熊本市現代美術館ホームギャラリー(HPより拝借してます)
熊本ともお別れ…と空港バスに乗り込むまでのわずかな時間。
これも前から行きたかった「熊本市現代美術館→HPはこちら」へ。
今は、特撮映画美術の特集展が始まってますが、いつもビビッドな企画を開催している印象です。保守的でなく「攻めてます(!)」的な。
(ある方に聞いたら、年に1回は「ここぞ!」というビッグイベントをやるそうです)
こちらの美術館、まず立地がいい。
繁華街の中心部で、目の前が大通り。
空港や新幹線の駅・主要地に行くバスや路面電車の停車場も、目の前。
開催中の展覧会を見なくても、入口で荷物を預けられるので(100円入れてロッカーの扉を閉め、出すときにまた100円戻ってくる美術館仕様)、出発までの時間を、手ぶらで軽快にアートを楽しめるんです。
私は残り時間も中途半端だったので、特撮展はパスして、収蔵品の展示を楽しみ、ウワサの「ホームギャラリー」へ。ここはいわば「図書室」です。無料のくつろぎ部屋です。
天井まである木製の本棚。美術書がメインですがマンガもある!
マンガ本は、開催中の展覧会にリンクさせてあるのか、「エヴァ」もありました。
「鉄腕アトム」読みたかったけど、マンガ読みだすと止まらなくなるからね。。。
でも本はどれも綺麗で、古いものから最新もものまで充実。
ソファが心地良過ぎて…寝た(笑)。
(↑写真ではガランですが、実際は沢山ソファがあります)
森村泰昌氏の本をのめりこむよーに読んでいたらタイムアウト。
それにしてもここのデザインって素晴らしい。
図書室なんだけど、豪華なサロン。
天井にある青い空間は、ジェームズ・タレル!
現代アートの作家さんの「作品」です。金沢21世紀美術館にもタレルありましたね。
青い光は、トワイライトタイムになると、色が変わるとか(?)
その時間帯にも見てみたいです。
誰が依頼したのか。現代美術ってこうあるべきだよね。
チケット買ってミュージアムで見るのもアリだけど、毎日の生活に溶け込むアート。
他に、可愛いキッズルームもあり、子供がむずかっていたら遊ばせて~。
しゃれた広々としたカフェもあります。ショップでアートグッズも売ってます。
館内全体に開放感があり落ち着いてて、現代+レトロの融合って感じです。
あーやっぱ、特撮展も見てくるべきだったか!?
こんな素敵な施設が熊本ド真ん中にあるなんてうらやましい。
調べてみたら、ナントカ総理大臣賞も受賞、ということで。うん。すごい。
大阪も、近代美術館どーすんでしょうね。
やっぱ「アクセスがいい」「利用しやすい雰囲気」「無料ゾーン充実」「デザイン最高」
…として欲しい。
美術館っていいなあ。大事だなあ。あらためて思った次第★
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