山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

川越・山形洋館比べ(1)

2007-05-27 09:41:02 | 建物
 埼玉県川越市を訪れて一週間になるが、「蔵の街」のイメージが強い川越市には洋風建造物もかなり多く保存活用されていることが注目された。そこで今回からしばらく断続的ながら川越と山形の洋風建造物との対比をシリーズとしたい。
 今回は、洋風店舗に工事用の覆いがかけられた洋風店舗を対比してみたい。
 山形の場合(下の写真)は、せっかくの優れた洋風店舗でありながら、「解体」のために工事用の覆いがかぶせられた状態であるのに対し、川越の場合(上の写真)は保存活用のための補修工事の覆いであることに大きな違いがある。
 山形のこの旧店舗は現在ではすっかり解体が終了(左隣の建物も)し、右隣の菓子店も間もなく解体される。同じレトロな洋風店舗でありながら、川越の場合は何故生き残り、山形の場合は何故消滅するのか、山形の行政と市民に真剣に考えてもらいたいものである。 ⇒ 5月14日の記事(←クリック)参照

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川越の町 (国分寺のO)
2007-05-27 22:00:03
川越に行ってきたのですか。友人と、あるいは一人で何度か川越に行きました。町を歩いていて、昔の山形を思い出すこともありました。
クレアモールが賑やかな通りとして成り立っているたぶん最大の条件は、西武川越とJR川越という二つの大きな駅を結んで人が流れる「通り」となっていることてしょう。残念ながら山形にはない条件です。
蔵づくりが並ぶ通りは確かに車が行き交う普通の道路ですが、あれでも家の近所の道路に較べれば車の数は少ないし、歩行者用の幅もあるほうで、何よりも自転車が突っ走ってくることがない。だから、家の近所に較べれば身の危険を感じることはありませんでした。
すぐそばに静かな脇道、裏道もありますし。東京から行くような観光客の人たちは、同様にもっと身の危険を感じるような経験をしてきているから、結構安心して観て回っているのかもしれません。
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