バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

標的分子との優先的結合を利用する酵素プロドラッグ治療(ADEPT)の構築

2016年04月16日 | 創薬 生化学 薬理学

CAB分子
出願人: ジェネンコー・インターナショナル・インク
発明者: フォックス、ジュディス・エイ, ハーディング、フィオナ・エイ, シェレンバーガー、ヴォルカ-

出願 2006-544020 (2004/12/10) 公開 2007-516709 (2007/06/28)

【要約】【課題】伝統的な治療用分子は、肝臓あるいは他の除去機構により循環から除去されるまで、患者の体内を自由に循環する。その様な標的を定めない分子はその薬理学的影響を広範囲に無差別に及ぼし、深刻な副作用を引き起こす。効果的な投与と有害な又は致命的でさえある投与量の差が小さい場合は、ガン細胞を殺すための高度に有毒性を持つ化学治療薬剤においては問題は特に深刻である。【解決手段】本発明はCAB分子、癌胎児性抗原(CEA)を対象とする標的分子との優先的結合を利用する酵素プロドラッグ治療(ADEPT)の構築、及びその診断及び治療における使用に関する。化合物の多くは、治療すべき組織の特定の標的分子を優先的に結合することにより特定の組織を標的にする。標的に優先的に作用することにより効果的な投与と有害な投与の差は大きくなり、成功する治療処方が策定でき、副作用の発生を減らすことができる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2007516709/

抗菌作用を有するポリペプチド

2016年04月16日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸

抗菌作用を有するポリペプチド、およびそのポリペプチドをコードするポリヌクレオチド
出願人: ノボザイムス アクティーゼルスカブ
発明者: ビン,イェスパー, セグラ,ドロテア ラベントス, ホエゲンハウク,ハンス-ヘンリク クリステンセン, ミギン,ペル ホルセ, タブレオ,オリビエール

出願 2008-514121 (2006/06/02) 公開 2008-545425 (2008/12/18)

【要約】本発明は、抗菌作用を有する単離されたポリペプチド、およびポリペプチドをコードする単離されたポリヌクレオチドに関する。さらに本発明は、ポリヌクレオチドを含む核酸構成物、ベクター、および宿主細胞、並びにポリペプチドの生成および使用するための方法に関する。e-kouhou 特許公開・明細書

環状核酸の単離方法

2016年04月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
環状核酸の単離方法
出願人: アイシン精機株式会社, 独立行政法人理化学研究所
発明者: 重森 康司, 美川 務, 井上 仁

出願 2008-130895 (2008/05/19) 公開 2009-278871 (2009/12/03)

【要約】【課題】簡便かつ迅速に、生体由来の核酸含有試料から、他の形状の核酸からは区別して環状核酸を選択的かつ優先的に単離できる技術の確立。【解決手段】核酸含有試料から環状核酸を単離する方法であって、一本鎖DNA結合タンパク質のアミノ酸配列に対して、1以上のアミノ酸の欠失、置換、付加及び挿入の少なくとも一つからなる改変が生じている改変部位を有するアミノ酸配列を有し、かつ、鎖置換ポリメラーゼを用いた等温増幅反応系において鋳型核酸の増幅効率の向上に寄与し得る機能を発現する改変型一本鎖DNA結合タンパク質の存在下で、前記核酸含有試料に対して鎖置換ポリメラーゼを用いた核酸の等温増幅反応を実行して環状核酸を増幅する工程を含む、核酸含有試料から環状核酸を単離する方法。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2009278871/



パーキンソン病の運動合併症または精神症状を改善する薬剤

2016年04月16日 | 加齢 老化制御
出願人: アスビオファーマ株式会社
発明者: 谷 吉弘, 小山 誠

出願 JP2008072105 (2008/11/28) 公開 WO2009069828 (2009/06/04)

【要約】式(I):で表される化合物、その薬理学的に許容される塩又は水和物を含有するパーキンソン病のレボドパ治療に伴う運動合併症を改善し、レボドパ治療に伴う運動合併症の発症を遅延させ、パーキンソン病の症状の進行を抑制又は遅延させる薬剤が提供される。式(I)の化合物は、セロトニン1A受容体パーシャルアゴニスト作用を有すると共に、ドーパミンD2受容体に対してはアンタゴニスト作用を有さず、ドーパミンD3受容体に対してアゴニスト作用を有し、レボドパ反復投与に伴う運動合併症に対して改善及び発症の遅延効果を有し、更に、進行期パーキンソン病患者において、随伴する精神症状に対しても有効である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2009069828/

神経細胞機能の維持、その消失の防止又は回復のためのデプレニル化合部を利用した器具

2016年04月16日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
神経細胞機能の維持、その消失の防止又は回復のためのデプレニル化合部を利用した器具
出願人: ザ ユニバーシティ オブ トロント イノベーション ファウンデーション
発明者: タットン ウィリアム ジー., グリーンウッド キャロル イー.

出願 2008-166510 (2008/06/25) 公開 2008-260782 (2008/10/30)

【要約】【課題】動物の損傷した神経細胞を救助する。【解決手段】本発明は、患者の損傷した神経細胞を救助するためのデプレニル化合物の利用と、患者の損傷した神経細胞を救助するために有用なデプレニル化合物を含んだ器具とに関するものである。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2008260782/



ペプチド凝集体

2016年04月16日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
出願人: エピックス ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド
発明者: エリソン, ジェフリー ジェイ.

出願 2004-526054 (2003/08/06) 公開 2005-534697 (2005/11/17)

【要約】金属結合部分および/または標的結合部分と必要に応じて結合する集合ペプチドを含むペプチド凝集体が開示される。このような凝集体を磁気共鳴画像法に使用する方法が、さらに開示される。本発明の、2つ以上の集合ペプチドを含むペプチド凝集体において、これらの集合ペプチドのうちの少なくとも1つは、金属結合部分を含む。ある実施形態において、これらの集合ペプチドのうちの少なくとも1つは、標的に対する親和性を有する標的結合部分を含む。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2005534697/

腫瘍の治療のための薬剤活性物質として使用されるプロリン誘導体

2016年04月16日 | 医療 医薬 健康
出願人: サラマ,ゾーセル,ベー.
発明者: サラマ,ゾーセル,ベー.

出願 2005-512148 (2003/12/18) 公開 2007-523829 (2007/08/23)

【要約】【課題】 本発明はプロリン誘導体およびそれらの塩、該誘導体を含有する医薬用薬剤、および腫瘍を治療するための該医薬用薬剤の使用に関する。本発明はまた該化合物ならびに医薬用薬剤を生産するための方法に関する。e-kouhou 特許公開・明細書





細胞の均一な播種が可能な、繊維状タンパク質材料を得る手法

2016年04月16日 | 細胞と再生医療
発明の概要 細胞が高密度に包埋され、細胞外基質成分を任意に細胞と接触、3次元的形態の制御、ハイドロゲル除去後の組織形状維持、組織内で細胞の効率的な増殖と細胞間相互作用の形成及び、組織内部への細胞の均一な播種が可能な、繊維状タンパク質材料を得る手法を提供する。本発明に係る繊維状タンパク質材料作成方法は、アルギン酸ナトリウム及びタンパク質が溶解した第一の水溶液を導入する入口と、ゲル化剤水溶液を導入する入口と、入口に接続される入口流路と、入口流路が合流する合流流路と、合流流路の下流に存在する出口を有する流路構造に対し、第一の水溶液及びゲル化剤水溶液を流路構造に連続的に導入し、流路構造の内部において、第一の水溶液を連続的にゲル化してハイドロゲルを形成し、流路構造の外部あるいは内部において、ハイドロゲルに含まれるタンパク質を化学的に架橋し、ハイドロゲルに含まれるアルギン酸を除去する。 外国特許コード F160008702

脱分化脂肪細胞の製造方法

2016年04月16日 | 細胞と再生医療
出願人:日本大学

出願国 世界知的所有権機関(WIPO)
国際出願番号 2015JP068658 国際出願日 平成27年6月29日(2015.6.29)
国際公開番号 WO 2016013352 国際公開日 平成28年1月28日(2016.1.28)
優先権データ:特願2014-149676 (2014.7.23) JP

発明の概要 高効率に脂肪組織から成熟脂肪細胞を単離し、該成熟脂肪細胞より脱分化脂肪細胞を製造する方法の提供を課題とする。 次のAの工程を含む、脱分化脂肪細胞の製造方法を提供する。 A.脂肪組織を0.02w/v%のコラゲナーゼで処理することにより、成熟脂肪細胞を単離する工程
http://jstore.jst.go.jp/foreignPatentDetail.html?foreign_id=8716

カルシウム指示遺伝子

2016年04月16日 | 医療 医薬 健康
CALCIUM REPORTER GENE
出願人:JAPAN SCIENCE AND TECHNOLOGY AGENCY

発明の概要 蛍光特性及びカルシウム反応性に優れるカルシウム指示タンパクとして、カルシウムカルモジュリン依存性タンパク質キナーゼキナーゼのカルモジュリン結合配列(ckkap配列)をコードするヌクレオチド及びカルモジュリンのカルシウム結合配列(CaM配列)をコードするヌクレオチドの一方のヌクレオチドが蛍光タンパクをコードするヌクレオチドの5'末端側に、他方のヌクレオチドが前記蛍光タンパクをコードするヌクレオチドの3'末端側に結合されているDNAを提供する。このDNAによってコードされるカルシウム指示タンパクは、カルシウムが結合したCaM配列に対する結合ドメインとしてckkap配列を有することにより、従来のカルシウム指示タンパクに比して優れた蛍光特性及びカルシウム反応性を発揮する。 J-Store >>外国特許コード F160008719