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今日はなにいろ?

CSI:科学捜査班~その1~

2016-04-10 15:34:17 | テレビ
今、season12まで観ています。
せっかくなので、忘れる前に感想、その他を記事に。
CSI:科学捜査班はアメリカのテレビドラマ。2000年に放送開始され、season15まで続いた。
製作総指揮はジェフリー・ブラッカイマー(主な映画作品、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ。「コン・エアー」「アルマゲドン」など)
ラスベガスを舞台に起こる難事件を科学捜査を駆使し、解決していくドラマ。
毎回残忍な手口の犯罪が登場。
腐敗した死体、バラバラ死体、ミイラ化した死体。暴行、レイプ、銃撃戦。女の死体は毎回のごとく。子供まで殺してしまう。犯人が子供、なんてことも多々ある。
のんびり飲食したりしながら観るドラマではない。
season12まで観ているとマンネリだなあと思うこともあるけど、このドラマの楽しいところはメンバーのそれぞれのストーリー。
みんな個性的な人たちで、それぞれのエピソードや物語が興味深く、楽しい。
そんなシリーズの中で、消えていった人たちが何人かいる。まずはその消えていったメンバーについて。


ギル・グリッソム
夜番主任 捜査官レベル3 昆虫学者
落ち着いた雰囲気で、口から出る文学の引用に知識の高さを思わせる。
この昆虫学と言うのが、鑑識に活かされるのかなあと思ったら、結構な頻度で活用されるわけです。
特にニック・ストークスがさらわれて地中に生きたまま埋められると言うショッキングな事件で、大活躍。
その他、死体に付いていた虫から死亡推定時期を割り出したり、場所を割り出したり、昆虫学者が捜査官と言うメリットが大いに活かされるわけです。

ギルは完璧なようで、実は一つ弱点が。
遺伝のせいで、難聴、将来は聴力を失う危機があると言うこと。
捜査官が聴力を失うということはその資格も失うこと。
特に、ハラハラさせられたのは裁判で、弁護側の戦略で弁護人が小声で彼に質問するというストーリー。
大勢の前で実は鑑識主任が難聴だということを明かされ、裁判にまで影響を及ぼすかも知れない大うピンチに。
だが、心得ている読唇術を巧みに使いそのピンチを乗り越える。
ただ、仲間のメンバーからも不審がられることも増え、これからどうするんだろうとやきもき。
結局手術することを決心し、手術は成功。こんなことなら早く手術をしておけばいいのに、と思わせた。
堅物のように見えて、けっこうやり手。事件で知り合った複数の女性と関係を持ったようだ。
SMの専門家は分かっていたが、聾唖学校の女性教師とも関係を持っていたとは驚き。
妻となったサラにその女性が二人のかつての関係をばらす回があって、複雑そうなサラの顔が印象的だった。
この回ではギルのお母さん、つまり姑が登場したけど、二人のギスギスした関係が露わになっていた(最後は心が通い合う様子もあったけど)

彼の辞任は予感はあったけど、実際、「辞める」と言うセリフには衝撃。
その後、サラと落ち合うシーンはロマンティックでなかなか良かったです。
ギルはseason9で退職。
彼の後釜はその後二人の俳優が演じるが、やはりギルを演じたウィリアム・ピーターセンが一番良かった。
このドラマが大ヒットしたのは彼の貢献度が大きかったと思う。
season13の回に登場するらしいので、そのことはまた観てから書こうと思う。


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