山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

炎天下、土蔵めぐりでクラックラ

2010-08-14 16:41:13 | 建物

 もう一週間近く前になるが、8日の日曜日に地元大学の学生たちの土蔵愛好グループ「ヤマガタ蔵プロジェクト」主催の「あるっくら」の第1回目に参加した。
「あるっくら」とは文字通り「歩いて土蔵めぐりをする」ことである。
 一昨年の夏にも同様のイベントに参加し、当ブログの記事にしたが、その際は土蔵のことを「地上の地下室」と表現した。
 つまり地上にありながら、地下室と同様に「夏は涼しく冬は暖かい」という意味である。
 だが、今年の場合は山形も異常に暑くて土蔵が備えている天然冷房装もあまり作動せず、炎天下を歩いて土蔵の中に入っても汗は引かないどころか、ますます吹き出る状態であった。だから、たいていの土蔵では扇風機やエアコンを使用していた。
 この第1回目は旧市街地南部の土蔵及び土蔵造り建造物を6ケ所訪問した。
 そのうちの3か所は商業施設やギャラリーとして再生され、一般市民や観光客の来訪が多く、既にかなり有名になっており、私も既に数多く来訪しているが、あとの3か所も補修の手を加えられたものの「知る人ぞ知る」の土蔵であり、そのうちの2か所は私にとって初訪問である。
 猛暑のなか土蔵巡礼のために街路を歩いてクラックラした上に紅花取引などで財をなした豪商たちの豪奢な土蔵文化に触れて更にクラックラした「あるっくら」であった。

◆写真説明(1)集合地の蔵座敷でミーティング(帰還後はここでワークショップ)
(2)(3)3か所目の土蔵の2階は自画ギャラリーとオーディオコーナー(1階はアトリエ)※2か所目は陶芸と蕎麦打ちに利用
(4)4か所目はギャラリー(主として陶芸などの置物展示用 別棟に絵画等のギャラリー) (5)3か所目の外観はごく平凡(2か所目も)6ケ所目で昼食 蔵主の話も聞かせてもらう (6)6ケ所目で昼食 蔵主の話も聞かせてもらう
※5か所目は超有名になった「紅の蔵」
※画面の中のアライグマのぬいぐるみは当ブログの友好ブログで数多く登場する「クラちゃん」で、当ブログ主が強引に連れてきた。この友好ブログは現在休眠中だが、まもなく再開されると思われる。[ヒントはブックマークの一覧の一つ]
 
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