山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

仏国サルコジ氏、仏里サルコ児

2007-05-18 00:36:55 | イベント
 少々“低次元”の言葉遊びになる。
 少し昔の話になるが、ある東北地方の田舎の寺の息子が東大に進学したが、僧侶である父親は息子が何を学ぶのか心配であった。そこで息子は「仏(ブツ)の文学」を学ぶと言ったので、父親は「仏教文学」だと思い安心した。ところが息子は仏国の文学、つまりフランス文学を専攻したのであった。
 さて、16日フランスではサルコジ新大統領の就任式があった。
 一方、一日違いの17日、山形の山寺では寺の守り神日枝神社の祭典で賑わった。山寺は文字通りホトケの里として有名であるが、日枝(ヒエ)神社が立石寺境内に鎮座しており、5月17日が例大祭の日。有名な暴れ神輿(←クリック)が門前町を駆けめぐった。
 その神輿の行列の前に、雅楽の行列や猿の面をかぶった子どもたちや猿の木像を背負った老人たちの行列がねり歩いた。猿は神の使いからなのか。(写真は一昨年)
 山形では猿のことをサルコと呼ぶ。ドジョッコ、フナッコ、ベゴコ(牛)と同じ感覚である。サルコの仮面をかぶっている児童はまさにサルコ児である。
 ああ、駄洒落もいいところ、クッダラネエ~、なんて言われそう。
 でもサルコジ大統領はハンガリー移民の二世。ユダヤ系ともいうが、ハンガリー人の祖先はアジア人。日本の民俗信仰とハンガリー人の習俗はつながっている可能性が高い。
コメント
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