バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

次世代型DDS製剤としてのリポソームの可能性

2007年02月28日 | 創薬 生化学 薬理学
Potency of Liposomes as Drug Delivery System(DDS)Carriers in the New Generation
鈴木亮(帝京大学 薬学部 生物薬剤学教室 助手)
滝澤知子(帝京大学 薬学部 生物薬剤学教室 助手)
宇都口直樹(帝京大学 薬学部 生物薬剤学教室 助教授)
丸山一雄(帝京大学 薬学部 生物薬剤学教室 教授)

 リポソームは有用なドラッグデリバリーシステム(DDS)製剤として臨床応用されている。近年では,目的組織・細胞へのターゲティング機能を付与するリガンドや抗体により修飾したアクティブターゲティング型リポソームが次世代型DDS製剤として注目されている。これまでに筆者らは,アクティブターゲティング型リポソームを用いたがん細胞への薬物送達や樹状細胞への抗原送達技術を開発した。そこで本稿では,本リポソームのDDS製剤としての可能性について論ずる。月刊バイオインダストリー2007 > 2007年3月号
【目次】
1. はじめに
2. アクティブターゲティング型リポソームの設計
3. ターゲット分子の選択
4. 抗体・リガンドの選択と入手
5. 抗体修飾リポソーム(イムノリポソーム)によるアクティブターゲティング
6. リガンド修飾リポソームによるアクティブターゲティング
7. 抗原デリバリーツールとしてのイムノリポソームの応用
8. 今後の展望

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。