バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

自己免疫疾患に対する薬剤を同定するための、自己免疫疾患のモデルおよび方法

2010年03月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-523683 出願日 : 2002年8月21日
公表番号 : 特許公表2005-500854 公表日 : 2005年1月13日
出願人 : ノバルティス・フォルシュングスシュティフトゥング・ツヴァイクニーダーラッスング・フリードリッヒ・ミーシェー・インスティトゥート・フォー・バイオメディカル・リサーチ 発明者 : パトリック・ダニエル・マティアス 外1名

Aiolos遺伝子を欠失しているホモ接合型ノックアウトマウスは、自己免疫疾患である全身性エリテマトーデス(SLE)を罹患しているヒトと共通の多数の表現系を表すことが示されている。Aiolos-/-マウスを、OBF-1転写因子遺伝子を欠失しているホモ接合型ノックアウトマウスと交配させると、得られる二重ノックアウトマウスは、すべてのSLEの兆候を示さなかった。自己免疫疾患、たとえばSLEに有効な薬剤のスクリーニング方法が提供される。インビトロでの方法には、OBF-1のアンタゴニストのスクリーニング、OBF-1のoct-1またはoct-2への結合を阻害する薬剤のスクリーニング、Aiolosタンパク質のアゴニストまたはアンタゴニストのスクリーニング、およびAiolosの発現をアップレギュレートする、またはOBF-1の発現をダウンレギュレートする薬剤のスクリーニングが含まれる。ノックアウトマウスおよびノックアウトマウス由来のB細胞を使用するスクリーニング方法も開示されている。 明細書pdf >> かんたん特許検索

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。