バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

癌組織を正常母組織へ回帰させる核酸医薬開発

2013年11月09日 | 癌 ガン がん 腫瘍
 癌細胞が正常細胞になることを発見した。
 特に未分化型肝癌に1種類のマイクロRNAを導入するだけで、幹性誘導を通して癌形質を失わせることを発見した。未分化や低分化だけなく高分化型肝癌も、他の癌腫も多能性マーカーOct4陽性、NANOG陽性(下図)、P53陽性の未分化な正常組織(発生母組織)に昔戻りさせることで悪性形質を喪失させる。J-Store >>Technical eye


臨床・環境利用に向けた簡便・迅速な遺伝子検出技術の開発

2013年11月09日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 近年、DNAマイクロアレイを用いた遺伝子検出が盛んであり、臨床や環境の現場での「その場」計測のニーズが高まっている。しかし、従来技術の煩雑さがボトルネックとなっていた。
 そこで、従来必要だった測定対象遺伝子への蛍光標識を行うことなく、簡便・迅速に「ありのままの状態」での遺伝子検出を可能とする新規計測技術を、省電力化・省スペース化に適した電気化学的手法に基づき開発した。
 さらに、複数の遺伝子の同時検出が可能な348 chのマルチセンサアレイチップとしてデバイス化した。本技術により、簡便迅速な遺伝子検出が可能となり、誰もが遺伝子診断を臨床・環境利用可能な一次スクリーニング用デバイスの実現が期待できる。J-Store >>Technical eye


甲殻類急性ウイルス血症に対するDNAワクチン

2013年11月09日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2007-2558 出願日 : 2007年1月10日
公開番号 : 特許公開2008-169131 公開日 : 2008年7月24日
出願人 : 国立大学法人 宮崎大学 発明者 : 酒井 正博 外1名

【課題】甲殻類急性ウイルス血症の予防に有効なワクチンの提供。
【解決手段】ホワイトスポットシンドロームウイルス(WSSV)の構造タンパク質遺伝子を含むpTargeTTMベクターを含有する、甲殻類急性ウイルス血症予防用のDNAワクチン。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


抗β-グルクロニダーゼ抗体及びその用途

2013年11月09日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2012-41601 出願日 : 2012年2月28日
公開番号 : 特許公開2013-177337 公開日 : 2013年9月9日
出願人 : 国立大学法人九州大学 外1名 発明者 : 宮本 敬久 外2名

【課題】大腸菌に由来するβ-グルクロニダーゼとの親和性及び特異性が極めて高い、抗β-GUS抗体等を提供する。
【解決手段】本発明に係る抗体は、β-グルクロニダーゼに対する抗体であって、抗原抗体反応を利用した抗原検出法(ELISA法や表面プラズモン共鳴法)に用いたときに100 ppbのβ-グルクロニダーゼを検出可能とする抗体である。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB


出願番号 : 特許出願2012-41599 出願日 : 2012年2月28日
公開番号 : 特許公開2013-177335 公開日 : 2013年9月9日
出願人 : 国立大学法人九州大学 外1名 発明者 : 宮本 敬久 外2名
発明の名称 : 抗β-グルクロニダーゼ抗体及びその用途

【課題】大腸菌に由来するβ-グルクロニダーゼとの親和性及び特異性が極めて高い、抗β-GUS抗体等を提供する。
【解決手段】本発明に係る抗体は、β-グルクロニダーゼに対する抗体であって、抗原抗体反応を利用した抗原検出法(ELISA法や表面プラズモン共鳴法)に用いたときに100 ppbのβ-グルクロニダーゼを検出可能とする抗体である。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

一般用医薬品のネット販売規制

2013年11月09日 | ビジネス 政策
政府は11月6日、市販薬(一般用医薬品)の99.8%の品目のインターネット販売を解禁する一方、安全性に懸念がある28品目は販売を禁止したり、制限したりする方針を発表した。

約1万1千品目ある市販薬のほとんどはネット販売を認めるが、エフゲン(殺菌消毒薬)など劇薬5品目は禁止、リアップX5(発毛剤)など市販後間もない23品目は、原則3年間かけて安全性を確認できればネット販売を認めるというもの。

政府は今国会に薬事法改正案を提出し、来春実施を目指す。化学業界の話題knak (2013年11月 8日