バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

トレハロースからなる気道杯細胞過形成抑制剤

2009年07月27日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2008-126631 出願日 : 2008年5月14日
公開番号 : 特許公開2009-1548 公開日 : 2009年1月8日
出願人 : 第一三共ヘルスケア株式会社 発明者 : 鳥住 保博 外1名
発明の名称 : トレハロースからなる気道杯細胞過形成抑制剤。

【課題】優れた気道杯細胞過形成抑制剤を提供すること。
【解決手段】トレハロースからなる気道杯細胞過形成抑制剤。
明細書 >>かんたん特許検索PDF

肺がんの原因遺伝子を発見

2009年07月27日 | 創薬 生化学 薬理学
(高精度の診断法と新たな治療戦略が可能に)
本研究チームは、喫煙者に生じた肺がんのがん細胞内に存在するmRNAを抽出し、がんの原因遺伝子を探索しました。その結果、細胞の骨格たんぱく質を作るEML4と、細胞内のたんぱく質をリン酸化によって修飾する酵素(キナーゼ))の一種を作るALKという、異なる2種類の遺伝子が融合する異常によって生じた、新しいがん遺伝子『EML4-ALK』の発見に成功しました。科学技術振興機構報 第411号

EML4-ALK融合遺伝子

2009年07月27日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2009-35918 出願日 : 2009年2月18日
公開番号 : 特許公開2009-100783 公開日 : 2009年5月14日
出願人 : アステラス製薬株式会社 外1名 発明者 : 間野 博行 外4名

発明の名称 : EML4-ALK融合遺伝子

【課題】肺がんの新たな原因遺伝子を解明し、これにより、当該遺伝子、その検出方法及びそのためのキット、癌治療剤のスクリーニング方法、並びに医薬組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】癌患者の一部に存在している融合遺伝子が癌の原因遺伝子であることを見出し、当該遺伝子及びそれによりコードされる蛋白質の検出方法を構築した。前記蛋白質を用いた前記蛋白質抑制剤(即ち前記融合遺伝子陽性の癌治療剤)スクリーニング方法を構築した。前記蛋白質抑制剤が抗腫瘍効果を示すことを明らかにした。これらにより、スクリーニングツールとして有用な新規融合遺伝子、融合蛋白質、スクリーニング方法、並びに前記融合遺伝子陽性の癌治療用医薬組成物を提供した。また、前記融合遺伝子陽性の癌を検出するのに有用な検出方法を提供して本発明を完成させた。 明細書 >> バイオ塾情報創庫DB


出願番号 : 特許出願2007-265917 出願日 : 2007年10月11日
公開番号 : 特許公開2008-295444 公開日 : 2008年12月11日
出願人 : アステラス製薬株式会社 外1名 発明者 : 間野 博行 外4名

発明の名称 : EML4-ALK融合遺伝子

【課題】肺がんの新たな原因遺伝子を解明し、これにより、当該遺伝子、その検出方法及びそのためのキット、癌治療剤のスクリーニング方法、並びに医薬組成物を提供することを課題とする。
【解決手段】癌患者の一部に存在している融合遺伝子が癌の原因遺伝子であることを見出し、当該遺伝子及びそれによりコードされる蛋白質の検出方法を構築した。前記蛋白質を用いた前記蛋白質抑制剤(即ち前記融合遺伝子陽性の癌治療剤)スクリーニング方法を構築した。前記蛋白質抑制剤が抗腫瘍効果を示すことを明らかにした。これらにより、スクリーニングツールとして有用な新規融合遺伝子、融合蛋白質、スクリーニング方法、並びに前記融合遺伝子陽性の癌治療用医薬組成物を提供した。また、前記融合遺伝子陽性の癌を検出するのに有用な検出方法を提供して本発明を完成させた。明細書 >> バイオ塾情報創庫DB

成人T細胞白血病予防治療剤

2009年07月27日 | 抗体 免疫 抗原 
国際出願番号 : PCT/JP2006/311336 国際出願日 : 2006年6月6日
国際公開番号 : WO2006/132251 国際公開日 : 2006年12月14日
出願人 : 間野 博行 外2名 発明者 : 間野 博行 外3名

本発明は、NK4、NK4をコードするDNA又は抗HGF抗体等のMET受容体阻害物質を含有することを特徴とする成人T細胞白血病予防治療剤を提供する。本発明の剤は、成人T細胞白血病の病気進行機構であるHGF-MET系の活性化を阻害し、ヒトT細胞白血病ウイルスI型がT細胞に感染することにより引きおこされる白血病である成人T細胞白血病の予防治療に有用である。 明細書(PDF) >> PatentScorp

T細胞系列特異的なサイレンサー活性を有するヌクレオチド及びその利用

2009年07月27日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2007-341378 出願日 : 2007年12月28日
公開番号 : 特許公開2009-159864 公開日 : 2009年7月23日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 谷内 一郎

【課題】CD4+ヘルパーT細胞系列における事象の解明に有効な、CD4+ヘルパーT細胞特異的な発現システムを提供する。
【解決手段】Th-POK遺伝子のシス制御領域に由来し、ヘルパーT細胞系列特異的発現を調節するためのヌクレオチドであって、真核細胞においてサイレンサー活性を有するヌクレオチド、前記ヌクレオチドならびにプロモーター又はプロモーター及びエンハンサーを含む発現ベクター、前記発現ベクターを導入してなる形質転換体、前記発現ベクターを導入してなるトランスジェニック非ヒト動物、前記発現ベクター又は形質転換体又は非ヒト動物を用いることを特徴とする、ヘルパーT細胞の機能調節剤をスクリーニングする方法。 J-Store >> 特許コード P09P006280

非ヒトES動物の新規作成方法

2009年07月27日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2008-89 出願日 : 2008年1月4日
公開番号 : 特許公開2009-159878 公開日 : 2009年7月23日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 大田 浩 外3名

【課題】4倍体胚をホストとする非ヒトES動物の作成方法において、効率的に非ヒトES動物を得る方法を開発する。
【解決手段】本発明は、非ヒトES動物を作成する方法であって、3個または4個の4倍体胚にES細胞を移入してキメラ胚を作成し、次いでキメラ胚を偽妊娠非ヒト動物に移植することを含む方法を提供する。 J-Store >> 特許コード P09P006282

癌の免疫療法

2009年07月27日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-84695 出願日 : 2005年3月23日
公開番号 : 特許公開2006-265155 公開日 : 2006年10月5日
出願人 : リンク・ジェノミクス株式会社 発明者 : 竹田 和由 外1名

発明の名称 : 癌の免疫療法

【課題】 従来よりも高い治療効果を奏する癌治療法を提供すること。
【解決手段】 本発明は、TNF関連細胞死誘導因子とリンパ球活性化因子とを組み合わせてなる癌治療剤を提供する。 e-kouhou 特許公開・明細書

GasderminBを標的とした癌診断および創薬

2009年07月27日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-249236 出願日 : 2004年8月27日
公開番号 : 特許公開2006-61108 公開日 : 2006年3月9日
出願人 : 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 発明者 : 城石 俊彦 外1名

【課題】GSDMBおよびGSDMBスプライシングバリアントの発現や変異を指標とした癌の検査方法を提供する。また、該検査方法に使用する検査薬、検査対象となるSDMB変異体およびGSDMBスプライシングバリアントを提供する。
【解決手段】GSDMBが多くの癌において正常組織で発現していないにもかかわらず、癌になると過発現すること、またヒト17番染色体 17q12 amplicon領域の増幅とは無関係に過発現することを見出した。また、抗GSDMBポリクローナル抗体の作製を行い、組織切片レベルの抗原特異性を確認できることを明らかにした。さらに、GSDMBにおいて未分化胃癌、印環細胞癌患者に2カ所のアミノ酸変化が存在することを見出した。特定のアミノ酸変異は印環細胞癌(sig)、非充実型低分化癌(por2)患者に非常に高い割合で見出され、このアミノ酸変異がこれらの癌の発生、浸潤、転移等に深く関わっていることが示唆された。 e-kouhou 特許公開・明細書