彫刻家の舟越桂さんが3月末に亡くなっていたのですね。72歳。
今朝の新聞で追悼エッセイを読み、知りました。
一般の方には、天童荒太さんの著作「永遠の仔」のカバー表紙の彫像で知られていると思います。
私は2010年に金沢21世紀美術館の展覧会で初めて「本格的に」作品を目の当たりしたのですが、平面であるドローイング作品も彫像と一緒に配置されていて、教会の中のように静謐な、異次元空間でした。
現代アーティストのヤン・ファーブルとの二人コラボ展でしたが、ファーブルが大変攻撃的な、エキセントリックな作品群で、静謐にジワジワくる舟越展とのギャップで面白かったです。
とにかく舟越さんの人物彫像の「顔」とくに「瞳」が好きで。
虚空を見つめる薄い色の瞳は、何を想っているのか。
吸い込まれ、ずっと凝視したくなります。
肩から羽が生えていたり角があったり、異形の人たちの造形は一瞬「気持ち悪い」のですが、私には「異形」が心地よい。
亡くなっても、作品はずっと残り、人に語りかけることが出来ます。ファンも多い舟越さんのご冥福をお祈りいたします★
今朝の新聞で追悼エッセイを読み、知りました。
一般の方には、天童荒太さんの著作「永遠の仔」のカバー表紙の彫像で知られていると思います。
私は2010年に金沢21世紀美術館の展覧会で初めて「本格的に」作品を目の当たりしたのですが、平面であるドローイング作品も彫像と一緒に配置されていて、教会の中のように静謐な、異次元空間でした。
現代アーティストのヤン・ファーブルとの二人コラボ展でしたが、ファーブルが大変攻撃的な、エキセントリックな作品群で、静謐にジワジワくる舟越展とのギャップで面白かったです。
とにかく舟越さんの人物彫像の「顔」とくに「瞳」が好きで。
虚空を見つめる薄い色の瞳は、何を想っているのか。
吸い込まれ、ずっと凝視したくなります。
肩から羽が生えていたり角があったり、異形の人たちの造形は一瞬「気持ち悪い」のですが、私には「異形」が心地よい。
亡くなっても、作品はずっと残り、人に語りかけることが出来ます。ファンも多い舟越さんのご冥福をお祈りいたします★
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます