バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

生体親和性の高い人工血管

2014年11月15日 | 細胞と再生医療
国際出願番号 : PCT/JP2006/308293 国際出願日 : 2006年4月20日
国際公開番号 : WO2007/007452 国際公開日 : 2007年1月18日
出願人 : 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 発明者 : 古薗 勉 外6名
発明の名称 : 人工血管およびその製造方法

本発明は、生体由来の材料を用いることなく、かつ、人工血管内に血管内皮細胞が早期に増殖することが可能な生体親和性の高い人工血管を提供する。本発明の人工血管は、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂およびフッ素系樹脂の少なくとも1つの材料を含んでなる人工血管基材と生体親和性を有する生体親和性セラミックス粒子とが化学結合してなる人工血管の製造方法であって、人工血管基材に対して、加水分解処理を行って、若しくは、表面処理後、水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステルなどとグラフト重合させることで、当該人工血管基材表面に水酸基を生成する水酸基生成工程と、上記水酸基と化学結合可能な反応基および上記生体親和性セラミックス粒子と化学結合可能な反応性官能基を有するバインダーを上記人工血管基材が有する上記水酸基と反応させることにより、上記人工血管基材に反応性官能基を導入する反応性官能基導入工程と、上記反応性官能基と上記生体親和性セラミックス粒子とを反応させる直接反応工程とを含む方法によって製造される。特許資料>>astamuse WO 2007

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。