バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

創薬開発に向けて

2016年10月21日 | 癌 ガン がん 腫瘍


創薬開発に向けて

日本の研究.com >>プレスリリース 掲載日:2016.10.21
沖縄科学技術大学院大学


がんは治療が困難な疾病として知られています。様々ながんが存在し、それぞれの種類に特化した治療が必要となりますが、がん細胞は増殖のたびに次々に変化してしまうため、効果的な新薬を継続して開発する必要があります。この度、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の柳田充弘教授率いるG0細胞ユニットの中沢宜彦博士による研究で、効果的な薬剤を容易に発見できる可能性が出てきました。本研究はGenes to Cells誌に掲載されました。

https://research-er.jp/articles/view/51500

視覚情報処理を行うための最小の機能単位構造が大脳に存在することを解明

2016年10月21日 | 医療 医薬 健康

日本の研究.com >>プレスリリース 掲載日:2016.10.21
東京大学 九州大学 日本医療研究開発機構

九州大学大学院医学研究院・東京大学大学院医学系研究科の大木研一教授、東京大学大学院医学系研究科の根東覚助教の研究グループは、視覚情報処理を行うための機能的単位構造がマウスの大脳に存在するかどうかを調べました。大脳は、複雑でかつ大量の情報を逐次処理していますが、これらの情報を素早く正確に行うためにヒトや高等哺乳類には、マクロコラムと呼ばれる単位構造が存在しています。マウスもヒトと同じように物を見ていると考えられますが、マウスの視覚に関係する大脳には同様なマクロコラムがないことが分かっていました。今回の研究では、高速かつ3次元に2光子カルシウムイメージングが可能な顕微鏡を開発し、生きたマウスの脳から視覚応答を計測しました。その結果、マウスの脳には方位選択性と呼ばれる視覚情報に対して、高等哺乳類に見られるコラムよりも小さな「ミニコラム」が存在することを発見しました。「ミニコラム」は最小の機能単位構造と考えられ、哺乳類に共通な視覚情報処理のメカニズムの解明につながることが期待されます。
https://research-er.jp/articles/view/51507

筋ジストロフィー症の原因となる糖鎖構造を解明

2016年10月21日 | 医療 医薬 健康
日本の研究.com 記事一覧プレスリリース

東京都健康長寿医療センターの遠藤玉夫副所長、萬谷博研究副部長、理化学研究所の山口芳樹チームリーダ ーらの共同研究グループは、先天性筋ジストロフィー症の原因遺伝子(TMEM5)の機能を解明し、発症に関わる糖鎖の構造を明らかにしました。この研究成果は、今後の病態解明や治療法の開発に大きく貢献するものと期待されます。本研究は、米国生化学会誌「The Journal of Biological Chemistry」に掲載されるのに先立ち、オンライン版(10月12日付)に掲載されました。
https://research-er.jp/articles/view/51508

化血研にまた行政処分、日本脳炎ワクチンでも不正製造 厚労省「製造販売許可取り消しも」

2016年10月21日 | NEWSクリッピング

 厚生労働省は4日、国の承認とは違う方法で日本脳炎ワクチンを製造していたとして、化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)に医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づく新たな行政処分を下した。化血研は別のワクチンや血液製剤で不正製造を行い、今年1月に110日間の業務停止命令を受けていた。

 厚労省によると、化血研は日本脳炎ワクチンの原材料を製造する工程で、ウイルスの毒性などを失わせる不活化処理を行わなかった。平成23年1月の承認時から同様の工程だったとみられ、年間数十万本を出荷。ただ製品を製造する全体工程で不活化処理をしており、安全上の問題はないという。産経 SankeiBiz.2016.10.4

細胞給排・捕捉装置及び細胞給排・捕捉方法

2016年10月21日 | 細胞と再生医療
出願人: 富士通株式会社
発明者: 陽奥 幸宏, 安藤 護俊

出願 2004-284756 (2004/09/29) 公開 2006-094783 (2006/04/13)

【要約】【課題】 細胞給排・捕捉装置及び細胞給排・捕捉方法に関し、多量の細胞を短時間で保持し、保持後に保持されていた細胞を効率的に回収する。【解決手段】 細胞懸濁液2を供給する細胞供給機構1、細胞を含まない液体4を供給する送液機構3、細胞懸濁液2及び液体4を流す流路6と細胞懸濁液2中の細胞を捕捉する貫通孔7を備えた捕捉チップ5、捕捉チップ5に接続されて貫通孔7からの吸引量を制御する吸引機構8、貫通孔7で捕捉されなかった不要な細胞を回収する不要細胞回収機構9、及び、捕捉細胞を回収する捕捉細胞回収機構10とを少なくとも設ける。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2006094783/

オートファジー促進する遺伝子の働き 新たに解明

2016年10月21日 | 医療 医薬 健康
オートファジー促進する遺伝子の働き 新たに解明

4時15分

東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんが、その仕組みを解明し、ことしのノーベル医学・生理学賞を受賞することになった、細胞内部のリサイクルのメカニズム「オートファジー」について、東京大学のグループが、リサイクルを効率的に行う7つの遺伝子の働きを新たに解明したと発表しました。NHKニュースweb.,2016年10月21日

がん患者も子どももてる可能性を 学会が指針案

2016年10月21日 | 医療 医薬 健康

若くしてがんになった患者の中には抗がん剤などの治療のため不妊になり子どもをもてなくなった人が多数います。日本がん治療学会は、がん治療を受けても子どもをもてる可能性を残せるようにしようと乳がんや子宮頸がん、それに小児がんなど8つのタイプのがんについて、卵子の凍結保存や生殖機能を残すための手術法など具体的な対策を盛り込んだ初めてのガイドライン案をまとめました。今後のがん治療と妊娠の在り方を大きく変えそうです。NHKニュースweb.,2016年10月21日