バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ヒト小型肝細胞の取得方法と、この細胞の初代培養 および継代培養方法

2009年07月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願平8-348898 出願日 : 1996年12月26日
公開番号 : 特許公開平10-179148 公開日 : 1998年7月7日
出願人 : 科学技術振興事業団 発明者 : 立野 知世 外2名

【課題】 肝前駆細胞を含むと考えられるコロニー形成能を有するヒト小型肝細胞を効率よく取得し、培養するための方法を提供する。
【解決手段】 ヒトの肝臓から分取した正常肝細胞をコラゲナーゼおよびディスパーゼの混合溶液で処理したのち、分散させた肝細胞を低速遠心して重量画分と計量画分とに分離し、軽量画分中の小型肝細胞を採取してヒト小型肝細胞を取得し、この肝細胞を低速遠心して重量画分と軽量画分とに分離し、軽量画分中の小型肝細胞をヒト血清およびアスコルビン酸類を必須として含有する培地と3T3細胞のコンディションドメディウムとの混合培地で初代培養してコロニーを形成させてクローン性増殖能を有するヒト小型肝細胞を取得し、次いで、EDTA/トリプシン溶液によって培地から剥がしたコロニーの小型肝細胞を、上記混合培地で再度培養することによってコロニーを形成させる。 明細書Text >> J-tokkyo

肝細胞の培養方法

2009年07月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願平9-149708 出願日 : 1997年6月6日
公開番号 : 特許公開平10-337180 公開日 : 1998年12月22日
出願人 : 科学技術振興事業団 発明者 : 佐藤 玄 外1名

発明の名称 : 肝細胞の培養方法

【課題】 3T3細胞由来の肝細胞増殖因子を用いて、成熟哺乳動物の肝細胞を効率よく培養するための方法を提供する。
【解決手段】 成熟哺乳動物の肝臓から分取した肝細胞を、プレイオトロフィン、牛胎児血清、アスコルビン酸類およびニコチンアミド類を添加した培地で培養してコロニーを形成させることを特徴とする肝細胞の培養方法。明細書Text >> J-tokkyo

多機能性臓器細胞の培養用培地

2009年07月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-40947 出願日 : 2004年2月18日
公開番号 : 特許公開2004-267207 公開日 : 2004年9月30日
出願人 : 三洋化成工業株式会社 発明者 : 井嶋 博之 外3名

発明の名称 : 多機能性臓器細胞の培養用培地

【課題】多機能性臓器細胞を本来の機能を維持したまま長時間培養することができる培地を提供することである。
【解決手段】血清(B)と副腎質ホルモン(C)及び/又はアミノ酸(D)とを含有することを特徴とする多機能性臓器細胞培養用培地を用いる。(B)は非働化した牛胎児血清が好ましい。(B)の含有量は培地の容量に基づいて15~25容量%が好ましい。(C)はヒドロコルチゾンが好ましい。(D)はプロリンが好ましい。また、血清(B)と副腎質ホルモン(C)及び/又はアミノ酸(D)とを含有する培地中で多機能性臓器細胞(A)を培養する工程を含むことを特徴とする多機能性臓器細胞の培養方法を用いる。骨髄細胞(E)を共培養することが好ましい。(E)は骨髄細胞全画分が好ましい。播種細胞数比率{(A)/(E)}は1/100~1/2が好ましい。明細書Text >> J-tokkyo

胎盤又は羊膜由来ヒト幹細胞及びその樹立方法並びに臓器への分化誘導方法

2009年07月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2003-397524 出願日 : 2003年11月27日
公開番号 : 特許公開2005-151907 公開日 : 2005年6月16日
出願人 : 齋藤 成夫 外3名 発明者 : 齋藤 成夫 外1名

発明の名称 : 胎盤又は羊膜由来ヒト幹細胞及びその樹立方法並びに臓器への分化誘導方法

【課題】分娩時に廃棄物として処理されるヒト胎盤又は羊膜から、幹細胞として充分な回数の継代(30回以上)が可能なヒト幹細胞を提供する。
【解決手段】前記ヒト幹細胞は、以下の細胞生物学的特徴を有する:
(1)ヒト胎盤又は羊膜由来である。
(2)正常2倍体の核型を有する。
(3)未分化状態での増殖を継続する。
(4)アルカリホスファターゼ活性が陽性である。
(5)転写因子Rex-1、Oct-4、及びEcat-4が発現する。
(6)多分化能力を維持しながら30回以上の継代が可能である。
明細書pdf >> かんたん特許検索

間葉系幹細胞の培養方法および生体組織補填体の製造方法

2009年07月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-135780 出願日 : 2005年5月9日
公開番号 : 特許公開2006-311814 公開日 : 2006年11月16日
出願人 : オリンパス株式会社 発明者 : 林 孔華

発明の名称 : 間葉系幹細胞の培養方法および生体組織補填体の製造方法

【課題】 移植される生体組織前駆細胞中に含有される血清量を低減しながら、十分な増殖を図り、かつ、生体組織前駆細胞に効率的に分化させる。
【解決手段】 血清を含有する培地内で間葉系幹細胞を増殖させる第1の培養ステップと、該第1の培養ステップにおける培地よりも血清の濃度の低い培地内で間葉系幹細胞を生体組織前駆細胞に分化させる第2の培養ステップとを備える間葉系幹細胞の培養方法を提供する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

間葉系幹細胞増殖培地

2009年07月16日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-151237 出願日 : 2005年5月24日
公開番号 : 特許公開2006-325445 公開日 : 2006年12月7日
出願人 : 東洋紡績株式会社 外1名 発明者 : 高橋 秀和 外1名

発明の名称 : 間葉系幹細胞増殖培地

【課題】 組織の再生医療のために間葉系幹細胞を増殖させるにあたり、安全性に問題のある血清成分を1%以下の低濃度に抑え、かつ優れた増殖能を有する間葉系幹細胞増殖培地を提供する事を課題とする。
【解決手段】 エタノールアミンを含み、かつインスリン、トランスフェリン、PDGF、bFGFからなる群より選択される1以上の物質を含み、さらに血清成分を1%以下添加することで間葉系幹細胞を良好に増殖させる培地を提供する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

インスリン様増殖因子I受容体に対する抗体およびその使用

2009年07月16日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2008-216555 出願日 : 2008年8月26日
公開番号 : 特許公開2009-77709 公開日 : 2009年4月16日
出願人 : エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー 発明者 : グラウス,イフォ 外8名

【課題】抗腫瘍治療のためのインスリン様増殖因子I受容体に対する抗体の提供。
【解決手段】a)IgG1のアイソタイプであり、b)IGF-IR対IGF-IIの結合の抑制対、IGF-IR対IGF-Iの結合の抑制のIC50値の比率が1:3から3:1を示し、c)前記抗体を用いることのないこうしたアッセイと比較する時、0.5%の熱不活性化胎児牛血清(FCS)を含む培地中で、細胞当り400,000乃至600,000分子のIGF-IRを提供する3T3細胞を用い、細胞リン酸化アッセイにおいて5nMのIGF-IRリン酸化濃度で、少なくとも80%に対し抑制し、d)前記抗体を用いることなく、こうしたアッセイと比較する場合、細胞リン酸化アッセイに10μMの濃度で、IGF-IRリン酸化として測定されたIGF-IRの刺激活性がない、抗体。