ラーメンツーリング

神奈川のラーメン屋をバイクで走りまわり、色々なお店のラーメンを紹介します。
時には温泉やバイクや旅のグルメ話なども。

同業者さんのラーメン!! 

2011-01-22 | 越境するラーメン
太田市に「どくろ房」というラーメン屋さんがあって、
そこに「どくろめん」と言うラーメンがある・・・のだそうだ。

行った事は無いのだけれど”同業者”さんの「どくろラーメン」
とあれば、是非食べてみたい・・。
同業者と言っても、あちらはプロ、此方は素人、
比べたって、勝ち目は無いに決まっているのだけれど、
同じ名前のラーメンとあれば、なんとなく親しみも感じるし・・。

お店的には、店内は暗くてどれこそ等身大の骸骨の人形が飾ってあるらしく、
かなり不気味な感じはするけれど、ラーメンの味は美味いらしい。
ラーメン的には、色々種類があるらしいけれど、やっぱり気になるのは
「どくろめん」、醤油ベースのあっさりした細麺ラーメンらしいけど、
どかした海苔が丼の半分にかけてあって、其れが髑髏マントみたいで、
結構怖い顔をしているらしい。

□有楽町のラーメン 「谷」

2010-12-02 | 越境するラーメン
食堂 醤油★★★★ (訪問歴:2)
(戦後の有楽町、そのまんまとう感じのガード下のアーメン)

味的には物資の乏しかった戦後とは違って色々材料的には恵まれている時代だから
それないりには違うのだろうけれど、それでも気分はレトロ、なかなかいい感じのラーメン。
流行を全く無視しているラーメンで、醤油が尖がっていないので穏やかで心地いい。
客層はかつての高度成長期のサラリーマンという感じ、哀愁のラーメンを楽しんでいる感じがまたよかった。
最近は滅多に来ない有楽町だが、また来たら食べてみたい、そんなラーメンだった。




○ 大岡山のラーメン  「むらもと」

2010-08-08 | 越境するラーメン
専門店 ラーメン:★★★★ (訪問歴:初)

この店は大岡山で30年近く営業している地元の名店なのだ。
東工大のOBなら知らない人はいないかも知れないが、味的にはそういう味。
この界隈は学生が多いからジロー系とか坦々麺系とか丁度大人に脱皮する頃に嵌る味の
店が多いけれど、此処はどっちかと言うと永福町の大勝軒のインスパイアという感じで懐かしい。

岩崎学園時代の友人曰く”あまり好みでは無い”との事だったが、そんなに悪くは無い。
基本的には煮干出汁、香りも微かなので誰にでも食べやすい感じで連食も出来そう。
只、普通盛りで麺(1.5玉)は学生向きのボリュームなのだけれど、900円は一寸高過ぎ。
近頃の苦学生は金持なのか? そう言えばこの辺は下宿家賃も相当高そうだ。

□有楽町のラーメン 「谷」

2010-07-27 | 越境するラーメン
食堂 醤油★★★★☆ (訪問歴:初)

巨大な有楽町東京フォーラムの向かいのガード下に或る小さなラーメン屋。
横町風の路地が何ともいい感じ、飲んだ後に食べるとばっちりという感じの化調ラーメン。
個人的にはこういう感じの”ラーメン屋”が好きだ。

味的には昔のラーメン、全然気どりも拘り無し、全く普通のオジサン向けのラーメン。
この手のラーメン、兎に角気どりも拘り無しという事で、時々拙いラーメンにぶつかる
事もあるけれど、ここのは普通に美味い。
普通に美味いラーメンは時として”とっても美味いラーメン”を上回る事がある。
特に普通のラーメンが食べたい時、そういう時は普通のラーメンが文句なく美味い。


◎深川のラーメン 「こうかいぼう」

2010-07-26 | 越境するラーメン
専門店 ラーメン:★★★★☆(訪問暦:2 w/ラン)

門前仲町周辺には美味いラーメン屋が三つある。
中華料理店にも美味いラーメンが出る店が矢張り三店あるけれど、ここのラーメンは相当美味い。

残念ながら横浜では食べられない味、否、東京でも此の味は此処しかないだろう。
兎に角相当美味いから、横浜から態々食べに行っても失望する事は無い。
殆どオリジナルっぽいけど味的には尾道ラーメン風煮干し、どっちかというと関東人向き、
トンコツじゃ無いラーメンはラーメンじゃ無いと信じて疑わない九州人以外は、この味に感動するだろう。

どの位美味いか? それは味玉を乗せてもいい位美味い。
そもそも味玉とかはマザコンの象徴、デフォで乗せるのはラーメン形成だからいいけれど、
オプションで乗せる様な女々しい事は男としては恥ずかしくて出来ない・・のだが・・。

大概の場合、デフォに無い物は乗せると味のバランスが落ちる・・けど、此処の場合は・・。
それにしても此処の女将、実に女らしくて気持ちが和む・・実は其れが美味さの秘訣??

□八重洲のラーメン「くじら軒」

2010-02-02 | 越境するラーメン
専門店 ラーメン*★★★★(訪問暦:初)

横浜では有名な店、昔ながらの支那そばをルーツにしたシンプルで懐かし系の新ラーメンだが、
”ラーメン”と”支那そば”というメニューがあってどうも紛らわしい。
ラーメンと支那そばの違いは何か?
元々支那そば・中華そば・ラーメンは時代的順にネーミングされただけで、本来は同一の物と思われるが、
”支那そば”として出している店では結構その違いに拘っている店が多い。

この店ではラーメンに薄口醤油、支那そばに濃口醤油を使って使い分けている感じ、
本店では麺も使い分けていたけれど、上大岡店では共通だから、どうもコンセプトが不明確だ。

薄口醤油の方(ラーメン)は塩辛く味が尖がっていて、濃口醤油の方(支那そば)は醤油辛く濃厚、
どちらが煮干に合うか?は好み次第という感じ。
スープは煮干、豚骨、野菜など、比較的濁りの少ない澄んだスープで、麺は多分大橋製麺(確かでは無い)、
甘味の無い硬めの細麺で煮干系のラーメンには合っている感じ。

”ラーメン”と”支那そば”、どちらももう少し辛くない方が食べ易いが、其の他の面では全く問題なく
具も温度もサービスも満足、流石この手の新ラーメンの老舗という感じがする。

近年、この手のラーメンがアチコチに出たせいか、余り特徴的なラーメンではなくなった。
今回は”ラーメン”だが、”バラそば”は、他の追従を許さない独特な美味さがあった気がする。

◎深川のラーメン 「こうかいぼう」

2009-12-28 | 越境するラーメン
専門店 ラーメン:★★★★☆(訪問暦:初 w/SABA)

この店はラーメンデーターベースの2009年全国総合で4位に選ばれた店。
葛西橋通りのかつての行きつけの中華料理店「虎」とか会社の研修所の略まん前前にある店
だが当時は知らなかったから、そんなに前からある店ではないと思われる。

周囲は住宅とお寺とオフィース、商店街ではないので飲食系の人通りは少ない場所だが、
開業数年で全国4位というのは凄い。
で、このラーメン、煮干系のパッチリ効いた一寸尾道風という感じだが、醤油が極めて爽やかで
尾道とは大分違う関東味で、相当美味いし確かにな味で気に入ったラーメン。
只、関東以北の人はOKだろうが煮干に馴れていない九州人でもOKかどうかは?
だけれど、此処の女将さんの接客は満点、実に気持のいい店だった。






○ 奥多摩のラーメン 「のんき屋」

2009-11-23 | 越境するラーメン
ラーメン食堂 醤油: ★★★★☆ (訪問暦:不明 w/たー)

この店は奥多摩に走りに来る連中には結構有名だが、ラーメンフアンとしても結構
久しぶりに奥多摩のラーメンを食べた。
奥多摩には上手い蕎麦屋は沢山あるが、ラーメンというと鳩ノ巣駅前の食堂と此処位しか知らない。
其れ以外にはラーメンらしきラーメンは無いのではないかと思う位に奥多摩にラーメンは少ない。

これは奥多摩にラーメン文化が入り込んで居ない証拠、八王子は東京のチベットだから
奥多摩は東京のヒマラヤという事なのか。
ラーメンの進化度は文明開花度と比例している。
だからこそ、ラーメンに限らずグルメツーリングが楽しいのかも知れない。

さて此処のラーメン、ま、昔ながらのフツウーの醤油だが、鶏節仕様で結構イケル。
麺も自家製?なのか一寸変わった味だが味も食感も悪く無いしっかりした麺。
バイクを転がしていた頃を、否、バイクに転がされていた頃を一寸懐かしく偲んでしまった一杯だった。

沼津のラーメン 「豚平」

2009-11-07 | 越境するラーメン
専門店 醤油(手打ち)★★★★☆(訪問暦:初 w/ ケメコ)

この店はハーツ室長のエリア、
県外者としてはグルメ街道の何処の店が美味いのか全然分らないが、
”いいねこの店”という感じだった。
何がいいかと言えば、全席喫煙可能という近頃稀なる優良店である事が気に入った。

この頃は”タバコを吸われてはラーメンの味が分らない!”とかで全席禁煙という小生意気な店が増えている。
そういう店は客単価千円を突破させようというとんでもない店が殆ど。
そんな中で超優良価格、ラーメンはあくまで庶民の食べ物、決して高い物であってはならないと
つくづく考えさせられた超優良店。

味的には醤油風味が立ったサッパリ甘~い醤油スープ、ピロピロ食感の柔茹で縮れ平打ち中太麺、
其処に薄味の肩ロース肉叉焼が3枚入って、後は長ネギ、海苔、メンマという感じ。

シンプルな味わいゆえに安心感のあるオーソドクスな中華そば、端的に言えば
特に特徴の無い普通のラーメンだが、この”普通”というところがラーメンは
”一番大事”だと感じさせるラーメンだった。

○ 品達のラーメン 「TETSU]

2009-10-20 | 越境するラーメン
つけ麺屋 つけ麺:★★★★☆ (訪問暦:初) 

此の店は”品達の中では結構評判の店”らしいので楽しみにしていた店。
つけ麺屋という感じでラーメン屋とは認め難いが、つけ麺は確かに美味い。
コンピューターで人間の味覚を割り出したのか?
それとも金鉱石を偶然見つけたのか?は知らないが、人間が努力して探し求めた味というよりは
神が導いて教えてくれた味という人間離れした発想という感じがする。

所謂Wスープと思われるが”見事に決まり過ぎ”、つまらないといえばつまらないけれど神々しい程の味。
然しその分麺が酷いから、それが上手く調和して神の味から人間の味にちゃんとなっている。
(浅草開化楼の麺というのを楽しみにしていたが、今は自家製麺らしく残念)

”あつもり”と言うメニューがあったが、これも神々しいスープなのだろうか?
ラーメン界でのつけめんは熱いつけダレに冷たい麺をつけて食べるのが普通だが、
あつもりは冷水で締めて、その後もう一度湯通しして食べる。

然し本来”あつもり”は醤油と削り節だけのシンプルなつけダレで食べるもの、
”あつもり”にWスープは使って欲しくない。

□ 品達のラーメン 「きび」

2009-08-28 | 越境するラーメン
専門店 醤油:★★★★☆(訪問暦:初)

品達の店は大家の方で制限しているのか、外観的パフォーマンスは無い店が多い。
ユニフォーミティの方が強調された無個性な看板、店の主張が見えないのでどの店に入ろうか決めかねる。
然し目隠しして優劣を競う実力勝負の為、と思えば其れは其れでの楽しみ方もある。

「きび」は品達4軒目の店、丁度中間地点になるが、
此処の店で面白かったのはお通しにお猪口に入った小梅が2個出る事、口をさっぱりさせてから食べろという事らしい。

ラーメンは見た目は支那そばという感じ、
表面の油もうっすらと見えるぐらいの澄んだスープ、出汁的には鳥・豚のガラの合わせ味、
若しかしたらスープを清ませる為にネギを煮込んでるかも知れない。

叉焼も柔らかで支那竹のコリコリもいい。
麺のスープとの相性もいいし全体的には文句の無いラーメンだけど言い代えると無個性なラーメン、
しかも其の無個性が店の主張らしく拘りを持って無個性にしている感じすらする。
この辺が”支那そばの王道を行く”という事なのだろうか。

□ 品達のラーメン 「さいじょう」

2009-07-22 | 越境するラーメン
専門店 塩:★★★★(訪問暦:初)

[伝説の塩ラーメン」第2回旭川ラーメン大賞塩部門で第1位を受賞とういキャッチに魅かれて・・というか、券売機の先頭に会ったし、醤油ラーメンや味噌ラーメンが 800円 なのに750円という割安感に指が勝手に・・。

旭川ラーメンは姫路ラーメンに次いで二番目に苦手なラーメンなのが一寸心配だけど、何しろ旭川ラーメン大賞塩部門で第1位とあれば食べない訳にも・・。
丼がセラミックで一寸気合を入れている感じなのと赤い鳴門が一寸食欲をそそる。

味は、ズバリ、”サッポロ一番塩ラーメン”そのもの、これが旭川ラーメン大賞塩部門で第1位なの??
どのあたりが「伝説」なのか大いに疑問。
旭川ラーメンと言えば醤油が主流だから、審査員は塩の味が分っていないのでは?
と思う位に”普通”の塩ラーメン、不味くは無いけど第1位は無いだろう!
因みに、なんつっ亭の”豚飯”に対抗する様な”賄い飯”の方は美味く、客より賄いを大事にしている店?と見た。

△神田のラーメン 「味源」

2009-05-11 | 越境するラーメン
北海道ラーメン みそオロチョン(@900):★★☆(訪問暦:初)

久しぶりに神田に行ったら、知らないラーメン屋が沢山あって驚いた。

この店、 田原総研の所長の推奨店という。味噌ラーメンが得意な北海道ラーメン店、”オロチョン”なる文字が目につくが、このオロチョン、何でオロチョンなのかといつも思う。
オロチョンラーメン自体はモンゴル北部にに現存するらしいから、ロシア、樺太を経て北海道に下りてきたという事なのだろうか。

「みそオロチョン」なるメニューが人気らしいが、なるほど凄い色!
豚骨などでダシを取ったスープ、基本的には甘味噌を唐辛子で締めた味。
スープ自体はなんとなくそれなりにという感じで、可も無く不可も無いのだけれど、潅水の利き過ぎたボソボソ麺が・・と思ったら「小林製麺」、どうもこの「小林製麺」とは相性が悪い。

具材もなんとなくそれなりにという程度で、別にどうこうは無いし、これで900円は無いだろう!!という感じ。田原総研、干物にはうるさいがラーメンの方は余り得意では無いらしい。

□ 品達のラーメン 「けいすけ」

2009-05-08 | 越境するラーメン
専門店 トントロ 炙りチャーシュー黒極み:★★★☆ (訪問暦:初)

取引先の社長にアメリカンクラブでステーキをご馳走になった帰りなので、一寸満腹状態ではあったけれど、折角品川に来たのだからと品達へ。
品達は「せたが屋」に続いて二軒目。

券売機というのは字が小さくていつもボタンを探すのにオロオロしてしまう・・。
”激烈”だか”猛烈”だか、やたらにそんな形容詞の付いたメニューが多いけど、一番あっさりしたのにしようと思ったのに間違えて「トントロ 炙りチャーシュー黒極み」に。

そもそも”トントロ”を”トロトロ”と読み間違えてしまったのだからどうしようも無い。
この”トントロ黒極み”、見た目は真っ黒なスープ、表面に大量に浮いているのはラード? 此れって味噌ラーメンなの?
いろんな香辛料を使っているみたいで味がよく分らない。
中細の多加水の麺は熱々の丼に相応しい浅茹でで中々いいのだが、スープが濃い味で油が多いから最初は美味いけど後半くどい。
問題のトントロは美味かったけど、やっぱり黒スープはしつこすぎ、ビフテキの後にトントロはやっぱり無理があったか!!

□ 品川のラーメン 「せたが屋・雲」

2009-03-25 | 越境するラーメン
ラーメン専門店 醤油:700円★★★☆(訪問暦:初)

品川駅駅近くにあるラーメン横丁「品達」の一店、東京のラーメン激戦区、
環7だか環8だかにある「せたが屋」は周辺ではトップ3に入るという人気店らしい。

鰹などの強烈な魚介風味の魚介コッテリスープ、タレが醤油で出汁が濃厚鰹節豚骨系、
表面に膜がはるほど濃い感じ。風味も濃いけど豚骨が薄くて鵠が弱くて深みが物足りない。
東京の田舎では人気でも、一寸品川に出てくるのは十年早いかな、勿論美味しいのだけれど、
トップ3というには一寸・・という感じ。

有名店らしいから一寸期待し過ぎたせいもあるけれど、
バラの捲き叉焼と味玉も普通に普通で特別では無いし、
メンマのデカイのには驚いたけど味は普通と感じ。