山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

淋しい街を歩いたら・・・(3) 内陸女性の新名所

2012-11-07 09:09:27 | 街づくり
 前回記事の洋館の手前(東)に江戸時代末期に建てられたという土蔵造りの観光施設がある。
 むろん江戸時代から観光施設であったわけではない。
 だから、かなり古い建物ながら、見た目にはすっかり真新しい建物に見える。
 写真では向かって右側(前方)が観光案内施設で、手前の左側がレストランである。
 ここでは地元の女性たちが懸命に郷土食豊かなメニューを提供しているから、昼食のため訪れた時には既にほぼ満席状態で、街路の静けさと閑散ぶりからは想像できない賑わいであった。
 むろん、客の多くは女性たち。若い女性たちはむろん「ご婦人」の名がふさわしい方がたの姿も多かった。
 観光案内所の方に聴いてみたら、地元朝日町の人だけでなく山形県内陸全般からの人たちが多いという。特に白鷹丘陵を隔てた県都山形市からわざわざここを訪れるご婦人たちが少なくないという。
 地元の人々のちょっとしたアイディアと女性パワーがかくも「町おこし」に貢献している好例と言えよう。
 むろん、「食」だけでなく、歴史・文化のスポットにも訪れてほしいものである。

 なお、ここ「ココロ館」では坂道の多い朝日町に適した電動アシスト付きのレンタサイクルの貸出も行っている。

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