上砂理佳のうぐいす日記

石破氏は総裁の椅子の座り心地より「一刻も早く能登を助けなくては!」と開口一番言うべきでしょ。アホか!★

GP開幕★スケートアメリカ

2013-10-22 | 13-14コンペとショー
今季もいよいよフィギュアシーズン本格的に始まり。
真央ちゃんの優勝で開幕したGPシリーズですが、真央ちゃん「横綱相撲」でありました。
あの「ラフマニノフ」…大ちゃんが初めてスケアメ優勝した2005年スケートアメリカを思い出します。やっぱり名曲なんですよね。
このプログラムをもってきたことは、「五輪金メダル」を強く意識していると思います。キムヨナ選手が怪我でGPシリーズを欠場してるので、さあこれから、どうなるんでしょうね~。

大ちゃんは、実質№1シードでしたが、開幕前の町田君絶好調!情報を聞くにつけ、厳しい戦いになるなあ…と予想してました。
普通、GP初戦は、どの選手も仕上がりが遅く出来が悪くて当たり前なんですが、さすがに日本男子は競争が熾烈ですから、実績に欠ける若手選手は初戦からブイブイ飛ばしてきます。
私は町田君大好きだから、SP、FS、EXとも素晴らしい出来でスタオベしちゃうのですが、それより大ちゃんの不調が気にかかります。

う~ん、公式練習では跳べているジャンプも、なぜか本番で決まらない。まだプログラムの通し練習が十分でないからでしょうが、他の4回転ジャンパーが、複数の4回転をバンバン決めてくると、やっぱり技術点で水をあけられてしまいますね。
でも、今季の大ちゃんはスケーティングが違う!
あのパトリック・チャンの滑りに、ようやく追いついたような気がします。
スピードがあって全体が大きな流れになっていて、その流れの中でエレメンツを決めてゆく。
まだ今は、前半の4回転に不安があり、後半は体力的に不安、と、色々と噛み合ってない。「心技体」がバラバラなんだと思います。
でも、これからひたすら滑り込んでいけば、すべてがピタッと噛み合って、バンクーバー五輪の時のような演技が出来ると思います。

バンクーバーシーズンも、初戦はフリーの終盤まで体力が持たず、ヘロヘロでした!
GPシリーズも調子が上がるスピードは遅く、第一戦のN杯は何度も転倒して4位。
第二戦のスケートカナダで2位に入り、運も手伝ってファイナル進出。
ここのSPで素晴らしい演技を披露するのですが、優勝を期待されたフリーはサンザン。途中でスピン止まっちゃいましたもんね。
間をおかずに全日本。五輪の切符がかかっていたものの、ライバル織田君がやや精彩を欠き、なんとか切り抜けて優勝して五輪の舞台へ。
…で、年が明けてから、靴が合わず練習が進まず。もう棄権か!?と思われたその時、本田コーチから頂いたスケート靴がピタリと合い、そこから調子が上がって、カナダでの直前練習は好調に。
そして4回転は決まらなかったものの、総合力で銅メダルをもぎとったのでした

と、こう書いているだけでも目が回るアップダウンっぷりです(笑)。
もう大ベテランになっても、やはり高橋大輔は「ジェットコースター」なのでした。
ファンになって遂に12年目に突入しましたが、あの頃の「大丈夫かい!?この子は!?」というハラハラは、やっぱり永遠に続くもんなんだね…^^;
でも、前だけを向いて、頑張れ大ちゃん★
コメント (5)
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