ラーメンツーリング

神奈川のラーメン屋をバイクで走りまわり、色々なお店のラーメンを紹介します。
時には温泉やバイクや旅のグルメ話なども。

△08-569 座間相模ヶ丘のラーメン 「壱国家」

2008-01-31 | 246を横断するラーメン
家系風 醤油:★★☆(訪問歴:初)

「壱六家」は「吉村家」と両極のマイルド系、最近はワイルド系よりマイルド系が主流なのか、
圧倒的に「たかさご家」「六角家」等の流れをくむマイルド系が多い感じだが、マイルド系の中でも「壱六家」は結構美味い。

「壱国家」は「その壱六家」系だと言われればそんな気配も無いではないけれど、個人的な感想で言えばあんまり美味くない。
国産豚骨をじっくり煮込んだコクのあるコッテリスープに中太ストレート麺という家系スタイルではあるが、
長多屋製麺ということもあってマイルド組の家系ラーメンの味からもかなり遠く離れている。
叉焼がぺらぺらだとかいう問題ではない。
家系で修行したのではなく株式会社のレシピーだけで練習したという感じの味、やっぱり家系は
怒鳴られて小突かれて修行したラーメンでないとあかん・・只、煮玉子だけは美味かった。

◎09-568東京天王州のラーメン「イレブン」

2008-01-30 | 越境するラーメン
オリジナル 醤油: ★★★★★(訪問歴:初)

東京木場の「吉左右」と門前仲街の「こうかいぼう」と共に最近気になっていたラーメン店。
どうも東京というのはバイクで行くには面倒なので電車にしたが・・、
それがまたバス・電車・モノレールと繋いで、そこから徒歩が結構あり、其れはそれで結構面倒くさい。
これで不味かったらがっくりものだが・・・。

此処の店、極めて辺鄙,しかも裏路地。
小さい・ボロイ・バイトは愛想が無い・年寄りオヤジは厨房でタバコ吸っている・
メニューはラーメンしかない・器は給食用のメラミン・具はだらしなく乗っけたワカメと木耳、
乱暴に切り落とした叉焼とネギでラーメンの見栄えは高度に最悪、それでも600円というろくでもない店。

ところがこのラーメン、実に上手い。麺は酒井製麺だが家系のスープ以上にマッチイングが良く、
口に広がる円やかで豊満なスープと和して味は多額の交通費かけて来ても満足感あり。
しか~し、メラミンはいただけ無い。600円とるなら瀬戸物使えるだろうに、そうすればもっと熱くて上手いのに・・・。

フェラーリ430バイク版 「748」

2008-01-28 | バイクの話
これは難波の花山車さんのバイクです

DUCATI に限らず外車は全部そうだが特にDUCATI の場合、ライダーの条件はメカに強いか
相当の金持かオールアバウトな性格の持ち主に限られる。
DUCATI は日本で買うと凄く高いし、そこら中よく壊れるらしいからHONDAから乗り換えるとビックリするけど
Kawasakiを4,5台潰した経験がある人なら驚かないかも。
それにしてもDUCATI乗りになる絶対条件は運転が上手なこと、そうでないとドカは楽しめないらしい。

ドカモンは別として他のDUCATI はどれも難しいらしいけど、中でも748は極度に難しい。
バンクなんかは途中ではステアが切れて行かないから、我輩の様な下手ピーだとコーナーで固まったまま
対向車線への直行は保証する。
ツインのくせに高回転型で中間トルクは薄く、コーナリング中のスロットルでの車体のコントロールは不能、
だからロールマスの少なさを活かしてスパッと倒し込んで一発で決めれる上手な人か、花山車さんみたいな【素封家】に限る。
それ以外の人は、ドカドカする不連続なエンジン音とカシャカシャする乾クラ音の合奏とか、
フェラーリみたいなフォルムを楽しむだけにした方がいいかも。

バイク版カレラ911  「BIG-1」

2008-01-28 | バイクの話
これは☆ちゃんのバイクです。

ビッグネイキッドの中では一番憧れたバイク、終に買うことは出来なかっただけに☆ちゃんの SC30が羨ましい。
一番好きなのはCBR1000F譲りのフィンが全くない水冷エンジンの格好良さと跨った時の巨大タンクの迫力、
まるで戦闘機のステイルスかポルシェ911に乗っている感じが気持ちいい。
このサイズにして一本出しサイレンサーというのもカッコいいけど、何より其のドデかさの威圧感がたまらない。

乗った感じも最高、CB1300 のSUPER FOURより重いくせにヒラヒラ来る。
SC54だと100%バイクに乗せられている感じだが、SC30は駆け引きというか対話の五分五分感がたまらない。
パワーのSC54に対してトルクのSC30、☆ちゃんの場合はバイクの名人だからトルクバイクでも100%自在に支配出来るけど、
我輩の様な下手ッピーはそうはいかない。
それでも一瞬でも制空権を50%は確保したと感じた時とか瞬間でも一体感を感じた時なんかは
狙った女性を墜した時よりゾクゾクした歓喜に全身が震えてしまう。

○04-567 金沢八景のラーメン 「金八家」

2008-01-27 | 環状2号を南下するラーメン
横浜家系 醤油:★★★★ (訪問歴:2 w/芳乃)

金沢八景のウオーターフロントは昔は道は細いしアクセスは悪いして釣り客しか来なかったが、
最近はぶっとい道が完成し、海浜レージャー観光地としての施設も沢山出来て見違える様に変貌、
夏は凄い人であふれるに違いない。

ここのラーメンは600円、「そのまんま家系」というラーメン。
界隈の「横横家」「杉田家」とは少し感じが違うが濃厚さは周辺ピカ一。
多少醤油ダレが強いが酒井の麺のやや大目の茹で加減と和して年輩でも食べ易い。
とは言っても主力はやはり若者層、聞いていると「麺固め」「脂少な目」の注文もあるが、
大体は「普通」みたいで、顧客満足度は高そう。

特に叉焼はボリュームがあり、しかも家系では高いレベルの味、それに屑叉焼で作った叉焼マリネを
無料でサービスしてくれるから、叉焼は量・質ともにボリューム満足感は高い。
自家製餃子300円は家系だから・・と一寸敬遠感と、若しかしたら美味いのかも?・・という期待感も併せ持つ。

場所:環状3号を南下、R16谷津町を突き抜けて1K、安立寺の先の右手。

市谷の暫定 幻のラーメン

2008-01-25 | 越境するラーメン
市谷のラーメンを大分探してみたけれど、美味いラーメンには出会えたが幻らしきラーメンには出会えなかった。
しかし一番幻近い感じなら「汁番本館」の醤油、その論拠は看板にある十年のスープ、確かに此処のラーメンは
継ぎ足して作った様な、甕入りの紹興酒みたいな古い円やかさがある。

市谷で食べていない店もまだあるだろう。
「じょんのび」の二階の「火の国ら~めん てっぺん」とか、「じょんのび」の先の角を右に曲がった
「養生とんこつラーメン陽光」なんかもまだ食べていないけど、「陽光」は幻というには
一寸お洒落すぎる気配だから多分違う気がする。
もっと探せば見つかるかも知れないが、食べて結局見つからなかったと言うのは一寸寂しいので、
余力を残して市谷の幻のラーメン探しから一旦退却することにする。

沖縄の酒と料理  横浜モアーズ「首里」

2008-01-23 | たまには 浮気しよう
霜ちゃん主催?の創業支援新年会は沖縄料理屋、今回は参加人数が少なかったことと、
おしゃべり先生が欠席だった為、喋るより飲み食いに集中!
何を飲んだか何を食ったか半分も覚えていない位に飲み食いした。

まず飲んだのがゴーヤドライビール、実はこのビール初めて飲んだ。
南アジアにありがちなソフトな発泡酒って感じで夏の海で飲んだら美味いかも。
後は定番のオリオンビールと石垣島の何とかいうビール。
酒は当然泡盛、残波シロ 25度がベストセラーらしいが、これは甘くて気持ちが悪い。
島唐辛子の酢漬け液でカクテルにしてもどうにも調整不能。結局、まさひろ43度で落ち着いた。

料理で覚えているのは、 ごーやーチャンプルー・しまらっきょうの天ぷら・まっこう(マコモダケ)炒め・
ターウム(田芋)の甘辛煮・スーチカー(豚三枚肉の塩漬け)・スヌイ(もずく)の酢の物、
其の外に沖縄豚のソーセージとか煮込み豚とか色々。
どれも美味かったがスヌイが面白かった。

ところでやっぱり気になるのは沖縄そば、中身的には煮豚・かまぼこ・青ねぎ・きざみ紅生姜等、
スープ的には だし汁(多分豚、かつお)・塩・、醤油、って感じで味的には殆どラーメン、
沖縄タバスコ入れ忘れたけど美味くて満足+満足。

◎09-566 東京市谷のラーメン [くるり]

2008-01-23 | 越境するラーメン
拘り系 味噌:★★★★★
([本当に美味しいラーメン30](日テレ)2007 で全国第一位になったラーメン店 訪問歴:3)

市ヶ谷の幻のラーメン探しPart 13は味噌専門店。
実はこの店3回目になるが毎回味が違う。バラツキではなく味そのものを変化させている感じで、
スープも違うし具も違う、麺の湯で加減も違う。テレビ番組で全国第一位になった位だから当然行列店で、
席数も少ない小さな店だから、ま、ざっと一時間は並ぶのでリーマンの昼食としては無理。
従って殆ど客は法政の学生という感じだが、それにしても一時間並んで思った味では無かったとなると疲れる。

以前は粘度が強く個性的なスープだったが、かなり薄くなって何処にでもある味噌に近く、
しかもスープがやらた少ないので100%完食。
以前は表面にラー油が浮いていたが、今回はそれは余り感じない辛味が少なく大人しいラーメンに変身。
具材的にはチャーシュー、炒めモヤシ、ニラ、ネギという感じで、全体の味としては
全国第一位だけあって美味いことは美味いが、何か今ひとつユルイというかインパクトが足りず、
丁度写真の様にボケている感じ。

場所:外堀通沿い、市谷・飯田橋間のやや市谷寄り。

〇09-506 東京市谷のラーメン 「百舌」

2008-01-22 | 越境するラーメン
拘り系 塩:★★★★
(市谷では一番洒落たラーメン店 訪問歴:3)

この店は、しょうゆ(¥600)、塩(¥600)、味噌(¥650)、つけ麺(¥不明)、餃子(¥300)という感じで、
もろラーメン専門店、場所柄から見れば値段としては相場という感じだが結構人気がある様子。
特に女性に人気らしく、他の店では中々見かけない女性客が此処に集まっている感じ。
確かに若い女性っぽい味だが、多分それよりは店の雰囲気のせいと思われる。

此処のベースは豚骨、豚骨の塩ラーメンというのは余り食べたことが無いが、意外にいける感じ。
塩のあっさり感と豚骨のこってり感の調和だが、味玉の塩気は余分で途中コップ2杯のお冷は必需。
豚骨と太縮れ麺の相性は悪くない。
餃子は一寸問題、ま、¥300だからギリギリ許せるか!ってところ。

見た目では味噌(¥650)が美味そうだが、味噌だと対岸の店の方が・・・かも。

場所
:前記事参照

ツーリンググルメ 「大洗の鮟鱇鍋探し」

2008-01-20 | ツーリング グルメ
西の河豚に対して関東の食道楽にとっては欠かせない冬の鮟鱇だが何処がいいのか探すのは
ツーリングマップルのお世話になるのが一番無難。去年のセイコ隊長案内の「蛇の目寿司」も美味かったが
マップル推薦の「大森」と水戸の「山翠」も相当いい。
水戸の「山口楼」は結構高いが他にも破格に美味い店があった。
名前を忘れたが「京」とか「はな」と言う字が付いた懐石料理店で値段も桁違いに高いので自費では一寸無理。

鮟鱇鍋の最大の欠点は酒が欲しくなること、電車で行くか泊まるしか対策は無い。
お泊なら「さかなや隠居 」割烹旅館の割りにお値段リーズナブル。
予算があれば「大洗ホテル」なんかはイベントもあるので宴会目的ならお勧めかも。
民宿「雲仙」はサービスレベルとかは民宿の域を出ないが料理は中々。
酒込みで12千円で民宿としては一寸高い。鮟鱇鍋つきだから相場かも知れないが、宿的には日帰りの方がいいかな。
TEBさんがもっと安くていい宿見つけたらしい。

大洗の宿なら何処でも鮟鱇鍋食べれると思ったら間違いで、愛人満と行った民宿みたいに
「ウチは鍋やってません!」って所もあるから、泊まりを決める前に確認した方がいい。

昼飯なら大洗海岸の「浜の納屋」が面白い。
『ジャンボかき揚』にはびっくりだが、そのほか全般に美味い感じでイワシのつみれ汁なんかはお代わり必須。
鮟鱇の季節以外のツーリングでもお勧め。

天衣無縫 純正少女 「お玉」

2008-01-19 | あの人この人あの時の人
「お玉」は湘南に住む近い親戚の娘、姪に当るのだけれど血は繋がっていないから可愛くて仕方ない。

湘南は石原慎太郎とか加山雄三とか「SAS」の桑田佳祐の様なブルジョワ系インテリ不良が多く、
南洋の海と光のせいか感性芸と性のフリーダム発達は神奈川随一、同じ不良界でも横浜とは些かタイプが違う街、
その湘南の「お玉」はまるで少女雑誌の主人公みたいにカッコいい不良ヒローイン。

「お玉」は元々生まれる前から美人が約束されていた美少女、その美貌と度胸を買われて高校に入るや否や
不良界からのスカウトラッシュ、原由子あたりとは格が違う。
将来は江波杏子の「極道の女たち」を背負って立つ筈・・が、ある日突然、超真面目職人に惚れて
一気に真面目界の専業主婦へトラバーユ、
元々頭のいい娘ではあるが、その機転の速さには驚くばかり。
愛しのヒローインは今は二児のよき母親稼業に専念中であるが、将来は亭主を盛り上げて、
今度は其の世界でヒローインとして復活デビューするに違いない。
(otama:星川一品香)

PS:因みに彼氏席は満席で募集予定はありません。

○08-565 伊勢原八雲のラーメン 「基」

2008-01-18 | 246を横断するラーメン
オリジナル 醤油: ★★★☆(訪問歴:初)

この店、なんとなく前と味が違うなあ!と思ったら、店の名前が違っていた。アララ、店、間違えたか・・・。
食べ終わるまで、というか家に帰るまで「楽」だと思っていたというお粗末。
日誌書き始めて画像見ても暫くは「楽」が変わったということに気が付かないでいたのだから話にならないが、
味は違うけれど似ているし、似ているけれど違うだけでなく、店も似ているけど違うし、違うけど似ているので、
訳の分からないミステリースポットに嵌ったような店。
・・・なので若しかしたら同じコーディネーターなのかも?

味的にはかなりアクセントの強い目立つ味で、和麺の出汁に三枚肉入れたみたいなちぐはぐ感がある感じ。
四十女の厚化粧見たいに無理に目立とうと豚骨の上にカツオ節をくどくど重ねた五月の蝿のようなスープ味だが
麺はとても美味いし、具も冷たい玉子以外はちゃんとした味で中々いい。

□05-561 小田急相模原のラーメン 「鷹」

2008-01-17 | 16号を北上するラーメン
豚骨 ラ-メン(600円):★★★
(小田急相模原で一番美味いラーメン 訪問歴:初)

神奈川の陸の孤島は自宅とバイクの練習コースとの中間。
にも係らず知らない店があるのも癪だが、この一帯は広域かつ複雑で名のある店だけで手一杯、
隠れた名店の発掘までは中々・・

ス-プは「花月」のげん骨に似た薄白濁、背脂が沢山浮いたこってり系とんこつ味。
麺は太目の略ストレ-トのモチモチ食感、適度な茹で加減も手伝って普通に美味い。
バラの叉焼は大ぶりだが薄目なので麺やスープの味を邪魔せず、代わりにメンマがコリコリした食感で
麺やスープの味を引き立てている。

全体的には20代の男性好みという感じの日常型のラーメン、学生ラ-メンってメニュ-があるから、
若しかしたら東海大相模の野球部の高校生用のラーメンか?

場所:小田急相模原ヨーカドーの裏の通りを東林間方面に、二股の左側。

〇01-564 六角橋のラーメン [六角家]

2008-01-15 | 東海道を上るラーメン
横浜家系 醤油:★★★★
TBS麺王2005全国24 位、訪問歴:4 w/佐々夫妻)

横浜のラーメンと言えば横浜中華街の流れを汲む生碼麺が主流だが、30年前に出来た横浜家系が一気に盛力を広げて、
今では横浜=家系という感じがしないでもない。
六角家は家系の代表格の吉村家系統の中では本牧家についで長兄格の店、多分20年位前からあるから、
古参といっていいかも知れない。

本牧家吉村家より醤油ダレを薄くしているのに対し、六角家はスープを薄くしている為、
同じソフト系でも大分食感が違うが、共にパンチの吉村家より食べ易く調合している点は共通している。
流石に王道を歩いているだけあって美味いことは美味いが、ジモティ佐々夫妻の話では
偶に醤油ダレが走りすぎてスープを追い越してしまい醤油からいことがあるらしい。

場所
:R1のJR東神奈川駅正面の横浜麻生道路を北上、東白楽駅の先300米左手。



試作料理 「マーボー豆腐ラーメン」

2008-01-14 | マイ ラーメン あれこれ
2008年 初試作はマーボー豆腐ラーメン
結果を先に言うと史上最大の失敗ラーメン、不味いを通り越して気持ち悪い!

使用したの山形の「山口製麺」、失敗の原因は麺でなく付属の醤油スープの素を使ったこと。
しかしそれだけならまだ「不味い!」の範囲でああり、「気持ち悪い!」のとは別。

マーボーの調味料は酒・しょうゆ・トーバンジャン・テンメンジャン、手順はひき肉に味付けして、とうふ・水。
そこに問題のスープの素を入れたのが第一の原因だが、重大な原因は「マーボー豆腐ラーメン」を
余り食べたことが無いこと。
豆腐とラーメンのコラボが一体どんな味になるのか、イメージしないで適当に始めてしまったので、
途中で何作っているのか分からなくなって、結果は非常に気持ち悪いラーメンに・・。

只の失敗なら再挑戦という気にもなるけど、余りの気持ち悪さに二度とヤル気になれず沈没。
この失敗、結構トラウマになりそう。