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高畠石の石切り場を離れて町の中心部へ戻る途中、阿久津八幡神社に寄った。
ここの一帯は隣りに復元された古代住宅があるなど「歴史公園」として整備され、まさにみちのくの「まほろばの里」らしい景観が形成されている。
中でも神社境内にある三重塔が見える景観は心が洗われる。
2百年と少し前の建造だが、古びた感じは少しもなく、しっかりと高畠町全体を支えているようだ。そして背景の丘陵の緑の美しさはまぶしいほどだ。また、手前の水田、三重塔、そして背後の丘陵と、まさに絶妙の構図である。
高畠の中心市街に入ったところで丁度正午になり、ある蕎麦屋で昼食をとる。
なかなか歯ごたえのある手打ち蕎麦をほおばったのち、次の町歩きへと続く。
ところで、写真の蕎麦屋さんの入口に立つ女性は店主夫人だが、なんと東京オリンピックの陸上選手だった方で、店内は「昭和ミニ資料館」の一つとしてオリンピック関係の記念品とか他の有名陸上選手関係の出版物とかが多数展示されていた。
※ このシリーズの次回は2日後。明日は「川越・山形洋館比べ(3)」
※ 5月21日の記事の洋館は「旧前田侯爵邸」で、東京の駒場公園内
5月22日の記事のイスラム建築は通称「東京モスク」(東京ジャーミィ・トルコ文化センター)で、東京・代々木上原駅(小田急線)の近く