バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

活性化リンパ球を簡便に大量培養し継代する方法

2009年07月02日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2007-259223 出願日 : 2007年9月3日
公開番号 : 特許公開2009-55894 公開日 : 2009年3月19日
出願人 : 株式会社J-ARM 発明者 : 岡田 邦彦 外1名
発明の名称 : 活性化リンパ球を簡便に大量培養し継代する方法、およびこれに用いる培養バックへのCD3抗体の固相化方法

【課題】 固層化CD3抗体活性化リンパ球療法は癌患者に対して有効な治療方法の一つであるが、クリーンベンチなどの大型設備、および培養技術が必要なことから、限られたところでのみ行うことができ、広範に実施することが難しい状況であった。一方、高齢化社会の中で悪性腫瘍に罹患する患者の割合は増え、患者のQOL維持の観点からこの治療法を広く行える環境作りが急務である。
【解決手段】 既存のVacutainer CPT、および本発明の培養バックを用いることによって、簡便かつ安全にリンパ球培養が行えると考えられる。明細書 >> バイオ塾情報創庫DB

成体幹細胞分離・培養システム

2009年07月02日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-202026 出願日 : 2006年7月25日
公開番号 : 特許公開2008-22822 公開日 : 2008年2月7日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 小林 明 外2名
発明の名称 : 成体幹細胞分離・培養システム
【課題】成体の限られた原料組織から、疾患の治療に必要な数の成体幹細胞を簡便かつ効率的に調製することを可能とする成体幹細胞分離・培養システムを提供する。
【解決手段】少なくとも、成体幹細胞を含む被処理液から成体幹細胞を選択的に捕捉する手段1と、手段1の入口側に接続され、成体幹細胞を含む被処理液を手段1に導入する回路2と、手段1の出口側に接続され、手段1から導出された液体を排液する回路3と、手段1に回収液を導入する手段4と、手段1から回収された細胞を培養する手段5と、から構成される成体幹細胞分離・培養システム。明細書 >>かんたん特許検索PDF

プロバイオティック治療

2009年07月02日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2004-512794 出願日 : 2003年6月13日
公表番号 : 特許公表2005-537236 公表日 : 2005年12月8日
出願人 : ユニバーシティ・カレッジ・コークーナショナル・ユニバーシティ・オブ・アイルランド,コーク 発明者 : ビエネンストック,ジョン
発明の名称 : プロバイオティック治療

様々な疾患、特に炎症性疾患の治療及び/または予防において、神経成長因子(NGF)、脳由来神経栄養因子(BDNF)、ニューロトロフィン3(NT3)またはニューロトロフィン4(NT4)の産生を選択的にアップレギュレートする細菌株またはその活性な誘導体、断片もしくは変異体の使用。細菌株は、ラクトバチルス特にラクトバチルスロイテリであって良い。明細書 >>かんたん特許検索PDF

腎臓機能を増大させるための組成物および方法

2009年07月02日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2006-534116 出願日 : 2004年9月30日
公表番号 : 特許公表2007-507526 公表日 : 2007年3月29日
出願人 : キボー バイオテック、インク 発明者 : ランガナタン,ナタラジャン
発明の名称 : 腎臓機能を増大させるための組成物および方法

本発明は、腎臓機能を増大させるための、動物およびヒトの両方が消費するためのプロバイオティック組成物を提供する。プロバイオティック組成物は、有毒な窒素性副産物を除去し、望まない細菌の過剰増殖を阻害するにあたり、有効である。本発明の組成物はまた、胃腸の健康を回復するかまたは維持し、かつ代謝症候群、例えば境界糖尿病または高血圧症を有する患者における疾患の発症を遅延させるために、有用である。明細書 >>かんたん特許検索PDF

白髪:仕組み解明…再生医療応用に期待 東京医歯大など

2009年07月02日 | 細胞と再生医療
 老化によって白髪になる仕組みを、東京医科歯科大や金沢大などが突き止めた。加齢に伴って、黒髪のもとになる色素幹細胞の遺伝子に損傷が蓄積するためという。アンチエージングや再生医療への応用につながるといい、12日付の米科学誌セルに掲載される。毎日新聞(Web版)2009-06-12

iPS細胞、工夫すれば作製効率アップ…京大・山中教授 英科学誌に発表

2009年07月02日 | 細胞と再生医療
 iPS細胞(新型万能細胞)のできるメカニズムについて、生みの親である山中伸弥・京都大教授が考察をまとめた。現状ではiPS細胞を1個つくるために、元になる細胞が1000個以上必要だが、工夫すれば作製効率をアップできるといい、2日の英科学誌ネイチャーに発表する。 読売新聞(関西web版) 2009-07-02

◇ほとんどの体細胞、iPS細胞に 山中教授が仮説
 体中のほぼすべての細胞は、さまざまな組織の細胞に分化するiPS細胞(人工多能性幹細胞)になる能力を秘めているという仮説を、京都大の山中伸弥教授が2日付英科学誌ネイチャーに発表する。応用を考える際には、どの細胞から作ったiPS細胞が最も安全かについて検討していく必要があるとしている。 朝日新聞(Web版)2009年7月2日

◇Elite and stochastic models for induced pluripotent stem cell generation
 http://www.nature.com/nature/journal/v460/n7251/full/nature08180.html

長女が新型インフル感染、ICU入院で見えたものとは

2009年07月02日 | 抗体 免疫 抗原 
 子育てしながら米国ハーバード公衆衛生大学院に留学中の吉田穂波氏。長女が
新型インフルエンザに感染し、インフルエンザ性肺炎でICUに入院する事態とな
りました。患者の親になって、米国医療の問題点の数々が見えたそうです。
 まず新型インフルエンザ感染について、コストの問題から検査を控える傾向に
あるアメリカで、どこまで根拠のある感染者数把握ができているのか、かなり疑
わしいと指摘します。
 また、外来ではあまり検査や治療をしたがらないのに、入院中は至れり尽くせり
の治療、そして高額の医療費の請求――。この実体験を基に、なぜ外来の治療は控え
めで入院治療は手厚いと感じたのか、医療費支払いシステムがどのくらい医療者の
ケアに影響を与えるのか調べていきたいと語っています。

◆長女がインフルエンザ性肺炎でICU入院!
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_44149_93406_6