バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

オリゴヌクレオチド・マイクロアレイ解析による聴覚障害の遺伝子型決定

2016年10月26日 | からだと遺伝子
出願人: マードック チルドレンズ リサーチ インスティテュート
発明者: シーメリング カービー, ダール ヘンリック

出願 2004-552275 (2003/11/18) 公開 2006-506078 (2006/02/23)

【要約】病的状態に関連した遺伝子または標的核酸配列に関して被検者を遺伝子型決定するための方法であって、固体支持体に固定された対立遺伝子特異的なオリゴヌクレオチドを、同定可能なシグナルを与えることができるリポーター分子で直接もしくは間接的にラベルされた試験される被検者からのRNAまたはDNAの一本鎖形態と、固定された対立遺伝子特異的なオリゴヌクレオチドに正確に相補的な一本鎖RNAまたはDNAのハイブリダイゼーションを可能にするが、非相補的な一本鎖RNAまたはDNA分子のハイブリダイゼーションが実質的により少ないか、またはない条件下で接触させる工程と、次いで一本鎖RNAまたはDNA分子の遺伝的同一性の指標を提供して、被検者の遺伝子型を提供するリポーター分子の存在または不存在またはレベルについてスクリーニングする工程とを含む方法が提供される。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2006506078/

高効率肝臓がん検査キット、中国が開発に成功

2016年10月26日 | 医療 医薬 健康

人民網日本語版 2016年10月20日15:40

清華大学の羅永章氏が率いるチームが世界で初めて証明した腫瘍マーカー、熱ショックタンパク質「90α(Hsp90α)」が、国家食品薬品監督管理総局によって肝臓がんの検査・測定の臨床使用を認められた。専門家によると、「Hsp90α」は中国人科学者が定義付け臨床使用を認められた、世界初の高効率高スペクトル腫瘍マーカーで、肝臓がんの早期発見率は現在の方法の2倍以上に達する。人民日報が伝えた。
http://j.people.com.cn/n3/2016/1020/c95952-9130357.html

老化を止める?“卵子凍結”の真実

2016年10月26日 | 医療 医薬 健康

「いつかは産みたい」。「でも、いまは、仕事に打ち込みたい」。「まだ、パートナーがいない」。女性の社会進出が進む中、卵子の老化におびえる女性たちがいま、期待をよせているのが「卵子の凍結」です。卵子の時を止めて、“いつか”の出産に備えたいと考えているからです。健康な女性の卵子の凍結について、日本産科婦人科学会はリスクが高いなどとして「推奨しない」としています。しかし、産み時に悩む女性たちの間でひそかに広がっています。 NHKニュースweb.,2016年10月25日

免疫系ボツリヌス毒素血清型A活性アッセイに有用な細胞

2016年10月26日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願人: アラーガン、インコーポレイテッド ALLERGAN,INCORPORATEDn
発明者: バージット・ピー・エス・ジャッキー, ジョアン・ワン, ホン・チュ, ダイアン・ディ・ホッジズ, エスター・フェルナンデス−サラス

出願 2011-554258 (2010/03/12) 公開 2012-520083 (2012/09/06)

【要約】本明細書は、BoNT/A中毒感受性クローン細胞株、それらクローン細胞株の作出方法およびそれらクローン細胞株を用いたボツリヌス毒素血清型A活性の検出方法を開示する。明細書 ekouhou Text.,公開 2012-520083


バイオ人工近位尿細管システム及びその使用方法

2016年10月26日 | 細胞と再生医療
出願人: アドバンスト・テクノロジーズ・アンド・リジェネレイティブ・メディスン・エルエルシーgoogle_iconyahoo_icon, Advanced Technologies and Regenerative Medicine, LLC
発明者: カザネッキー・クリスチャン, コルター・デイビッド・シー, シャンツ・ヨハンナ, ホッペンザック・アンケ, ハンスマン・ヤン, ウォールズ・ハイケ

出願 2014-512171 (2012/05/25) 公開 2014-515270 (2014/06/30)

【要約】本出願の発明は、脱細胞化された生物学的マトリクスを調製し、その生物学的マトリクスに哺乳動物の腎由来細胞及び場合により哺乳動物の内皮細胞を播種することによって構築される、バイオ人工近位尿細管装置について開示する。本装置は、バイオリアクター培養を使用して静的に培養又は成熟させることにより、腎細胞を、機能する近位尿細管細胞に分化させることができる。本装置は、近位尿細管の機能を行うことが可能である。本出願はまた、近位尿細管装置の異なる製造方法についても述べる。本出願はまた更に、例えば尿細管細胞の輸送、各種の化合物の毒性作用又は医薬化合物のスクリーニングのインビトロでの研究のためのバイオ人工近位尿細管装置の使用方法についても述べる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2014515270/

組織修復および再生における腎臓由来細胞およびその使用方法

2016年10月26日 | 細胞と再生医療
出願人: エシコン・インコーポレイテッド, ETHICON, INCORPORATED
発明者: コルター・デイビッド・シー, セイダ・アグニースツカ, ブエンスセソ・チャリト・エス, ゴシーウスカ・アンナ

出願 2009-532404 (2007/10/11) 公開 2010-506563 (2010/03/04)

【要約】哺乳動物の腎組織から単離または精製された哺乳動物腎臓由来細胞集団を提供する。哺乳動物腎臓由来細胞集団を単離および精製するための方法を提供する。哺乳動物患者に、単離または精製された哺乳動物腎臓由来細胞集団を投与することにより、腎疾患を治療するための方法を提供する。明細書 ekouhou Text.,公開 2010-506563

ALK融合遺伝子陽性(ALK+)の転移性非小細胞肺がん(NSCLC)治療薬「ジカディア®」

2016年10月26日 | NEWSクリッピング
ノバルティスのALK融合遺伝子陽性(ALK+)の転移性非小細胞肺がん(NSCLC)治療薬「ジカディア®」、第II相試験において18カ月を超える無増悪生存期間を示す

2016年10月9日、スイス・バーゼル発 -ノバルティスは本日、化学療法後に最初のALK阻害剤として「ジカディア®」(一般名:セリチニブ)が投与された、未分化リンパ腫キナーゼ陽性(ALK+)非小細胞肺がん(NSCLC)患者さんにおいて、無増悪生存期間(PFS)の中央値が18.4カ月[95% CI:10.9~26.3;追跡調査期間中央値25.9カ月]であったことを示した、第II相試験(ASCEND-3)の最新データを発表しました1。この結果は、盲検下独立評価委員会(BIRC)によって測定され、コペンハーゲンで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)のオーラルセッションで発表されました。
バルティス(スイス・バーゼル)プレスリリース 2016年10月24日
http://www.novartis.co.jp/news/2016/pr20161024_02.html

繰り返す流産…習慣性流産(RSA) リスクとなる遺伝子変異を研究チームが発表

2016年10月26日 | NEWSクリッピング
アメバニュース 2016年10月24日

2016年10月19日、国際チームの研究によって習慣性流産(RSA)のリスクにある特定の遺伝子変異が変わっていることが判明したというニュースになりました。

この流産に関係する遺伝子は「FOXD1」と呼ばれるもので、実験用マウスで発見され、習慣性流産の症状のある女性で遺伝子変異を調べ、この遺伝子に変異がみられる女性は習慣性流産のリスクが統計的に高いことが分かったということです。
http://news.ameba.jp/20161024-642/

生薬「甘草」のゲノム解読に成功

2016年10月26日 | 医療 医薬 健康


報道発表資料 2016年10月24日

理化学研究所 千葉大学 高知大学 大阪大学

生薬「甘草」のゲノム解読に成功
-重要生薬の原料の安定供給と有用遺伝子の探索に貢献-

理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター統合メタボロミクス研究グループの斉藤和季グループディレクター(千葉大学大学院薬学研究院教授)、セルロース生産研究チームの持田恵一チームリーダー、統合ゲノム情報研究ユニットの櫻井哲也ユニットリーダー(高知大学総合科学系複合領域科学部門准教授)、大阪大学大学院工学研究科の村中俊哉教授、關(せき)光准教授らの共同研究グループは、漢方などに使われる重要生薬「甘草(カンゾウ)」の全ゲノム解読を行い、推定されているゲノムサイズの94.5%に相当するゲノム情報を得ることに成功しました。

http://www.riken.jp/pr/press/2016/20161024_1/

蛍光増感型物質によるウイルス、微生物を検出する方法

2016年10月26日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 特願2015-041883
公開番号 特開2016-158587
出願日 平成27年3月4日(2015.3.4)
公開日 平成28年9月5日(2016.9.5)
発明者

幡野 健
村松 洋亮
古川 剛
松岡 浩司

出願人

国立大学法人埼玉大学

多くのウイルスや細菌による感染症は、重篤な病態を引き起こすことも少なくないため、感染予防や感染後の治療は、常に重要な臨床的課題となっている。感染病原体の中でも、とりわけ危険度の高いインフルエンザウイルス、SARS、ノロウイルス、デングウイルス、病原性大腸菌157などに対する予防及び治療上の対策は、早急に対応すべき重要課題の一つである。
その一方で、どのような微生物感染が生じているのかを早急に突き止めることも、早期治療を行う上では非常に重要なことである。 J-Store >>国内特許コード P160013394