バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

2’位にアルキル型保護基を有するリボ核酸の製造法

2010年08月20日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2009-67468 出願日 : 2009年3月19日
公開番号 : 特許公開2009-256335 公開日 : 2009年11月5日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 外1名 発明者 : 山田 浩平 外2名

【課題】リボ核酸の3’位と5’位の水酸基が保護されていない状態、あるいは5’位水酸基のみが保護されている状態で、2’位水酸基に選択的にかつ効率良く短工程で2-シアノエトキシメチル(CEM)基などのアルキル型保護基を導入する方法を提供する。
【解決手段】リボ核酸をアリールボロン酸存在下で調製した式[I]で表されるリボ核酸のボロン酸エステル体を、ルイス塩基および銀化合物の存在下、式[III]で表されるアルキル化剤と反応させ、式[II]で表される2’位水酸基にアルキル型保護基が導入されたリボ核酸を製造する。

(式中、BASEは保護基を有していてもよい核酸塩基を示し、R1は水素原子または水酸基の保護基を示し、R2はアルキル基を示し、Xは脱離基示し、Arはアリール基を示す。)  ekouhou 特許公開・明細書全文

抗癌剤タキソール感受性固形癌細胞の判定方法

2010年08月20日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-50284 出願日 : 2004年2月25日
公開番号 : 特許公開2005-237253 公開日 : 2005年9月8日
出願人 : 財団法人癌研究会 発明者 : 矢守 隆夫 外1名

【目的】 抗癌剤タキソール(Taxol)に対する感受性固形癌細胞を簡便かつ高精度に判定することのできる方法を提供する。
【構成】 固形癌細胞のcyclin B1遺伝子発現を測定し、タキソール非感受性固形癌細胞よりもcyclin B1遺伝子発現の多い細胞をタキソール感受性細胞と判定する。明細書pdf >> かんたん特許検索

癌研と全薬工業、期待のPI3キナーゼ阻害剤の同定に成功 2007年にも臨床試験入り

2010年08月20日 | 医薬工学 製剤 DDS
 財団法人癌研究会と全薬工業の研究グループは、経口で毒性が低く、効果のあるPI3キナーゼ阻害剤ZSTK474の同定に成功した。PI3キナーゼは発がんやがんの生存、増殖、転移などに重要な役割を果たしていることから、抗がん剤の有力な標的とされている。しかし、経口で有望な化合物は今まで報告されていなかった。従来と機構の異なる全く新しい抗がん剤になる可能性があるという。NMonline.,2005.09.14

PI3キナーゼ阻害剤の効果判定方法

2010年08月20日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-218234 出願日 : 2007年8月24日
公開番号 : 特許公開2009-50183 公開日 : 2009年3月12日
出願人 : 財団法人癌研究会 発明者 : 明石 哲行 外2名

【課題】ホスファチジルイノシトール3(PI3)キナーゼ阻害剤の効果を判定するための新規なバイオマーカーを同定し、薬剤投与した患者に対するPI3キナーゼ阻害剤の効果を早期段階で確度高く判定する。
【解決手段】被験者から単離された試料中における4E-BP1のリン酸化を、PI3キナーゼ阻害剤の投与前後について比較解析することにより、当該被験者に対する前記PI3キナーゼ阻害剤の効果を判定する。 ekouhou 特許公開・明細書全文

出願番号 : 特許出願2007-218225 出願日 : 2007年8月24日
公開番号 : 特許公開2008-73035 公開日 : 2008年4月3日
出願人 : 財団法人癌研究会 発明者 : 旦 慎吾 外1名

発明の名称 : PI3キナーゼ阻害剤の効果判定法

【課題】ホスファチジルイノシトール3(PI3)キナーゼ阻害剤の効果を判定するための新規なマーカー遺伝子を同定し、PI3キナーゼ阻害剤の臨床効果を投薬開始後すみやかに判定する方法を提供する。
【解決手段】PI3キナーゼ阻害剤投与前後の被験者から採取された試料について、10遺伝子あるいは前記遺伝子産物の発現量を解析することにより、当該被験者に対するPI3キナーゼ阻害剤の効果を判定する。あるいは、上記遺伝子に加えて、1又は2以上の遺伝子あるいは前記遺伝子産物の発現量を解析する。 e-kouhou 特許公開・明細書

出願番号 : 特許出願2006-221146 出願日 : 2006年8月14日
公開番号 : 特許公開2008-45976 公開日 : 2008年2月28日
出願人 : 財団法人癌研究会 発明者 : 明石 哲行 外2名

発明の名称 : PI3キナーゼ阻害剤に対する感受性予測方法

【課題】ホスファチジルイノシトール3(PI3)キナーゼ阻害剤の感受性を予測するための新規なバイオマーカーを同定し、被験者のPI3キナーゼ阻害剤感受性をin vitroで簡便に予測する方法を提供する。
【解決手段】被験者におけるRibosomal protein P2のリン酸化状態の異なる各分子種の発現量を解析することにより、当該被験者のPI3キナーゼ阻害剤感受性を予測する。 e-kouhou 特許公開・明細書

RNAi創薬を目指したRNAデリバリー技術の開発

2010年08月20日 | 創薬 生化学 薬理学
2008年度 研究実績報告書
代表者:大槻 高史
 細胞膜透過性ペプチド(CPP)融合型RNA結合蛋白質(RBP)と、そのRBPの認識RNA配列につながったsiRNAを組み合わせて細胞内に導入する方法を開発した。研究代表者らはCPP-RBP型のRNAキャリアとしてTatU1Aを用いる方法を最初に開発したが、このキャリアでは細胞質への導入効率が低い。CPP-RBP/RNA複合体を細胞に混ぜるだけで効率よく細胞質へRNAを導入できる方法の開発を目指した。 科学研究補助金DB 研究課題番号:20015032

ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチド含有薬剤

2010年08月20日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-14833 出願日 : 2003年1月23日
公開番号 : 特許公開2004-224730 公開日 : 2004年8月12日
出願人 : 学校法人日本大学 発明者 : 中山 智祥

【課題】CD36遺伝子の発現を誘導しCD36を活性化することという新たな作用機序に基づいてCD36欠損症、特に心筋症に対する治療効果をもたらす。
【解決手段】ヒト心房性ナトリウム利尿ペプチドからなるCD36活性化剤又はCD36欠損症治療用薬剤。

単球株化細胞の培養方法及び該方法に利用する栄養液

2010年08月20日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-324735 出願日 : 2005年11月9日
公開番号 : 特許公開2007-129932 公開日 : 2007年5月31日
出願人 : 学校法人日本大学 発明者 : 門井 克幸

【課題】ヒトを含む生物由来単球株化細胞の培養方法を提供する。
【解決手段】本発明は、単球株化細胞の培養方法であって、(a)生物の細胞を準備する工程と、(b)培養用栄養液中にて前記細胞を培養する工程とを含み、前記栄養液が、フラクトース及びマンノースを含む、培養方法を提供する。本発明に係る培養方法では、前記栄養液は、ガラクトースと、熱失活させたウシ胎児血清とをさらに含む。明細書pdf >> かんたん特許検索