バイオの故里から

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カチオン性カルジオリピン類縁体及び他の脂質種を含むトランスフェクション剤

2012年07月03日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 : 特許出願2006-549412 出願日 : 2005年1月7日
公表番号 : 特許公表2007-524667 公表日 : 2007年8月30日
出願人 : ネオファーム,インコーポレイティド 発明者 : アーマッド,モギス ユー. 外11名
発明の名称 : 脂質組成物及びその使用

本発明はカチオン性カルジオリピン類縁体及び他の脂質種を含むトランスフェクション剤として使用するのに適する組成物を提供する。本発明の組成物は広範な種類のポリヌクレオチド種(例えばオリゴデオキシリボヌクレオチド、プラスミド、RNAi種等)のトランスフェクションを容易にすることができる。更にまた、本発明のトランスフェクション剤は一次細胞培養並びに形質転換細胞のトランスフェクションを促進する場合に有効である。更にまた、本発明のトランスフェクション剤はインビトロ及びインビボの両方において使用するのに適している。本発明の組成物は、例えば種々の活性剤の送達、皮膚科用及び化粧品の用途、及び農業用途のような別の用途も有している。本発明は更に本発明の組成物に細胞を接触させることにより細胞内への活性剤の導入方法を提供する。本発明は更に、活性剤が抗腫瘍薬である本発明の組成物を用いることによる、新生物細胞の成育を抑制する方法、および、新生物疾患に罹患した患者を治療する方法を提供する。本発明は更に(a)カチオン性リポソーム及びSiRNAiを含む組成物を細胞に投与することによりSiRNAiを細胞に進入させて細胞内の遺伝子発現を抑制させること、および(b)遺伝子の抑制を試験すること、を含む、遺伝子標的を確認するための方法を提供する。方法はまた蛍光/ルミネセントカチオン性カルジオリピン類縁体及びそのような類縁体を含む組成物を提供する。カチオン性カルジオリピン類縁体を用いることにより、本発明は動物内の脂質物質の遊走を追跡する方法を提供する。明細書 >> かんたん特許検索


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