上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

21年★

2016-01-17 | うぐいすよもやま日記
真冬でも、ツルバラ(?)が咲いているなり。
やはり今年は暖かいです。
「あの日の朝」はもっと寒かったから。

1月17日は、阪神淡路大震災が起こった日。もう21年目に。
今年の成人式に出席した人達は皆、震災前に生まれた「震災を知らない子供たち」…と新聞にありました。
防災意識はしっかり持っておいた方が良いけれど、もし「震災」そのものがトラウマになっているのなら、「忘れる」のもアリではないかと。トラウマになっている人、今も苦しんでいる人を知っています。
なんとかしたいけれど、その人に代わってあげることは出来ないので、ひたすら話を聞いて同調して…しか出来ない。ひとくちに「被災者」と言っても、1000人いたら1000人分の温度差があるから。
「忘れる」という言い方は適切でないならば、「自分を更新していく」というか。
更新して強くしていくしか、対処は無いのではないかと思います。

私自身は、忘れようにも忘れられないので、色々なことを静かに「想う」日になってます。
震災以降、あまりモノを買わなくなりました。特に大型家具。
防災グッズも見直さないと。懐中電灯とかラジオとか水とか。
それと、防災訓練に出て、ご近所さんとの情報交換・コミュニケーションも大事。いやそれが一番大事かも。結局「人」ですもんね。

悼む気持ちと、感謝する気持ちと、平らかな気持ちと★
コメント
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