山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

「天地人」国際平和版

2009-08-07 23:39:36 | 郷土史
 今日、新潟県出身で高田高校卒業という方が山形を訪れた。
 新潟県の高田といえば、上杉謙信・景勝、そして今にときめく直江兼続らの越後時代の本拠地「春日山城」があった所である。
 サッカーJ1のアルビレックス新潟とモンテディオ山形の対戦は「天地人」ダービーと呼ばれているが、今日の越後人の来訪も「天地人」に関係した事柄なのだろうか。
 本番の「天地人」は血生臭さがただようが、今日来訪の越後人は「世界平和」構築の歴史、とりわけ、山形(山辺)出身で戦前のハーグの常設国際司法裁判所所長を務め、「世界の良心」とまで讃えられ、死去に際してオランダの国葬により送られた安達峰一郎の国際紛争解決の貢献について講演していただいた。
 この越後人の講師の方こそ現在の国際司法裁判所所長の小和田恒氏である。
 会場は大正ロマンの香りがただよう旧山形県議会議場(写真)であった。
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