バイオの故里から

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ヒト肝細胞様細胞およびその利用

2007年05月20日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-245200 出願日 : 2005年8月26日
公開番号 : 特許公開2006-254896 公開日 : 2006年9月28日
出願人 : 株式会社 エフェクター細胞研究所 外1名 発明者 : 落谷 孝広 外1名

発明の名称 : ヒト肝細胞様細胞およびその利用

【課題】従来のシステムの改変により、ヒト肝細胞の表現型にさらに近いヒト肝細胞様細胞を製造すること。また、該ヒト肝細胞様細胞およびその利用法の提供。
【解決手段】従来のシステムにおいて総培養期間を延長し、さらに培地中にデキサメタゾンを添加することにより、従来よりも、ヒト肝細胞に近い細胞形態を有するヒト肝細胞様細胞の製造方法。また、該細胞は、チトクロムP450(CYP)、多剤耐性関連蛋白質(MRP)および多剤耐性(MDR)蛋白質を含む初代正常ヒト培養肝細胞の形態学的特徴および機能的特徴の両方を示すことが判明した。該ヒト肝細胞様細胞を利用した、動物モデルを必要としない候補薬剤などの被検化合物の代謝や肝毒性の評価法、また、肝疾患治療剤、肝炎ウイルス感染阻害剤、ウイルス性肝炎治療剤のスクリーニング方法。

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