バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

細胞の未分化状態マーカーならびに幹細胞の分離および調製のための組成物および方法

2009年07月19日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-502668 出願日 : 2004年2月12日
公表番号 : 特許公表2006-521792 公表日 : 2006年9月28日
出願人 : 国立大学法人京都大学 外4名 発明者 : 中辻 憲夫 外2名
発明の名称 : 細胞の未分化状態マーカーならびに幹細胞の分離および調製のための組成物および方法

ある細胞、特に組織幹細胞を含む未分化細胞が多能性または未分化性を有するかどうかのマーカーとして使用することができる遺伝子が提供される。本発明は、Stm1遺伝子を含むStmという、多能性を有する場合であれば未分化状態に特異的に発現する遺伝子を発見し本発明を完成するに至った。したがって、本発明は細胞の分化状態を判定するキットであって、(a)Stm遺伝子またはStm遺伝子産物に特異的に反応する因子;および(b)該Stm遺伝子が該細胞において発現しているかどうかを確認するための手段、を備える、キットを提供する。明細書pdf >> かんたん特許検索

花弁の伸長に関与する新規遺伝子およびその利用

2009年07月19日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2004-318518 出願日 : 2004年11月1日
公開番号 : 特許公開2006-122025 公開日 : 2006年5月18日
出願人 : 国立大学法人京都大学 発明者 : 岡田 清孝 外1名

【課題】 植物の花弁の伸長に関与する新規な遺伝子およびタンパク質を提供し、並びに当該遺伝子を利用した花弁の形状が改変された植物の作製方法を提供する。
【解決手段】 花弁をまっすぐ伸長させる機能が損なわれた結果、花弁が屈曲する表現型を表すシロイヌナズナの突然変異体を分離し、当該変異の原因遺伝子を単離・同定した。当該遺伝子に変異を導入することにより、花弁の形状が改変された植物を作製することができる。

微生物由来の菌体外プロテアーゼを生産するためのベクターおよびその利用

2009年07月19日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-268935 出願日 : 2006年9月29日
公開番号 : 特許公開2008-86226 公開日 : 2008年4月17日
出願人 : 国立大学法人京都大学 発明者 : 井上 國世 外2名
発明の名称 : 微生物由来の菌体外プロテアーゼを生産するためのベクターおよびその利用

【課題】微生物由来の菌体外プロテアーゼの自己触媒的切断活性に依存することなく、当該プロテアーゼを菌体外にて生産すること。
【解決手段】微生物由来の菌体外プロテアーゼの成熟配列とプロ配列とを、別々のポリペプチドとして独立して発現し得る発現ベクターを提供する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

精原幹細胞のインビトロ増殖方法

2009年07月19日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2006-290111 出願日 : 2006年10月25日
公開番号 : 特許公開2008-104401 公開日 : 2008年5月8日
出願人 : 国立大学法人京都大学 発明者 : 篠原 隆司 外1名
発明の名称 : 精原幹細胞のインビトロ増殖方法

【課題】従来法よりも高い増殖効率で、精原幹細胞を増殖させることが可能な方法を提供すること。
【解決手段】PDGF-C又はGDF11を含む培地中で精原幹細胞を培養することを含む、精原幹細胞の増殖方法。本発明の方法を用いれば、従来法と比較して高い増殖効率で精原幹細胞を増殖させることが可能となる。本発明の方法を用いれば、精原幹細胞への遺伝子操作に要する時間が短縮されるので、より高い効率でトランスジェニック動物やノックアウト動物を作製できることが期待される。明細書pdf >> かんたん特許検索

神経細胞移植補助剤および移植用神経細胞の製造法

2009年07月19日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-371942 出願日 : 2005年12月26日
公開番号 : 特許公開2007-167518 公開日 : 2007年7月5日
出願人 : 国立大学法人京都大学 発明者 : 高橋 政代 外2名
発明の名称 : 神経細胞移植補助剤および移植用神経細胞の製造法

【課題】 網膜細胞などの神経細胞の移植を効率よく行うための薬剤を提供する。
【解決手段】 エストロゲンやコンカナバリンAなどのMMP-2活性化剤を神経細胞移植時に添加して移植効率を高める。明細書pdf >> かんたん特許検索

抗酸化酵素の発現を誘導することが可能な抗酸化酵素誘導剤

2009年07月19日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-284529 出願日 : 2007年10月31日
公開番号 : 特許公開2009-108009 公開日 : 2009年5月21日
出願人 : 国立大学法人京都大学 外1名 発明者 : 淀井 淳司 外6名
発明の名称 : 抗酸化酵素誘導剤

【課題】抗酸化酵素の発現を誘導することが可能な優れた抗酸化酵素誘導剤、及びこれを用いた医薬組成物、ならびに抗酸化物質のスクリーニング方法を提供することを主な目的とする。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるα,β-不飽和結合を有するアルデヒド化合物を含有する抗酸化酵素誘導剤。


(式中、
R1は、水素原子、水酸基で置換されていても良いC1~8アルキル基、C3~8シクロアルキル基、C1~8アルケニル基又はアリール基を示す。
R2は、水素原子又はC1~8アルキル基を示す。
また、R1はCxに直接結合している水素原子に代えてCxに結合し、シクロヘキセン環又はシクロヘキサジエン環を形成していてもよい。
これらシクロヘキセン環及びシクロヘキサジエン環上には、C1~8アルキル基及びC1~8アルケニル基からなる群より選択される少なくとも1つが置換していてもよい。);
及び抗酸化用医薬組成物、ならびに抗酸化酵素誘導物質のスクリーニング方法。明細書Text >> J-tokkyo

三次元培養弾性線維組織及び三次元培養弾性線維組織の製造方法

2009年07月19日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2007-291136 出願日 : 2007年11月8日
公開番号 : 特許公開2009-112277 公開日 : 2009年5月28日
出願人 : グンゼ株式会社 外1名 発明者 : 鈴木 茂彦 外3名
発明の名称 : 三次元培養弾性線維組織及び三次元培養弾性線維組織の製造方法

【課題】三次元的な厚みを有し、エラスチン、フィブリリン等の弾性線維組織に不可欠な弾性線維成分が発現している三次元培養弾性線維組織、及び、該三次元培養弾性線維組織の製造方法を提供する。
【解決手段】コラーゲンからなる平均孔径が1~30μmである多孔性基材に対して、1×103/cm2以上の密度で線維芽細胞を播種する工程1と、前記工程1で得られた線維芽細胞が播種された多孔性基材を血清添加培地中で培養する工程2とを有する製造方法により製造される三次元培養弾性線維組織であって、厚さが5μm以上であり、エラスチン及びフィブリリンを含有する三次元培養弾性線維組織。明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

新規ムチン型糖タンパク質及びその用途

2009年07月19日 | 抗体 免疫 抗原 
国際出願番号 : PCT/JP2006/315939 国際出願日 : 2006年8月11日
国際公開番号 : WO2007/020889 国際公開日 : 2007年2月22日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 丑田 公規 外4名

本発明は、新規ムチン型糖タンパク質及びその製造方法に関する。具体的には、式I:Val-Xaa-Glu-Thr-Thr-Ala-Ala-Pro〔式中、XaaはVal又はIleである。〕で示されるアミノ酸配列からなる繰り返し単位を3~2000回含む繰り返し構造を有し、該構造における1以上のアミノ酸残基に1以上の単糖からなる糖鎖が結合していることを特徴とするムチン型糖タンパク質を提供する。また本発明は、新規ムチン型糖タンパク質を含む組成物に関する。さらに本発明は新規ムチン型糖タンパク質を含む分子量マーカーに関する。 明細書PDF >> PatentScorp

ホモクエン酸シンターゼの阻害剤を抗生物質と同定する方法

2009年07月19日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2003-547565 出願日 : 2002年11月12日
公表番号 : 特許公表2005-510230 公表日 : 2005年4月21日
出願人 : パラダイム・ジェネティクス・インコーポレーテッド 発明者 : タンザー,マシュー 外13名
発明の名称 : アルファ-アミノアジピン酸レダクターゼおよびホモクエン酸シンターゼの阻害剤を抗生物質と同定する方法

本発明の発明者らは、α-アミノアジピン酸レダクターゼおよびホモクエン酸シンターゼが、各々、真菌病原性に必須であることを発見した。具体的には、真菌においてα-アミノアジピン酸レダクターゼまたはホモクエン酸シンターゼ遺伝子発現を阻害すると、感染成功または病変のいかなる徴候も生じない。したがって、α-アミノアジピン酸レダクターゼまたはホモクエン酸シンターゼを、抗生物質、好ましくは抗真菌剤を同定するための標的として使用可能である。したがって、本発明は、α-アミノアジピン酸レダクターゼまたはホモクエン酸シンターゼ発現または活性を阻害する化合物の同定法を提供する。本発明の方法は、抗生物質、好ましくは抗真菌剤を同定するのに有用である。明細書 >>かんたん特許検索PDF

ポリ乳酸またはその共重合体の生成能を有する細胞または植物

2009年07月19日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2008-513358 出願日 : 2006年5月17日
公表番号 : 特許公表2008-541719 公表日 : 2008年11月27日
出願人 : エルジー・ケム・リミテッド 外1名 発明者 : ジュン-ヒョン・チョ 外3名
発明の名称 : ポリ乳酸またはその共重合体の生成能を有する細胞または植物、及びそれを用いたポリ乳酸またはその共重合体の製造方法

本発明は、ポリ乳酸またはその共重合体生成能を有する細胞または植物、及びそれを用いたポリ乳酸またはその共重合体の製造方法に係り、さらに詳細には、乳酸をラクチル-CoAに転換する酵素の遺伝子と、ラクチル-CoAを基質として使用するポルリヒドロキシアルカン酸(PHA)の合成酵素の遺伝子とを共に有し、ポリ乳酸またはヒドロキシアルカン酸-乳酸共重合体の生成能を有する細胞または植物、及び前記細胞を、乳酸または乳酸及び多様なヒドロキシアルカン酸を含む培地で培養するか、または前記植物を栽培することを特徴とするポリ乳酸またはヒドロキシアルカン酸-乳酸共重合体の製造方法に関する。本発明によれば、細胞または植物を用いてポリ乳酸はもとより、多様な種類のヒドロキシアルカン酸を含むヒドロキシアルカン酸-乳酸共重合体を効率的に製造することが可能である。明細書 >>かんたん特許検索PDF