ラーメンツーリング

神奈川のラーメン屋をバイクで走りまわり、色々なお店のラーメンを紹介します。
時には温泉やバイクや旅のグルメ話なども。

□5-661 本宿のラーメン「屯てい」

2010-02-25 | 16号を北上するラーメン
ラーメン食堂 醤油★★★★(訪問歴:5 w/fm)

ここのラーメンは”渋~い”という感じのラーメン、別に味が渋い訳ではないが、とにかく
”渋~い”という感じのラーメン。
要は昔ながらのラーメンなのだが、だからといって昔ながらのラーメンの味では無い。
かと言って、新しい味のラーメンでも無く、要するに”渋~い”という感じのラーメン。

間違いなく言える事は、今流行りの出汁をふんだんに使った無化学調味料ラーメンでは無い。
かと言って化学調味料がばっちり利いているという訳でもない。
美味い訳でも無く、不味い訳でもない、それでいてどうでもいい味でも無い。
よく分からないけど不思議な味がする。
だからと言って、変わった味という訳でもない。
変わった味では無いけど、他の店では味わえない味、そういうラーメンも面白い。

□2-666 大船のラーメン 「大原家」

2010-02-24 | 東海道を下るラーメン
家系 醤油:★★★☆ (訪問歴:3)

ここのラーメンは横浜家系ラーメン、少なくとも看板にはそう書いてある。
ま、確かに家系なのだと思われるが、他の家系に比べて豚骨が煮込み過ぎな感じ。
その結果、スープ的には横浜というよりは博多に近く、その分横浜特有の生臭さが無い。
濃厚と言えば濃厚だが、京都ラーメンほど脂身は無いから、やはり横浜家系なのだろう。

結構若者に人気があるらしく、”美味い”という言葉をよく耳にするが、かえしがかなり強いので、
どちらかと言えば男子専科店という感じ。
女性は勿論、老人、子供には一寸きつい感じだから若い青年には丁度いいのかも知れない。

ここの女将さん?はかなり迫力のある顔つきの美人、ラーメンが食べたいからというより、
女将さんの顔を見に行く分には結構活力が貰える。

寄食ラーメン 愛知「かちかち山」

2010-02-23 | マイ ラーメン あれこれ
愛知環状鉄道新上挙母駅の近くにある台湾料理屋に寄食ラーメンがあるらしい。
岐阜の山にツーリングに行った時に立ち寄ろうと、いつも思っていたのだが、いつも行きそびれて
未だに行った事が無い・・と言う事で、此処は実食した事は無いのだが・・

「みるく煮ラーメン」とか「あんぽん麺(烏賊墨のチャンポンらしい)」言った寄食系のラーメンがあるらしい。
そんな中の一つ、「雪見ラーメン」、名前を聞いただけでは解らないが、想像としては”山芋ラーメン”か?
と思ったが大外れ、どうやら雪の正体は卵白らしい。

それにしても巨大な山、”雪見ラーメン”というより”雪山ラーメン”という感じ。
現物は重さも手ごたえもほとんどなく、ふんわりとした雪山で何の味付けもない卵白の味だそうだ。

肝心のスープはコショウがよく効いた中華麺にとろみをつけた感じで個性的らしい。
雪山と合わさった麺は、口の中でもかなりの存在感を発揮するため実に食べ甲斐あり腹に溜まったとの事。

台南という所は滅多には雪が降らないから店主の雪への憧れが作った創作ラーメンなのかも知れない。

ベイブレード

2010-02-03 | 今日は何して遊ぼうか?
最近、小さな子供達の間でベイブレードというのが流行っている。
ベイブレードって何?かと思ったら、要は昔のベーゴマの現代版だ。

平安時代に京都の周辺で始まったベーゴマは当時はバイ貝の殻に砂や粘土を詰めた物らしいから、
ベーという名前の由来は関東に伝わった際に「バイゴマ」が訛って「ベイゴマ」「ベーゴマ」となったのだろう。

ベイブレードはベイゴマのベイと剣刃を意味するブレードの合成っぽい?気がする。
今は紐では無く回転器で回すから室内で遊ぶ様に出来ているけど、子供は昔の様に外で遊ばせたい気もする。

ベイブレードのコマは円錐の先っぽにそれぞれ違う角度の種類があって、夫々得意な戦法を持っているが、
昔と決定的に違うのは子供達自身が”改良”をしないことだ。

昔は喧嘩独楽、負ければ独楽を相手に取られてしまうから如何に相手の独楽を弾き、最後まで
回っていられるかが最重要だった。
だから購入したものをそのまま使うより、勝負に負けないよう下錐部分にヤスリをかけて全体を低くしたり、
模様が入っている上面に溶かしたロウやハンダを流し込んで重量を増す改造を盛んにやった。
削りすぎて軸バランスを崩したり、流し込んだハンダが偏って回らなくなったり色々失敗もあったけれど、
改造の数をこなして改造の腕を磨く事が昔の子には普通に求められるスキルだった。

今の子は「本気勝負」は無いみたいだ。
「負けたら相手に没収されてしまう」という真剣さが無く、ゲーム機と同じで単に勝ち負けだけ、
負ける痛みを知らないから、バーチャル戦争、バーチャル殺人、バーチャル自殺、何でもOKな子が育ってしまう・・?
これって結構やばく無いか?

□八重洲のラーメン「くじら軒」

2010-02-02 | 越境するラーメン
専門店 ラーメン*★★★★(訪問暦:初)

横浜では有名な店、昔ながらの支那そばをルーツにしたシンプルで懐かし系の新ラーメンだが、
”ラーメン”と”支那そば”というメニューがあってどうも紛らわしい。
ラーメンと支那そばの違いは何か?
元々支那そば・中華そば・ラーメンは時代的順にネーミングされただけで、本来は同一の物と思われるが、
”支那そば”として出している店では結構その違いに拘っている店が多い。

この店ではラーメンに薄口醤油、支那そばに濃口醤油を使って使い分けている感じ、
本店では麺も使い分けていたけれど、上大岡店では共通だから、どうもコンセプトが不明確だ。

薄口醤油の方(ラーメン)は塩辛く味が尖がっていて、濃口醤油の方(支那そば)は醤油辛く濃厚、
どちらが煮干に合うか?は好み次第という感じ。
スープは煮干、豚骨、野菜など、比較的濁りの少ない澄んだスープで、麺は多分大橋製麺(確かでは無い)、
甘味の無い硬めの細麺で煮干系のラーメンには合っている感じ。

”ラーメン”と”支那そば”、どちらももう少し辛くない方が食べ易いが、其の他の面では全く問題なく
具も温度もサービスも満足、流石この手の新ラーメンの老舗という感じがする。

近年、この手のラーメンがアチコチに出たせいか、余り特徴的なラーメンではなくなった。
今回は”ラーメン”だが、”バラそば”は、他の追従を許さない独特な美味さがあった気がする。