バイオの故里から

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キラー活性を増強したリンパ球

2007年01月22日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2000-146392 出願日 : 2000年5月18日
公開番号 : 特許公開2001-314183 公開日 : 2001年11月13日
出願人 : 科学技術振興事業団 発明者 : 海老名 卓三郎

発明の名称 : キラー活性を増強したリンパ球

【課題】 免疫調節剤(biological response modifiers:BRM)活性化キラー細胞(BAK細胞)免疫療法の効果をより高めることができる、キラー細胞の細胞障害性が高められた、BRMによって活性化されたキラー細胞を含むリンパ球やかかるリンパ球の製造方法を提供すること。
【解決手段】 末梢血から分取した単核細胞を固相化抗CD3抗体の存在下でインキュベーションした後、IL-2含有培地で培養し、次いでIL-2及びIFN-αで所定時間活性化処理する。所定時間の活性化処理として、1000単位/mlのIL-2と1000~2000単位/mlのIFN-αで約15分間の処理を行うことにより、ダウジ(Daudi)癌細胞に対する細胞障害活性が150溶解ユニット以上のリンパ球を得ることができる。

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