バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新型インフル流行5段階で対策 政府が行動計画案

2013年04月16日 | NEWSクリッピング
 政府は16日、新型インフルエンザ対策特別措置法に基づき、流行の状況を5段階に分けて必要な対策をとるとする「政府行動計画」の案をまとめた。中国で広がるH7N9型鳥インフルエンザが人間に強い感染力を示すようになった場合などの危機管理の要となる。
 一般からの意見募集をへて5月下旬から6月上旬に計画を決定する。
 行動計画は流行の状況を、発生前の準備をする「未発生期」のほか、「海外発生期」「国内発生早期」「国内感染期」「小康期」と5段階に分け、必要に応じて緊急事態宣言を発して外出自粛要請ができるなどとした。共同通信47News.,2013/04/16




iPS細胞で難病研究 慶大や東大など治療薬開発へ

2013年04月16日 | 創薬 生化学 薬理学
 iPS細胞を使って難病や希少疾患の治療法を探る研究が国内の大学で加速している。慶応義塾大学は心臓病患者のiPS細胞から心筋細胞を作製、不整脈の副作用を起こさない薬の開発に取り組む。東京大学は血液がん患者のiPS細胞を作り、治療薬を効率的に見つけ出す研究に力を入れる。効果的な薬が乏しい難病患者にとって光明を見いだせる可能性がある。日本経済新聞(Web版)2013-04-16



生物の行動を精度良く制御することが可能な生物模倣体

2013年04月16日 | 医のかたち(教育 政策 行政)
出願番号 : 特許出願2011-98597 出願日 : 2011年4月26日
公開番号 : 特許公開2012-228207 公開日 : 2012年11月22日
出願人 : 国立大学法人浜松医科大学 外1名 発明者 : 針山 孝彦 外1名
発明の名称 : 生物模倣体

【課題】周囲の色との間のコントラストを十分に確保でき、生物の行動を精度良く制御することが可能な生物模倣体を提供する。
【解決手段】ブロック共重合体が形成するミクロ相分離構造5によって構造発色する構造発色体3は、対象となる生物に対して誘引色或いは忌避色となる波長の光を例えば70%を超える反射率で反射させることができる。このため、構造発色体3を用いた生物模倣体1では、誘引色や忌避色の彩度が通常の色剤と比較して格段に高く、昼間であっても発光しているかのような鮮明さを有することとなる。したがって、生物模倣体1では、周囲の色とのコントラストを十分に確保でき、生物の行動を精度良く制御することが可能となる。また、生物模倣体1では、上記の構造発色体3を用いてタマムシの体全体を規範としているので、タマムシの習性を利用した行動制御を実現できる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)