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今日はなにいろ?

ウェイワード・パインズ 出口のない街 season1 その2

2016-06-23 14:32:18 | テレビ
6話
ピルチャーはイーサンに全てを話す。
彼は自然の変化が人間のDNAに悪影響を及ぼすことを知り、寄付や出版の売り上げなどを使って「ウェイワード・パインズ」計画を進めていった。
2014年に眠りについたピルチャー、妹のパム、その他数人が2000年後一足先に目を覚ます。
彼の予想通り、いや、予想以上地球は悪化、生きている人類は「ウェイワード・パインズ」計画に加わっている人間だけだった。

ピルチャーは眠らせた人間たちをグループ分けし、最初のグループは目を覚ました時に本当のことを打ち明けたが、多くが絶望して自ら命を絶ってしまった。
今回目を覚ませたグループには真実を教えず、疑問を抱いたり逃げ出そうとした人間は処刑すると言うやり方を押し通していた。
が、なかなか状況が安定せず、…そこでイーサンを起こし、リーダーシップのある彼に街の統率を頼みたいのだ、とピルチャーは言う。
実際、今も何人かがこの街から脱出しようと試みている、それを阻止してほしいとも。

その頃、イーサンと昔からの知り合いだったケイトは夫と運送屋の男と何やら怪しい動きをしていた。

イーサンの妻、テレサは不動産屋で働くことになる。そこで開発されてない空き地があることを知る。

謎がすべて明らかになりました。
裏の裏があって、もしかしてピルチャーはもっと嘘をついているのかも?と言う疑問もちょこっとありますが。
それにしても未来は未来だとしても、2000年後、とは壮大な未来ですねー。
町全体の雰囲気は2000年頃なのに、そのギャップがなんとも。
しかも街の外にはうようよと怪物が住んでいて、人類はわずかとは。
一番の疑問はなぜ本当のことをみんなに言わないのか、ってことですね。
ピルチャーは最初、そうしたら、絶望して自殺した人間が出てきたって言い訳してましたが、そんなこと、あるんでしょうか。
メンタル低すぎでしょう、もっと前向きな人を誘拐して未来に連れてきたら良かったのに~…。


7話
イーサンは妻にピルチャーから聞いたことを教えますが、テレサは信用しません(確かにそうでしょう)
彼は車に爆弾が仕掛けられているのを気づき、反乱グループが活動開始していることを知ります。
塀に爆発物を仕掛けているケイトたちを発見したイーサンはケイトたちを留置場へ入れますが、爆弾は一つだけではないことに気づきます。

イーサンの息子、ベンはエイミーに夜、配達のトラックの乗って森まで行こうと、誘われ、トラックの荷台に乗り込みます。
オルゴールを見つけたエイミーはそれをさわります。直後大きな爆発が。

トラックが怪しいと後を付けていたイーサンは爆発したトラックにエイミーと自分の息子が倒れているのを見つけます…。

ピルチャーから話を聞く前のイーサンは、この街から逃げ出そうといろいろ試み、ケイトにもその誘いをしていたと思うのですが、その時のケイトは全然相手にしてませんでしたね。それなのに、急に反乱グループのリーダー的地位にあるとの展開。
何だかなー…


8話
ベンとエイミーは病院に運ばれる。
怪我はしたが、命に別状はない。

反逆者が活動出来るのは内部に裏切り者がいるからだと思ったピルチャーはパムに命じて、面談を行う。
その中の一人が自ら判断してテープを削除することもあると答え、パムは理解を示すが、ピルチャーはその男をとらえ、活動停止容器に入れてしまう。
兄の行動に歯止めが利かなくなってきたことを感じるパム。

反乱軍の一部がフェンスにトラックをぶつけて穴を開けた。
見事、外へ逃げることが出来た!と男が喝采を叫ぶ。
が、直後、謎の物体が彼を取り囲み、絶叫する男の声が響く…。

穴が開いてしまいましたねー。
街はどうなるんでしょうか。
いよいよ、話は大詰めです。


9話
急いで駆けつけたイーサンが、穴から侵入しかけたアビーをなんとか防ぎ、さらには穴もふさぎ、事なきを得ます。

反逆者が活動をやめないのは、イーサンが留置場に繋いでいるケイトたちを処刑しないからだと、学生の一部が騒ぎ始めます。
彼らは教師から洗脳され、自分たちは「ウェイワード・パインズ」を守る1期生と言う自負がありました。
彼らは保安官事務所に押し入り、捕まっていた反乱者たちを次々に処刑。ケイトに銃が向けられた時、イーサンが止めに入ります。

不動産屋で働くテレサは空き地のカギを見つけ、地下に潜り込みます。
そこにあったパソコンには過去の記録が残っていて、アビーに襲われる映像もありました。
遂に、テレサも夫の言っていたことが真実であることを知ります。

ケイトの公開処刑をするからと、住民全員を集めたイーサン。
彼はそこで、真実を住民に伝えます。

その様子を見ていたピルチャーは街の電源をすべて落とします。
塀に回されていた電気柵が解除され、大勢のアビーが一斉に侵入してきました…。

ピルチャーは救世主と思ってましたが、そうじゃないんですねー。
街をアビーに破壊させて、いったいどうしようと言うんでしょう。
最終回でどう決着をつけるんでしょうか。


10話
街に電源を戻すように詰め寄るパム。
が、ピルチャーはまたいちからやり直せばいい、と戻す気は全くない。しかも詰め寄るパムに警備員を呼び、彼女を連れ出し例の「機能停止装置」へ閉じ込めてしまう。

次々と襲い来るアビーに住民は襲われ、食い尽くされる。
何とか逃げ出した住民はイーサンと共に空き地にある地下へと逃げ込む。
その先にはエレベーターがあって、管理室へと通じているという。
順番にエレベーターに乗り込む住民たち。

一方、イーサンに襲撃を止められて、留置場にいた「一期生」たちは前から教えられていた「箱舟」へと逃げ込む。
そこには銃器や食料などが収められていた。

ケイトは管理室にいたピルチャーに電源を戻すように言うが、ピルチャーはそれを拒む。
その時、ピルチャーは銃弾に倒れる。
スタッフの一人から救い出されたパムが銃を握っていた。
戻される電源…。

地下にもアビーたちが襲ってきていた。
このままでは管理室まで侵入されてしまう。
イーサンは最後の住民が(息子などが)乗り込むと、自分は一人残り、用意してあった爆弾のスイッチを入れるのだった。

病室で目覚めるベン。
ベッドのそばには看護師になったエイミーが立っていた。
あれから3年数か月経っていると聞かされる。
イーサンは反逆者として恨まれ、事故当時生き残った人間と共にベンも機能停止装置に入れられ眠らされていたと言う。
街に出たベンが見たものは当時一期生だった学生が保安官として街を見回っている姿だった。
「予言者」としてまつられるように立つ銅像のピルチャーが…。
さらには「街を出るな」と言う看板を持たされた死体がつるされていた…。

うーん、なんという後味の悪い終わり方なんでしょうねえ。
まあ、映画にはよくこの手のエンディングあります。
それはそれで一つの”味”を持っているからいいと思うのですが、10話と言う長いお話を見た最後の最後がこれでは、ちょっと…。
これ、2時間くらいの映画にまとめた方が作品が生きたのでは?と思いました。
途中、中だるみっぽく感じるところもあったし。
season2が放送されるらしいですね。
確かにこれだけの舞台を作り上げたなら続編を作るのは難しくないだろうなと思います。


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