バイオの故里から

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LIX1L高発現腫瘍細胞の増殖阻害方法、及び腫瘍細胞増殖抑制ペプチド

2017年03月21日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

出願番号 特願2015-511230
出願日 平成26年4月2日(2014.4.2)
国際出願番号 JP2014059780
国際公開番号 WO2014168064
国際出願日 平成26年4月2日(2014.4.2)
国際公開日 平成26年10月16日(2014.10.16)
優先権データ

特願2013-082272 (2013.4.10) JP
特願2013-173696 (2013.8.23) JP

発明者

中村 悟己
椙村 春彦

出願人

国立大学法人浜松医科大学

NEW
発明の概要 LIX1L遺伝子を高発現している腫瘍細胞に対して、LIX1L遺伝子の発現又は機能を抑制させることを特徴とする、LIX1L高発現腫瘍細胞の増殖阻害方法。
従来技術、競合技術の概要


現在、悪性腫瘍に用いる抗腫瘍剤は、代謝拮抗薬(Ara-C、メソトレキセート等)、植物アルカロイド(ビンクリスチン)、アルキル化剤(エンドキサン)、抗癌抗生物質(アドリアマイシン、イダルビシンマイトマイシン等)、白金製剤(シスプラチン)等、数多く知られている。中でも、ポリペプチド剤としては、ヒトインターフェロン-γポリペプチド(例えば、特許文献1参照。)や、ヒト腫瘍壊死因子(TNF)又はその変換体の一部からなるポリペプチド(例えば、特許文献2参照。)等が挙げられる。特に近年は、腫瘍特異性の高い分子標的治療薬(イマチニブ等)、モノクローナル抗体(リツキシマブ等)等が目覚ましい進歩を認め、治療効果も高くなってきている。しかしながら、イマチニブ等の抗腫瘍剤は、抗腫瘍効果スペクトルが狭く、腫瘍ごとに薬剤を選択しなければならないことに加えて、薬剤耐性の問題もある。このため、医療の場では常に、より有効で抗腫瘍効果スペクトルが広い薬剤が求められている。J-Store 国内特許コード P170013889

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