*写真は今日の散歩道で見かけたものです。
もう一週間もすれば立夏だというのに寒々しい毎日なのは、まだ私の体力が回復していないからだろうか。
それとも、あの大震災の悲惨さが私に刻みつけた痕跡のせいだろうか。
ハナミズキを裏側から
とりわけ、それに続く人災である原発事故に対して、あのくらいの放射能はかえって健康に良いとうそぶき、なおも原発推進を公言してはばからない御用学者の人間離れした感性に日々接触しているせいであろうか。
あるいは、大本営の情報を垂れ流すのみで記者クラブ根性にまみれ、自らの定見を持たない堕落しきったマス・メディアの報道に晒されているからだろうか。
美味しそうな絹さやえんどう
ソフトバンクの孫氏が、自らの寄付金の他にさらに10億を拠出して脱原発の機構の立ち上げを構想しても、それを伝えるマス・メディアはどこにもない。
ソフトバンクの広告宣伝費と、独占企業の電力会社の広告宣伝費とを秤にかけているからだ。転んでももとに戻る起き上がりこぶしでも、頭に銭を結びつけてやるとその方に倒れる。
こちらはカラスノエンドウ 成熟した実のさやで笛を作った
一方には人命がかかっているのだが、そんなことはお構いなしにともかくもはじめに原発ありきで、産業だの経済だのを声高にがなりたてる。
だれも産業や経済を潰せとはいっていない。より安全な代替えエネルギーを追求する中でそれらを維持しようといっているのみだ。その努力すら予め先回りして摘みとってしまおうとするのはなぜなのか。
びっしり花を付けた小型のサツキ
そこに既存のお金が回る仕組み(先に見た御用学者の企業依存も含んで)があるからだ。ようするにみんな頭に金を結び付けられた起き上がりこぶしなのだ。御用学者はそのお金の重力の作用で、脳みそまで傾いているに違いない。
だから新しいプランよりも既存のものにしがみつく。多くの人命よりも、自分の頭に結び付けられたお金のほうが重いのだ。
大根花のある風景
そうかと思うと、津波で荒廃し人が住めない土地に広大な記念公園を設置しようというトンチンカンなプランが出てくる。これと、それらの土地に太陽発電の一大基地を設けようとする先の孫氏のプランとどちらが優れているのかを検討することすらされない。
野アザミか
おお、寒い寒い。
津波によってあらわになった被災地の荒廃よりも、もっともっと荒れ果てて醜い光景が露呈している。
名残の花びら流る
自然に逃れようとするわけではないが、それらに接するとほっとする。
自然にお金を結びつけることは出来ないし、できてもおそらく自然はそちらへとはなびかないからだ。
もう一週間もすれば立夏だというのに寒々しい毎日なのは、まだ私の体力が回復していないからだろうか。
それとも、あの大震災の悲惨さが私に刻みつけた痕跡のせいだろうか。
ハナミズキを裏側から
とりわけ、それに続く人災である原発事故に対して、あのくらいの放射能はかえって健康に良いとうそぶき、なおも原発推進を公言してはばからない御用学者の人間離れした感性に日々接触しているせいであろうか。
あるいは、大本営の情報を垂れ流すのみで記者クラブ根性にまみれ、自らの定見を持たない堕落しきったマス・メディアの報道に晒されているからだろうか。
美味しそうな絹さやえんどう
ソフトバンクの孫氏が、自らの寄付金の他にさらに10億を拠出して脱原発の機構の立ち上げを構想しても、それを伝えるマス・メディアはどこにもない。
ソフトバンクの広告宣伝費と、独占企業の電力会社の広告宣伝費とを秤にかけているからだ。転んでももとに戻る起き上がりこぶしでも、頭に銭を結びつけてやるとその方に倒れる。
こちらはカラスノエンドウ 成熟した実のさやで笛を作った
一方には人命がかかっているのだが、そんなことはお構いなしにともかくもはじめに原発ありきで、産業だの経済だのを声高にがなりたてる。
だれも産業や経済を潰せとはいっていない。より安全な代替えエネルギーを追求する中でそれらを維持しようといっているのみだ。その努力すら予め先回りして摘みとってしまおうとするのはなぜなのか。
びっしり花を付けた小型のサツキ
そこに既存のお金が回る仕組み(先に見た御用学者の企業依存も含んで)があるからだ。ようするにみんな頭に金を結び付けられた起き上がりこぶしなのだ。御用学者はそのお金の重力の作用で、脳みそまで傾いているに違いない。
だから新しいプランよりも既存のものにしがみつく。多くの人命よりも、自分の頭に結び付けられたお金のほうが重いのだ。
大根花のある風景
そうかと思うと、津波で荒廃し人が住めない土地に広大な記念公園を設置しようというトンチンカンなプランが出てくる。これと、それらの土地に太陽発電の一大基地を設けようとする先の孫氏のプランとどちらが優れているのかを検討することすらされない。
野アザミか
おお、寒い寒い。
津波によってあらわになった被災地の荒廃よりも、もっともっと荒れ果てて醜い光景が露呈している。
名残の花びら流る
自然に逃れようとするわけではないが、それらに接するとほっとする。
自然にお金を結びつけることは出来ないし、できてもおそらく自然はそちらへとはなびかないからだ。