バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

手術失敗のほうが病院は儲かる? 米調査

2013年04月18日 | NEWSクリッピング
患者が合併症を起こさずに退院するよりも、手術に失敗したほうが病院は大幅に儲かるため、米国の病院は治療の改善意欲に欠けているとする研究報告が16日、米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)に発表された。

 米国の手術代は毎年推計4000億ドル(約39兆円)。うち民間保険で手術を受ける患者では、手術が成功した場合よりも合併症を起こした場合のほうが病院側の利益率は330%増となっていた。またメディケア(高齢者・障害者向け医療保険制度)がカバーする患者の場合も、合併症を起こしたほうが病院側の利益率は190%増となっていた。APF BB News.,2013年04月18日

白血病再発の主原因「白血病幹細胞」を標的とした低分子化合物を同定

2013年04月18日 | 医療 医薬 健康

独立行政法人理化学研究所
白血病再発の主原因「白血病幹細胞」を標的とした低分子化合物を同定
-急性骨髄性白血病に対する生体内での効果をマウスで確認-
この記事を分かりやすく解説した「60秒でわかるプレスリリース」もぜひご覧ください。
理研・報道発表 2013年4月18日

ポイント
白血病幹細胞が発現する分子を狙った低分子化合物の効果を白血病ヒト化マウスで確認
従来の抗がん剤が効きにくいFlt3遺伝子異常を持った悪性度の高い症例に有効
低分子化合物の単剤投与により患者由来の白血病幹細胞と白血病細胞をほぼ死滅