バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

がん生存率検索 新たなシステムを公開

2014年09月29日 | 医療 医薬 健康
 
 胃がんや肺がんなど、30種類以上のがんの生存率を年齢やがんの進行度ごとに検索できるシステムを運営する「全国がん(成人病)センター協議会」は、患者6万人のデータを新たに追加し、より精度の高い結果が得られるようにした新たなシステムをホームページ上で公開しました。NHK ニュース.,2014年9月29日9月29日

デング熱 遺伝子配列違うウイルス検出

2014年09月29日 | からだと遺伝子

東京の代々木公園周辺などを訪れた人たちに感染が相次いでいるデング熱で、今月、感染が確認された静岡県の男性から、今回の国内感染でこれまでに確認されたものとは違う遺伝子配列のウイルスが検出され、厚生労働省は、感染源が別の可能性が高いとして、詳しく調べています。NHKニュース 2014年9月29日

日本人進行非小細胞肺癌に抗PD-1抗体ニボルマブと化学療法の併用は有望な可能性

2014年09月29日 | 抗体 免疫 抗原 
癌Expertsニュース2014/9/29
横山勇生
 日本人進行非小細胞肺癌(NSCLC)に抗PD-1抗体ニボルマブと化学療法の併用は有望である可能性が明らかとなった。フェーズ1試験で忍容性が確認され、一部の患者で抗腫瘍効果が認められた。9月26日から30日までスペインマドリードで開催されている欧州臨床腫瘍学会(ESMO2014)で、国立がん研究センター中央病院の神田慎太郎氏によって発表された。日経メディカル 2014-09-29

富士フィルム、エボラ出血熱患者に「アビガン」提供

2014年09月29日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

富士フイルムは9月26日、グループの富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬「アビガン® 錠200mg」:一般名 ファビピラビル(favipiravir) が、エボラ出血熱に罹患した患者の治療のため、フランスの病院で投与されたと発表した。

フランス政府機関であるFrench National Agency for Medicines and Health Products Safety から富士フイルムに対して、エボラ出血熱ウイルスに感染したフランス人女性看護師の治療用としてアビガン錠の提供の依頼があり、日本政府と協議の上、緊急対応としてこれに応えた。化学業界の話題 knak (2014年9月27日

高齢がん患者と家族 大規模な対面調査へ

2014年09月29日 | 癌 ガン がん 腫瘍

高齢がん患者と家族 大規模な対面調査へ
国立がん研究センター東病院は、がん患者に占める高齢者の割合が7割に上り、介護に当たる家族も高齢者というケースが増えていることから、患者とその家族1000組への大規模な対面調査を行い、支援策を検討する取り組みを始めました。

日本人の死因の第1位を占めるがんは、現在、患者の7割を65歳以上の高齢者が占め、患者を自宅で介護する家族も高齢者というケースが増えています。NHKニュースweb.,2014年9月28日

幹細胞の分化誘導方法

2014年09月28日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2012-521401 出願日 : 2010年11月5日
公表番号 : 特許公表2013-509859 公表日 : 2013年3月21日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 笹井 芳樹 外1名

本発明は、無血清培地中で均一な幹細胞の凝集体を形成させる工程(1);及び基底膜標品の存在下で均一な幹細胞の凝集体を浮遊培養させる工程(2)を含む、幹細胞を神経前駆細胞へ分化誘導する方法を提供する。特許資料>>astamuse 2013



iPS細胞由来の神経細胞を用いた蛋白質ミスフォールディング病の診断方法

2014年09月28日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2012-540193 出願日 : 2011年3月3日
公表番号 : 特許公表2013-520960 公表日 : 2013年6月10日
出願人 : 国立大学法人京都大学 外1名 発明者 : 井上 治久 外4名

本発明は、iPS細胞由来の神経細胞を用いて蛋白質ミスフォールディング病の発症および発症リスクを検出する方法ならびに蛋白質ミスフォールディング病の発症年齢の予測方法を提供する。本発明はさらに、これらの方法に用いるキットを提供する。特許資料>>astamuse 2013



デング熱の免疫持った蚊1万匹放出 ブラジルで予防策

2014年09月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

 デング熱が毎年のように流行するブラジルで、デングウイルスを媒介しない蚊を自然界に増やすことで、人間への感染拡大を防ぐ新たな試みが始まった。ウイルスの免疫を持たせた計1万匹の蚊を放し、感染源の蚊と交配させる計画で、研究者は「画期的な予防法になる」と期待している。

 リオデジャネイロの研究所が24日、発表した。同研究所によると、蚊を「ボルバキア」と呼ばれる細菌に感染させると、体内でデングウイルスの増殖が抑えられ、人間への感染源にもならないことがわかった。この細菌に感染した蚊と別の蚊の間には、デングウイルスに免疫がある蚊しか生まれないため、将来的にデング熱の感染を抑制できる可能性があるという。 朝日新聞(Web版)2014年9月28日