バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

幹細胞の研究に成果、西遊記の「分身の術」が現実に?

2016年04月19日 | 医療機器 検査機器

 不思議な力を持つ孫悟空はピンチになると、毛を抜きこれをふっと吹くことで、ちょこまか動き回る小さな孫悟空の群れに変化させる。西遊記のこのシーンは、将来的に「神話」ではなくなるかもしれない。青島農業大学生殖科学研究院の沈偉教授が率いるチームは8年間の研究により、実験室内で人の皮膚由来の幹細胞の体外分化に成功し、半数体生殖細胞のサンプル細胞を生成した。これは皮膚由来の幹細胞が体外培養条件下で、生殖細胞に分化する潜在能力を持つことを意味している。沈氏は、「これは将来的に人の幹細胞を利用し、体外培養により、受精に用いる精子もしくは卵子に分化させられる可能性を意味する」と話した。科技日報が伝えた。人民網日本語版 2016年04月14日

初性交渉の年齢、遺伝子が影響 研究

2016年04月19日 | 医療機器 検査機器
AFP=時事 4月19日(火)9時55分配信

キスをする男女。仏パリで(2016年3月15日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】人間の遺伝子が、性交渉を初めて経験する年齢を決めるのに一役買っている──遺伝子の予想外な役割が、38万人以上を対象としたDNA研究で明らかになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160419-00000006-jij_afp-int


オムロン、血圧測定で新技術 手首装着で1拍ごと精密に

2016年04月19日 | 医療機器 検査機器

 オムロンヘルスケア(京都府向日市)は18日、手首に機器を装着するだけで心臓の1拍ごとの血圧を測定する技術を開発したと発表した。これまでは大型機器を使う必要があったが、オムロンは独自のセンサー技術を開発、1拍ごとの血圧測定を簡素化した。2017年以降にモニターを募集して臨床研究を行う。産経SankeiBiz.,2016.4.19

スポーツ界が今、アミノ酸に注目するワケ

2016年04月19日 | 健康・栄養機能性成分
実業団陸上部のヘッドコーチが「実感」 
スポーツ界が今、アミノ酸に注目するワケ

スポーツの世界で「アミノ酸」の存在感が高まっている。今や水分補給と同じくらい重要なものとして研究が進んでおり、トレーニングなどに取り入れている人も増えている。

実業団の陸上部ヘッドコーチとして、就任後わずか1年強でニューイヤー駅伝出場へと導いた田中正直さん(39)も、アミノ酸の力を実感している一人だ。田中さんに、「アミノ酸とスポーツ界」の現況を聞いた。 J-Castニュース 2016/3/28

加齢黄斑変性の発症に関与する遺伝子を発見:九大グループ

2016年04月19日 | からだと遺伝子
医療・医学ニュース

網膜の中心部にある黄斑は「ものを見る」機能の中心的な役割を果たしていますが、この黄斑の異常で視力が低下する「加齢黄斑変性」の発症に関係する遺伝子を、九州大の研究グループが発見、研究成果を米科学誌「ネイチャー・ジェネティクス(電子版)」に公開しました。

この遺伝子が特定のタイプだと、発症のリスクが約1.4倍も高まるとのこと。研究グループは「今回発見された遺伝子を調べれば、加齢黄斑変性の発症リスクを事前に把握できるため、病気の早期の発見・予防が期待できる」としています。

加齢黄斑変性は50歳以上に多く見られる病気で、視野の中心が暗く見えたり、ゆがんで見えたりします。厚生労働省によると、日本では成人の失明原因の4位、またアメリカでは1位となっています。
http://medical-today.seesaa.net/article/227692758.html

理研らが肝臓がん300例の全ゲノムを解読 新しい治療法開発に期待

2016年04月19日 | 医療 医薬 健康

エコノミックニュース 4月18日

 日本では、年間約4万人が肝臓がんと診断され、3万人以上が亡くなっている。特に、アジアで発症頻度が高く、主な原因は肝炎ウイルスの持続感染である。B型(HBV)やC型肝炎ウイルス(HCV)の感染に伴う慢性肝炎から、肝硬変を経て、高い確率で肝臓がんを発症。治療法にはさまざまな方法があるが、その効果は十分ではなく、ゲノム情報に基づく発がん分子メカニズムの解明と新たな治療法や予防法の開発が求められている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160418-00000009-economic-sci