バイオの故里から

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口腔レンサ球菌との共生を目指して:自然免疫の増強

2015年07月27日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒


科学研究補助金DB 研究課題番号:25670794
代表者:2013年度 高田 春比古

口腔常在菌叢の主体を成すレンサ球菌は各種糖類を発酵して乳酸等の有機酸を産生する。乳酸菌類を経口摂取して腸内細菌叢を改善して健康増進を目指すプロバイオテイクスが広く受け入れられている。近年、菌体成分をパターン認識する自然免疫系の解明が進み、腸内の「善玉菌」は自然免疫レセプター、即ちToll-loke rceptor(TLR)類やNOD-like receptor(NLR)類を介して自然免疫系を賦活して、健康を維持・増進しているとの説がある。そこで、口腔レンサ球菌の自然免疫増強作用を実証して、天然のプロバイオテイクス機能が期待されるこれらの菌との共生の概念を確立したいと考えた。

https://kaken.nii.ac.jp/d/p/25670794/2013/11/ja.ja.html


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