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心に映りゆくよしなしごと書きとめどころ

モルモン教会での盆踊り

2011-08-11 17:10:19 | よしなしごと
 一昨日のことです。
 夕方、いかにもアメリカ人の若者という二人連れがやって来ました。
 名乗らなくともすぐわかりました。この近くにあるモルモン教会の宣教師です。
 で、彼らは幾分ぎこちない日本語でいいます。
 「ワタシハモルモンキョカイノモノデス。アシタ、ワタシタチノニワデボンオドリシマス。キテクダサイ」

        
                昼間の会場 後がモルモン教会

 モルモン教と盆踊り?と不思議に思われるのは無理もありません。
 私の地区では町内ごとに小規模な盆踊りが行われるのですが、私の町内にはそうした広場らしい広場がありません。
 で、その盆踊りというのはここ何年かモルモン教会の庭で行われるのです。

        
                    踊りが始まった

 しかもそのモルモン教会というのが私の家から直線距離にして50m足らず、窓を開ければ毎日否が応でも見えるところなのです。
 そこから若い宣教師たちがヘルメットを被り、自転車で宣教に出かけます。
 それらもまた、毎日見慣れた風景なのです。

     
                 やぐら太鼓と裏方さん
      
       しっかり踊ってらっしゃい    歓談も楽しみのうち  
 
 しかし、今年のようにわざわざ盆踊りのお知らせをもって回ったのは初めてのようです。もちろんそれには無料英会話教室だとか協会行事の宣伝もついていましたが。

        
               休憩を挟んでおどりの再開
 
 ともかく、地域と密接でありたいという意志の表れでしょうね。
 キリスト教の中でも異端やカルト扱いされ(コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ・シリーズの初期のもの『緋色の研究』にもそうした記述があります)てきた彼らですが、かえって日本の無宗教性のようなものが幸いしているのかも知れません。

        
                 美脚集団の登場
 
 ところで、盆踊りの写真というものを初めて撮ったのですが、夜間で、しかも絶え間なく動いているものは難しいですね。
 だいたい盆踊りは、日本舞踊と違って、決めという静止の部分がなく絶えず動いていますからね。
 まあ、気分だけでも味わって下さい。

        
        わたしのわたしによるわたしのためのおどり それでいいのだ

 
コメント (6)
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