バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ウサギiPS細胞の樹立に世界で初めて成功

2010年08月12日 | 細胞と再生医療
-再生医療研究に向け「ヒト型」の新細胞材料を提案-
◇ポイント◇
ウサギ成体の肝臓と胃の細胞に「山中因子」を導入し、ヒト型iPS細胞を樹立
iPS細胞は、培養を進めることでES細胞に近づくが、完全に一致しないことが判明
ウサギの「ヒト型」iPS細胞を用いて、より安全で確実な再生医療研究を確立
理研・プレスリリース 平成22年8月6日

ヒトES細胞とiPS細胞の培養を困難にする細胞死の原因を解明

2010年08月12日 | 医薬工学 製剤 DDS
-細胞培養の効率と臨床応用への安全性の向上に貢献-
ヒトES細胞などを分散培養すると99%が細胞死を起こし、細胞数を著しく損なうことがその一つです。分散培養は大量培養や遺伝子導入など高度な培養に必要な技術です。マウスES細胞など通常の培養細胞では、このような細胞死は見られないため、ヒトES細胞などに特有の現象が起きていることが考えられました。理研・プレスリリース 平成22年8月7日

癌抑制因子およびその用途

2010年08月12日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2008-96639 出願日 : 2008年4月2日
公開番号 : 特許公開2009-249304 公開日 : 2009年10月29日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 発明者 : 菅野 純夫 外1名

【課題】乳癌分子標的治療の新規ターゲット分子を同定し、該標的分子の発現や機能を制御することによる乳癌の新規治療手段を提供すること、並びに、該標的分子を用いた癌治療薬のスクリーニング法を提供すること。
【解決手段】BCG01蛋白質またはその部分ペプチド、あるいはそれをコードする塩基配列を含む核酸を含有してなる、癌(特に乳癌)の治療・予防(癌の進展/浸潤・転移の抑制)剤。BCG01蛋白質を産生する細胞に被験物質を接触させ、該蛋白質の発現もしくは活性を増強する物質を選択することを特徴とする、癌(特に乳癌)の治療・予防(癌の進展/浸潤・転移の抑制)物質のスクリーニング方法。 明細書 >> asta muse

MDM2とMDMXの細胞増殖阻害剤

2010年08月12日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2008-282181 出願日 : 2008年10月31日
公開番号 : 特許公開2010-105992 公開日 : 2010年5月13日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 外2名 発明者 : 田仲 昭子 外6名
発明の名称 : 細胞増殖阻害剤

【課題】MDM2とMDMXの細胞増殖阻害剤を提供。
【解決手段】下記一般式で表される化合物:


(I)R1~R6は、水素、アルキル基等、R7とR8は、水素等、R9は、水素等、Xは、-NH-等である。 明細書 >> asta muse

活性窒素測定用試薬

2010年08月12日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2008-311221 出願日 : 2008年12月5日
公開番号 : 特許公開2010-133858 公開日 : 2010年6月17日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 発明者 : 長野 哲雄 外2名

【課題】細胞内活性窒素種を測定する試薬。
【解決手段】一般式(I):


〔R1及びR2はベンゼン環上の隣接した位置に置換するアミノ基;R3及びR4はハロゲン原子;R5及びR6は水素原子、アシル基、又はアシルオキシC1-6アルキル基;R7及びR8は-(CH2)p-N(R9)(R10)(式中、pは1ないし4の整数、R9及びR10は-(CH2)n-COOH(式中、nは1ないし4の整数)で表される基)〕で表される化合物、その塩、又はそのエステル。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

癌の診断薬及び治療薬

2010年08月12日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願番号 : 特許出願2007-68053 出願日 : 2007年3月16日
公開番号 : 特許公開2010-133705 公開日 : 2010年6月17日
出願人 : 株式会社ペルセウスプロテオミクス 外1名 発明者 : 油谷 浩幸 外2名

【課題】癌において特異的に発現するタンパク質を見出し、これを標的とすることによる癌の新規な診断方法、診断キットおよび治療薬の提供する。
【解決手段】HNTを含有する癌、好ましくは肺癌、腎臓癌、大腸癌、膵臓癌からなる群より選択される癌に対する抗HNT抗体を含有する診断薬及び治療薬を提供するものである。また、被験者から採取された試料に抗HNT抗体を反応させ、あるいは被験者に抗HNT抗体を投与して、HNTタンパク質を検出することを特徴とする癌の診断方法。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

ホスホエノールピルビン酸:糖ホスホトランスフェラーゼ系タンパク質をコードする

2010年08月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-121127 出願日 : 2007年5月1日
公開番号 : 特許公開2007-244391 公開日 : 2007年9月27日
出願人 : ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : ポムペユス,マルクス 外6名
発明の名称 : コリネバクテリウム-グルタミカム遺伝子をコードするストレス、耐性および寛容性タンパク質

【課題】ファインケミカルを生産するために使用される微生物の識別、バクテリアにおけるファインケミカル生産調整、バクテリアの分類または識別、ゲノムマップ作成のための参照点としての使用、および形質転換の標識として使用されるC.グルタミカム遺伝子をコードするストレス、耐性および慣用タンパク質の提供。
【解決手段】単離された核酸分子、指示されたSRT核酸であって、コリネバクテリウム-グルタミカム由来の新規SRTタンパク質をコードする。また、そのアンチセンス核酸分子、SRT核酸分子を含む組み換え発現ベクター、および発現ベクターが導入される宿主細胞。さらに単離されたSRTタンパク質、突然変異させられたSRTタンパク質、融合タンパク質、抗原性ペプチド、およびC.グルタミカムからの、この生物のSRT遺伝子の遺伝子操作に基づく所望の化合物の製造を改善するための方法。e-kouhou 特許公開・明細書

[書評]思考する豚(ライアル・ワトソン著・福岡伸一訳)

2010年08月12日 | 医薬工学 製剤 DDS
 ライアル・ワトソン(Lyall Watson)氏が亡くなったのは2008年6月25日。一週間後、追悼記事がテレグラフに載っていた(参照)。69歳だった。私は一時期彼の著作をよく読んだ。集大成と言えるのは「生命潮流―来たるべきものの予感」(参照)だろうが、今アマゾン読者評でも偽科学といった糾弾が目に付く。極東ブログ 2010-05-08

上部消化管疾患の予防および/または治療剤

2010年08月12日 | 医薬工学 製剤 DDS

出願番号 : 特許出願平9-51979 出願日 : 1997年3月6日
公開番号 : 特許公開平10-251162 公開日 : 1998年9月22日
出願人 : 三菱化学株式会社 発明者 : 木下 芳一 外1名

【課題】 上部消化管疾患の予防および/または治療剤の提供。
【解決手段】 肝実質細胞増殖因子および胃酸分泌抑制剤、例えば、抗コリン剤、プロトンポンプ阻害剤またはヒスタミン2受容体阻害剤からなる上部消化管疾患の予防および/または治療剤。
【効果】 本発明の薬剤は、経口投与可能であり、食道潰瘍、胃潰瘍および十二指腸潰瘍等の潰瘍性疾患、慢性および/または急性の食道炎、胃炎および十二指腸炎等の上部消化管疾患の予防および/または治療剤として有用である。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB