バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

走化性細胞が応答範囲を拡張するメカニズム

2016年04月07日 | 生命科学 生物誌
理化学研究所 > 2016年4月7日の記事 > プレスリリース

走化性細胞が応答範囲を拡張するメカニズム -生物が環境適応する仕組みの一端を解明-
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理化学研究所(理研)生命システム研究センター細胞シグナル動態研究グループの上田昌宏グループディレクター(大阪大学大学院生命機能研究科 教授(研究当時:理学研究科))らの研究チーム※は、「走化性」における応答範囲を調節する因子「Gip1」を発見しました。この因子は、三量体Gタンパク質[1]の細胞内局在制御というこれまで知られていなかったメカニズムで、走化性の応答範囲を拡張していることが分かりました。
https://research-er.jp/articles/view/45270


関節炎惹起性IgGのシアル酸修飾は、コラーゲン誘発性関節炎の抑制機能を付与する

2016年04月07日 | 炎症 抗炎症薬
日本の研究> 2016年4月6日の記事 > プレスリリース

名古屋大学大学院医学系研究科(研究科長・橋雅英)分子細胞化学・機能分子制御学分野の大海雄介(おおうみゆうすけ)特任助教は、名古屋大学医学部附属病院整形外科の高橋伸典(たかはしのぶのり)病院講師、国立感染症研究所免疫部の高橋宜聖(たかはしよしまさ)室長、大阪大学免疫学フロンティア研究センターの黒崎知博(くろさきともひろ)教授、横浜市立大学生命医科学研究科の川崎ナナ(かわさきなな)教授、東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センターの山本一彦(やまもとかずひこ)教授・センター長、大阪大学大学院医学系研究科呼吸器・免疫アレルギー内科熊ノ郷淳(くまのごうあつし)教授、中部大学生命健康学部の古川鋼一(ふるかわこういち)教授等の共同研究により、関節リウマチに認められる自己抗体(IgG)上の糖鎖を改変する事により、リウマチ症状を抑制できることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/45225

GlaxoSmithKline、低所得国で医薬品の特許申請せず 

2016年04月07日 | 海外情報

GlaxoSmithKline (GSK) のCEOのSir Andrew Witty はこのたび、貧困国で医薬品を手に入れやすくするため、特許を申請しない方針を明らかにした。

これにより、他の企業が特許を心配せずにこれらの地域でGSK の医薬品を製造販売し、民衆が手に入れやすくなるのを望むとしている。
アフリカがもっとも恩恵を受けることを望んでいる。化学業界の話題.,knak (2016年4月 7日

Pfizer とAllergan、合併計画断念

2016年04月07日 | 医療 医薬 健康

Pfizer は4月6日、Allerganとの合併を両社の合意で中止すると発表した。

米財務省が4月4日、税率の低い国へ本社を移転する税逃れ行為「インバージョン」をめぐり追加措置を発表したが、これが合併契約書に規定している「不利な税制変更」に該当すると看做した。

Pfizer はAllergan に対し、取引に関する費用の補償として150 百万ドルを支払う。

PfizerはAllergan買収を通じて本社を税率の低いアイルランドに移す考えだったが、米国の新たな税制では本社移転による恩恵がなくなる。 化学業界の話題.,knak 2016年4月 7日

糖尿病人口:世界で4億2200万人 80年比4倍 WHO推計

2016年04月07日 | NEWSクリッピング

毎日新聞2016年4月7日 東京夕刊

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は6日、2014年の世界の糖尿病人口(18歳以上)が推定4億2200万人に達し、1980年の同1億800万人から34年間で約4倍に増えたとの報告書を発表した。

 低中所得国でも増加傾向にあり、経済成長に伴う過体重や肥満の増加が背景にあると分析。適切な食事や運動の奨励など肥満防止に向けた一層の対策を各国に促した。
http://mainichi.jp/articles/20160407/dde/041/040/040000c


がん末期の余命、在宅・入院で差なく…筑波大と神戸大の研究チーム

2016年04月07日 | 癌 ガン がん 腫瘍

読売新聞(ヨミドクター) 4月6日(水)12時10分配信

 がん末期の痛みを和らげるなどの緩和ケアを受ける患者の生存期間は、医療体制が充実していれば入院と在宅でほとんど差のないことが分かったと、筑波大と神戸大の研究チームが発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160406-00010000-yomidr-sctch


減り続ける献血可能人口、「足りない血液」を補う人工血液の研究進む

2016年04月07日 | NEWSクリッピング

THE PAGE 4月6日(水)18時13分配信

人工血液を手に持つ中央大学理工学部応用化学科の小松晃之教授

 もし、大ケガをして手術が必要なとき、病院から「輸血用の血液がない」と言われたらと考えるとゾッとする。輸血用血液の不足する量は増加傾向にあるとされ、けっして絵空事ではないが、赤血球の機能を持つ人工血液の開発を進めている研究者がいる。中央大学理工学部応用化学科の小松晃之教授だ。人間用だけでなく動物用の研究も進めており、共同開発企業との検討などを経て実用化を目指している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160406-00000008-wordleaf-sctch


ハーボニー:著効率100%のC型肝炎治療薬

2016年04月07日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

北村 正樹(東京慈恵会医科大学附属病院薬剤部)

 2015年9月1日、抗ウイルス薬レジパスビル/ソホスブビル(商品名ハーボニー配合錠)が発売された。適応は「セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」で、1日1回1錠を12週間経口投与する。

 日本は、C型肝炎ウイルス(HCV)を主原因とする肝臓癌の発生率が最も高い国の一つと言われている。日本におけるHCVの推定持続感染者数は190万~230万人で、うちジェノタイプ1は約7割を占めると報告されている。日経メディカル 2015/9/19


新薬10成分16品目の薬価収載が中医協で了承 C型肝炎治療配合剤ハーボニーの薬価は1錠8万円

2015/8/26

内海 真希=日経ドラッグインフォメーション
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201508/543551.html