
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05ラストラン・世界遺産を走る

2005年12月30日 23時23分04秒 | マラソン(風をうけて)
「冬青(そよご)風」本日で連載400回を達成しました。
(ひとり  をしています。よろしければ皆さんも

              

昨日大掃除をサボったので、今日は朝から頑張りました。
私の主な分担は窓ガラス拭きと網戸掃除です。+庭掃除。
窓ガラス拭きは部屋数が多いのでいつも大変で、終った
あと洗剤による手荒れがひどいのに泣かされています。
         
今回はTVの情報番組「簡単窓掃除グッズ」を見ていた
妻の推奨でさっそく実行をする。用意するのは水と新聞紙
だけで、洗剤は一切使用せず、とても簡単でガラスはピカ
ピカになりました。新聞紙恐るべしです。
新聞は汚れを取るばかりでなく、印刷インクがガラスに
コーティングされ汚れもつきぬくいそうです。

網戸はいつも水洗いをするのですが、今回は秘密兵器の
網戸ブラシで、濡れ雑巾との併用で網戸の取り外しもせず
簡単にきれいに出来上がりました。

洗剤を使用しなかったので、手荒れもなくよかったです。
天気も比較的暖かく風もなく、大掃除日和で助かりました。



3時過ぎに大掃除も終り、05年とラストランに出かける。
年始と年末のランは法隆寺三塔を巡るようにしている。
法輪寺は最近は門の傍に、プレハブの受付が出来たので、
以前みたいに気ままに入って、ゆくりできなくなった。

今日は4時を過ぎていたので、受付人も居らなかったので
境内にに入り、風に揺れて鳴る風鐸の音をじっくり聴く。
(少し分かりぬくいですが、塔の四隅の軒先に風鐸が)



法輪寺から法隆寺までは、走って5分ほどです。
法隆寺は日本で世界遺産登録された最初の場所ですね。
ここを練習コースのホームグランドのひとつとして
四季折々利用できるのは、ほんとうに有難いことです。



帰路は、西里をぬけ藤の木古墳をめぐる。
法隆寺にまた戻り、裏手の山越えにて法起寺へ。
時刻は5時を回っていたので、塔に落ちる夕日を眺めるが、
本日はごらんのように曇り空。空は赤く燃えなっかた。

今年1年たいした故障もなく、走れたことに感謝します。
来年もまた100kmを中心にレースを楽しみたいですね。
元気、健康がとてもありがたいことを再認識しています。
皆さんは、今年は如何でしたか。


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師走にのんびりと・・

2005年12月29日 20時14分04秒 | 山歩き
     

   ここ4、5日の寒さも少しゆるんで、青空も下の残り柿もいい表情です。
   いいバランスで枝に仲良くより添って、年を越そうとしている残り柿です。

    

家の片付けをホッポリだして、今日は椚峠にきています。
奈良大師講メンバーでご一緒にお遍路をした良さんと、
矢田丘陵をのんびり散策しています。
そよごの森でコーヒーを湧かしての談笑です。

       

良さんは11月に奈良大師講で皆さんと17番井戸寺まで歩き終わり、
そのまま全員で徳島駅まで歩きそこで解散したので、12月14日から
徳島駅より続きを歩かれ、11日間をかけ36番青龍寺でお参されその後
須崎まで歩き打ち止め、25日奈良にに帰ってこられました。

奈良大師講のメンバーはその後、5、6人がお遍路を再開されている。
春遍路の頃には残りの人も順次、歩きだされるのではないでしょうか。
ひとりでも多く歩き遍路の楽しさを知って頂けたら嬉しいですね。

       
そよごの木々にも、赤い小さな実も付けだし、冬本番を改めて告げてくれています。

良さんのお話によると、

「お天気にも大変恵まれ毎日快晴でした。でも15、16日ぐらいからの寒波は
四国にも押し寄せ、鶴林寺の山門に着くと、雪が舞い幻想的な景色の中にいました。
積るほどでもなく、日陰は前日の雪が少し残ってたが歩くには問題もなかったです。
数十年ぶりの雪とかで高知でも5cm積ったようです。

地元の人は寒い寒いと言われていましたが、私にはそれほどでもなく美しく青い海、
穏やかな漁村、そしてぽかぽかと陽の当たる田舎道は言葉では表せないほど素晴ら
しいものでした。

そして、本当に親切な地元の方たちのこころにもふれることができ、沢山のお接待も
頂きました。やはりこの時期は、お参りの人も殆どなく、お寺では私一人のことが
多かったです。ですから全てのお経をゆっくりと唱えることができました。
歩き遍路の人も11日間で5人出会っただけでした。」

そよごの森でお遍路で出会った出来事を、Kさんは楽しそうに語ってくれました
歩けることの喜び、歩かさせて貰えるありがたさを実感したそうです。
3回目の区切りを2月末から、土佐を打ちぬけ、愛媛までは歩きたい話されていた。

    

良さんと子どもの森・芝生の広場をへて、小笹の辻でお別れしました。
私は矢田寺に下り、大門坊で千体地蔵のひとつに納めて祭っていただいている
父の地蔵尊と対面して、今年1年の報告と守っていただいた感謝のお礼をする。

そして再び、矢田へんろ道を歩き尾根に出て、松尾寺にお参りして帰る。
山田の里近くに、残り柿を見つける。冒頭の写真がこの柿です。    
矢田丘陵の山と冬空。残り柿の赤。師走を切取った風景でした。

 奈良大師講が歩く(1~17番)
「気分上々・・」INDXS左段にリンクしています。
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興福寺界隈の夕景

2005年12月28日 22時39分54秒 | 街角で見かけたもの?


3時過ぎに奈良に買い物に出る。
北風が吹き、街は底冷えをしている。
用事を済ませて、お気に入りの喫茶店に向う。

東向商店街と興福寺を結ぶ坂道に面する喫茶店。
その名も嬉しい「そよご」気さくなママが評判の店です。
築100年の古家を改装した明るい店内でゆっくり
寛げる店なので、女性客が多く空席が少ない感じです。

店の前が暗いのでおかしいな~と覗くと
早々と年末休暇。新年3日より営業の張り紙が。

      

「そよご」からの坂道を上っていくと興福寺の境内にでる。
すぐ横に八角円堂の国宝北円堂に出会う。いつきても静かなお堂だ。
100mほど離れたところに、西国札所の南円堂があるのですが、
こちらは札所だけに、お参り客も多く賑わっている。
でも南円堂は江戸時代の建物で、重要文化財です。北円堂は鎌倉時代。



興福寺の中金堂の基盤工事も出来上がり、平成22年(2010)の
興福寺創建1300年という記念すべき年の再建に予定だそうです。
五重塔は室町時代の建立で高さ50m。さすがに大きく見えます。
若草山を借景に冬ざれた夕景に、すっくりと建っている。

      

南円堂の裏手下にある興福寺三重塔。高さ19mとこぶりですが、
この塔も国宝で、鎌倉時代のものです。私は五重塔よりこの三重塔が
好きです。袋小路のようになった場所にあるので静かに佇めます。
黄昏時に眺める塔もいいもんですね。

       

再び「そよご」横の坂を下り、東向商店街をぬけ小西通りに出る手前に、
先日紹介した釜めし志津香がある。夕食に寄ると今日は空いていた。

瓦のオブジェ「魚」の上に、クリスマス用のデコレーションだったのか、
雪をまとった木々とトナカイの電飾がまだ飾られていた。
先日紹介した時は、2階からの画像でしたが、今日は下からの画像。
色々な種類の瓦が使われているのが分かるかとおもいます。

師走の興福寺界隈の夕景報告でした。
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仕事納め

2005年12月27日 21時38分16秒 | 猫のいる風景


遅く帰ってくると、玄関先にアキがお出迎えしてくれていた。
靴を脱ぐ暇も与えず、すりすり攻撃で甘え鳴きすること。
少し構ってやると、ダンボール好きのアキは箱に何度も
ではいりを繰り返し、フタを締めるとあわてて飛び出す。

やっと本日ご用納めを済ませました。いよいよ明日から正月
準備のために、大掃除などあれこれ雑用を頼まれる。
その前にまだ年賀状の印刷もあり、ノンビリできない。
年賀状の図柄は戌年の向うをはり「猫」とする。

今日図書館で正月休み用に、8冊本を借りてきた。
なるべくTVを見ずに読書したいものだ。

借りた本
司馬遼太郎「功名が辻」・「司馬遼太郎短編全集3」
椎名誠「馬追い旅日記」「風の道 雲の旅 」
吉村昭「海も暮れきる」-尾崎放哉 「磔」
シェルパ斉藤「耕うん機オンザロード」
      「時速8キロニッポン縦断」

   おまけの猫です。

四国八十八ヶ所札所「80番国分寺」の納経所の猫。
奥さんの話によると、看板猫とのこと。
非常におとなしい猫でした。奥には納経帳がどっさり。 


      
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地下に潜っていた、はりまや橋

2005年12月26日 22時47分42秒 | 街角で見かけたもの?


はりまや橋の角の西武デパートの下に、バスターミナルがあったのだが、
西武が撤退して空ビルになって3年ほど経ったが、とうとうそのビルも
解体されることになり、バスターミナルも取壊しになっていた。
これからは吹きさらしのバス停で、本数の少ないバスを待たなければなら
なくなり、実家に帰るのも不便になった。
バスターミナルにはトイレもTVもあったのだが、これからはトイレは
近くのデンテツターミナルの地下に、下りていかなければならなくなった。

バス待ち時間に、初めて地下のトイレを使用すべく降り行って思いがけずも
「はりまや橋」に出会うことができた。
よさこい節に歌われ、高知といえばはりまや橋と言われるほど有名な橋です。
昔は高知城の堀川にかかった本当の橋だったのですが、川はなくなって久しく
「日本3大がっかり」の一つと言われたりしていた橋です。



以前はこの欄干が国道の上にたっていたのです。
なんでも、あまりに全国から"がっかり名所 がっかり名所"と言われ続けるので
ちゃんと再整備しようと平成5年に公園化したそうです。



これは、整備された現在のはりまや橋です。下は小川も流れています。
観光客むけのミニチュアの橋ですが、結構写真撮影もされています。
少しは、がっかり度も下がったのでしょうか。

ちなみに観光名所で3大がっがりの1位 高知のはりまやばし 
2位 札幌の時計台ビルに囲まれていて、あまりにもイメージと違うから。
3位は上諏訪駅の露天風呂(壁も屋根もあり、露天風呂じゃない)

札幌の時計台(写真)と高知のはりまや橋が含まれることはほぼ意見の一致を
見ているが、三つ目については、沖縄の守礼門・長崎のオランダ坂・京都タワー
仁徳天皇陵 などの諸説があるらしい。

私は上記の3大がっかりは皆見てきているが、やはり以前のはりまや橋が
残念ながら、ダントツの感じを抱きました。
でも、こうやって地下に身を隠している姿を目にすると愛おしさも湧いて
きます。

高知に行かれる機会がありましたら地下のはりまや橋も見てやってください。
デンテツターミナルビルは、からくり時計があるビルです。


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高知城下

2005年12月25日 23時51分43秒 | Weblog
        

今日は母の95歳の誕生日で、ちょうど帰省していたので
朝ささやかなお祝いをする。いつまでも元気でいてほしい。
昼前にバスではりまや橋にでる。そして筆山の父の墓参りも
すませ、高知駅に向う途中、日曜市が開かれていたので覗く。



年末で最後の日曜なので、日曜市は買い物客で混雑していました。
さすが観光客は少なめでしたが、はや正月用品を扱う出店もある。
前回(8月)に来た時は、露天の店先で「ネコもらってください」と
籠に入れられた子ネコを目にしたが、今回はそのような光景を見れず
少しほっとしたが、あのクロネコは誰かに貰われていったのでしょうか。



いろいろな薬草茶を売っているお店。少し暇そうでした。
昼の弁当用に大好きな田舎寿司と、おいも天麩羅を調達する。
日曜市の終点は、高知城の追手門です。
来年のNHKの大河ドラマは一豊の妻の「功名が辻」なので、
竜馬がいく、以来高知ブームをとあちらこちらで宣伝が目に付く。

冬の青空にすっきりと聳える高知城はやっぱり名城ですなぁ。
慌しい師走のトンボ帰りでしたが、元気な母の姿をみて安心しました。




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土日は高知帰省に

2005年12月24日 05時42分15秒 | 猫のいる風景


慌しい帰省になりますが、今日と明日高知に帰っています。
当初26日から4、5日の予定でしたが、仕事が忙しくなり
休めなくなったので、トンボ帰りになります。

高知に帰るご主人さんを、駅まで見送りにきたミケ猫みいちゃんです。
ではでは、行ってきます。
2日ほどブログが更新できませんが、あしからず。



徳島線蔵本駅の自由猫 (写真提供は みいちゃん)
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宝塚ハーフマラソン

2005年12月23日 22時25分00秒 | マラソン汗走記
        

アトムと駆けよう!宝塚ハーフマラソンを走ってきました。
りっささんと丁度JR宝塚駅で合流でき、元宝塚遊園地跡地の会場へ。
昨日の雪で宝塚はまだ積雪が残っており、受付会場はアイスバーン状態で
大変だった。河川敷コースにも雪が一部残っているとの情報もあり心配する。

11時ハーフ(1033人)とクウォーター(1137人)が同時スタート。
河川敷は見事な雪景色、走路は雪解け水でぐじゅぐじゅ。少し滑りやすい状態。
心配していた風もなく、天気は晴なのでその点は走りいい状態。途中何箇所か
走路が雪道であった。

キロ表示が5km間隔なので、スプリットタイムがつかめないのが残念でした。
やはりハーフぐらいだと、1km毎の表示が欲しいものです。
5km25分、10km50分、15km1時間15分とキロ5分で走っている。
残り6kmよりスピードダウンすることなく気分よく走れ無事ゴールイン。

タイム 1時間44分06分 ハーフ男子の部 227位(867人)

念願のアトムTシャツもゲットでき、楽しい走り納めでした。

りっささんも、1時間52分で完走されました。お疲れ様でした。

りっささんの職場の友達も4、5人走られていて、レース後皆でスパ宝塚で
温泉に入ってさっぱりして、お疲れ会の食事などして解散しました。


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瓦の造形

2005年12月22日 20時15分41秒 | 街角で見かけたもの?


昨晩から低気圧が暴れまくりそして強風。
冬将軍がどっかと居座り朝より
会社の近くの公園も見る見る間に真っ白。

明日は宝塚シティーハーフ。午前中まで雪予報と強風。
コースは武庫川河川敷だけに、川風が冷たそうなので、
あまり無理をせず、走り納めをしてきます。

 

昨日のブログで、瓦のオブジェを紹介しましたが、
以前町歩きで見つけた瓦ものがあるので紹介します。



奈良小西通りにある釜めし「志津香」のビルの庭に
どのような意図で作られているのかは不明ですが、
「大きな魚」らしきオブジェ。
これもいろいろな種類の瓦で魚を作っていました。
2階からの眺めですが結構大きな魚です。
下におりてじっくり見ると、肉厚の瓦魚です。

奈良散策のおりは一度ごらんください。
釜めし「志津香」もお勧めです。



桜井から高家(たいえ)の里にいく途中で目にした、瓦土塀。
大きなお家の築地土塀に、改築した時に余った廃材の瓦を
うまく再利用した土塀です。リズムを感じますね。
「大改造!劇的ビフォーアフター」に推薦したいほどの出来栄え。

高家の里を歩く


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