バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

未承認薬:一部で承認前でも保険適用を認める方針…厚労省

2010年08月23日 | 医薬工学 製剤 DDS
 厚生労働省は23日、海外では広く使われているのに日本では承認が遅れている一部の未承認薬について、承認前でも保険適用を認める方針を決めた。現行は国内での使用が承認されていない薬に保険は適用されず、使用する場合は全額自己負担しなければならない。同省は26日の中央社会保険医療協議会で了承を得たうえで新方針を導入する考えで、患者の経済的負担が軽減される見通しだ。毎日新聞(web版)2010-08-23

葉緑体を切断するリング、撮影に成功

2010年08月23日 | 生命科学 生物誌
 植物の細胞内にある葉緑体が増殖するときに現れる「リング状物質」を、立教大学の研究チームが電子顕微鏡で撮影することに成功した。
 輪ゴムのようなこのリングが葉緑体に巻きつき、小さくなりながら葉緑体を二つにちぎるという。読売新聞(web版) 2010-08-21

▼立教大学・新領域創成科学研究科・先端生命科学専攻の博士課程2年吉田大和 (植物生存システム分野所属)が、「第21回独創性を拓く 先端技術大賞」において「特別賞」を受賞しました。 
http://www.k.u-tokyo.ac.jp/news/20070711sentanjusyou2007.html

卵膜由来細胞の細胞外マトリクスを用いた多能性幹細胞の培養方法

2010年08月23日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2009-197239 出願日 : 2009年8月27日
公開番号 : 特許公開2010-166901 公開日 : 2010年8月5日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 外1名 発明者 : 笹井 芳樹 外3名

【課題】安全で且つ効率の良い多能性幹細胞の維持培養や樹立を可能とする方法、及び当該方法を開発あるいは実施するための手段等の提供。
【解決手段】脱落膜由来細胞又は該細胞由来の細胞外マトリクスの存在下で多能性幹細胞を培養することを特徴とする、多能性幹細胞の培養方法;脱落膜由来細胞又は該細胞由来の細胞外マトリクスを含有してなる多能性幹細胞の培養剤等。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

エボラ熱、発症抑制は可能 米陸軍の研究所が実験で成功

2010年08月23日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 アフリカで時折流行する致死性のエボラ出血熱の対処法を研究している米陸軍感染症医学研究所は、民間企業の遺伝子治療技術を応用した2種類の治験薬の実験で、エボラウイルスに感染したサルのうち60%の発症を抑えることに成功し、22日付米医学誌ネイチャーメディシン電子版に発表した。MSN産経ニュース 2010.8.23