ラーメンツーリング

神奈川のラーメン屋をバイクで走りまわり、色々なお店のラーメンを紹介します。
時には温泉やバイクや旅のグルメ話なども。

◎横浜北幸のラーメン 「維新」

2010-12-22 | 東海道を上るラーメン
専門店 塩:★★★★☆(訪問歴:4 マ漁)
(昨年の夏(2009年7月)に日テレの「サプライズ」という番組でラーメン日本一になった店)

日本一かどうかは別として、支那そば系のラーメンとしては横浜駅界隈では一番美味い。
大和市鶴間で2004年9月にオープンした店だが、二年足らずで閉店、「龍の髭」と並んで、
鶴間では名店中の名店だったので残念に思っていたら、一昨年に横浜北幸にオープン。
そして僅か一年ほどで、日テレの「サプライズ」で日本一になったのだから、
美味いのは間違いないのだが、店の感じも現代的で、若い層に人気がある感じ。

インテリア的にも味的にも、「中村屋」+「「ZUNDBAR]÷2という感じで中々の店。
今回は前回程味的には絶品を感じなかったけれど、それでも間違いなく美味かった。

PS:駐輪が結構厳しいので簡単には寄れないけれど小型のバイクなら何とか押しこめる。

○ 01-548 横浜南幸のラーメン「吉村家」

2010-12-20 | 東海道を上るラーメン
専門店 醤油:★★★★☆(訪問歴:20代)
(横浜家系の総本山的な代表格の店)

家系と来れば「吉村家」・・となる訳だが、そもそも”家系”なる呼びの発祥が解らない。
特に「壱六家」の発祥が解らないので、”家系”って何だ? となると、かなりぐらつく。
ま、それはともかく、「吉村家」の看板には”家系総本山”とあるから、「吉村家」が家系発祥の震源地なのかも知れない。

その、総本山「吉村家」、吃驚した事に行列ゼロ、普段はまづ昼飯時間には食べられない店。
前回も大幅に昼飯時間を外して行ったけれど、かの有名店も時間さえ外せばなんとかなる感じ。

家系と言えば、客の注文を呼び返すことが大きなパフォーマンスだったけれど、
最近それをやる店が少なくなった。
最近行った「はま家」では、何とウエイティングの客と処に注文を伺いに!
何と、家系もスマートになった事か??

そしてこの総本山の「吉村家」でも、其れが無かった。
ガラガラだから、パフォーマンスにならない?? という事かも知れないが、
やっぱり家系はあれがなくちゃ!!という気がする。








簿外ラーメン 横浜永田 の「たつ屋」

2010-11-16 | 東海道を上るラーメン
専門店 博多:★不明 (訪問歴:2回位)
(博多ラーメンを中心としたラーメン屋家族の店)

此処は地図上でいうとご近所エリア、小さな山を一山越えるので歩くにはかったるいけど原チャリなら訳も無い。
地元なのだから応援しなければいけないのに、削除理由は皆目不明、多多間違って消しちゃった? 

たつ屋の本店は日乃出町にあり、此方は結構名が知られているけれど、永田の方は殆ど無名、
然し、実は永田の方が美味いのだ・・??  ・・と言うか面白い。
本店の方は博多系ラーメン、安いし美味いし、中々いい店だけど、永田店の方は博多・トンコツ醤油・和風醤油・味噌ラーメン

いう具合にベースが違うメニューが多いので、色々変化あって楽しめそう。
特に「絹麺」が面白い、元々博多は細いけれど此れは極細、一気に8行かないと伸びてしまう。

実はこの店、元々親父が井土ケ谷の「長浜屋」を開店して、其処を次男に継がせ、 日ノ出町に
「たつ屋」を開店して長男に継がせ、そして永田に「たつ屋永田北店」を開店して自分でやっているらしい。
・・と言う事だから、此処が”面白い”というのは、ある意味”当然”かも知れない。

此処で開発して「長浜屋」に回しているのか、此処と「長浜屋」のメニューは殆ど同じ。
然し、味の方は「長浜屋」の方があっさりしている感じ、「長浜屋」の味が落ちたと言われるのはこの辺の問題かも。

簿外ラーメン 横浜根岸の「東麺房」

2010-11-15 | 東海道を上るラーメン
チェーン やみつき醤油:★不明 (訪問歴:1回)
(広域ラーメン店チェーン)

東麺房と言うのは東京亀有にある株式会社アイビイケイという会社が手がけている、
東北から九州まで日本全国に展開している全国的ラーメン店チェーン。
神奈川にも結構あるけれど、開店しては閉店するその頻度が頻繁なので、あんまり人気が無い。
極めてド派手な装飾、まるで大阪のチンドン屋、通りを通ったら見逃すという事はあり得ない。
この店程目に着くラーメン屋は無い!という意味での存在感は高い店。

ラーツーから削除したのはチェーンラーメンだからと思われる。
店は広いし綺麗だし、賄い人数も多いし、雰囲気的には悪く無かった気がする。
味的には如何にもチェーンラーメンという感じ。
美味いには美味いのだけど店としての主張が無く、本部の宣伝部という感じ。
万人向きに上手に作ってある味なので無難と言えば無難なのだけれど、ラーメン屋的な個性の楽しさは無い。
どちらかと言うと家族向きっぽいけれど、其れにしては値段が結構高かった気がするから、
デイト向きかな。






簿外ラーメン 横浜南幸の「大和」

2010-11-14 | 東海道を上るラーメン
ラーメン食堂 ラーメン:★不明 (訪問歴:1回)
(南幸には珍しい中高年向きのラーメン屋)

この店の訪問は5,6年前の話だけど、かなり好印象の店だったのに簿外消去。
理由は多分、バイクで行けないから。
確かに駐輪はかなり厳しく、無理やり止めても原チャリ一台が止められるかどうか?
という感じだったけれど、消去するにはもったいない店だったと思う。

何が気に入ったか?と言えば、周囲にあって目を引くボロさ、言ってみれば”絶対に入りたくない”という感じ。
其処が何とも魅力的、間違っても彼女連れて行ったら其の場で”サヨナラ”言われるのは確実??
然し、そういう処がラーメン屋の魅力、ラー麺は男の専科という感じを満喫出来る店。
ラーメン的には所謂普通のラーメン、然しそれが結構美味かった気がする。
其れと餃子も美味かったと思う。
醤油ラーメンの美味い店で餃子が美味い店というのは珍しい!という印象が残っている。

当時、店の暖簾は「大和」だった気がするのだけど、最近「大和家西口店」とあるらしい。
「大和家」ってあの醤油豚骨の「大和家」?
その辺ははっきりしないけれど、出来れば昔の”普通のラーメン”のままであって欲しい。
何しろあの辺では中高年向けの”男のロマン”のある店が無いのだから!!

□ 戸部のラーメン 「来々軒」

2010-11-06 | 東海道を上るラーメン
中華料理 湯麺:★★★★☆ (訪問歴:2)
(ランチ向きのとてもリーズナブルな中華料理)

所謂中華料理屋で、中華全般なんでもアリアリなのだけど、”新橋のランチタイム”って感じの
サンプルメニューが、店頭に羅列してある。
分かりやすいと言えば分かりやすいのだけれど、近辺に競合店がある訳でも無いのに何で?
まあ、店の装飾と言えば装飾だろうけれど、そのダサさに一寸笑いが・・。

ここの湯麺、値段的には半チャーハン付けて600円、結構リーズナブル。
で、湯麺単品でも値段は同じ、・・となると、半チャーハン付けたくなるってのが人情。
最近、「ライス付けますか?」という店が多くなったけど、どうも澱粉+澱粉という組み合わせが苦手。
然し”湯麺チャーハン”となると付加価値感が強く、ついつい貧乏人根性が出てしまう。

ここの湯麺、麺は細麺、従ってスープもあっさり系、横浜湯麺というのは細麺が主流、
ラーメン屋というより中華料理屋が元々地盤な土地柄だからかも知れない。
細麺の湯麺の特徴は目が綺麗な事、今風な塩ラーメン的な美しさが伴うのが普通だけれど、
此処の湯麺はキャベツ・モヤシ・ニラ・キクラゲなどたっぷり目で結構ワイルド。
然し、ランチとしては値段的にも結構御買い得という感じだし味も悪く無い。
但し、サービス品のチャーハンの方は、やっぱりおまけという感じで反って余計かも。

場所:R1 京急戸部駅近くの西平沼交差点角


簿外ラーメン ダイアモンド地下街の「開港蔵 」

2010-10-26 | 東海道を上るラーメン
食堂 ラーメン定食:★不明 (訪問歴:1回 w/母?)

此処の店も簿外ラーメン、バイクを止める所が無いから当然と言えば当然なのだが。
ラーメン的には極めて普通に普通のラーメン、 麺は普通にややちぢれ麺、スープはあっさりめの醤油スープ。
具はチャーシュー、メンマ、コーン、ワカメ、ほうれん草、に薬味ネギという感じ。

名前からすると結構歴史っぽい店で、ダイアモンド地下街の中では古株的、かなり前からあった店だが、
何故か海苔が乗っていない。
横浜でコーンとかワカメが乗る店も無い訳ではないけれど、なんとなく中世のラーメン。
つまり、「ラーメン餃子」の流行った時代のラーメンという感じ。

という事で、若しかしたら、「ラーメン餃子定食」がこの店の一番メニューなのかも知れない。
という事で、この店はラーメンを食べに行く店というよりはランチを食べに行く店という感じ。
ラーメンとしてはクセも無ければ特徴も無いけれど、ランチとしては値段も適当だし、其れなりに満腹、
当に昭和中世の満腹志向時代のラーメン、随分前の話だけれど、そういう意味では懐かしい感覚のラーメンだった。


東神奈川のラーメン 「桜花」

2010-10-01 | 東海道を上るラーメン
専門店 つけ麺:★★★★ (訪問歴:4 w/真理さん)
(一寸重めの付け麺を得意にしている店で、横浜では中年世代の男性に人気がある)

ここの店は比較的最近、食べた”ばかり”なのだけれど、同行者のたっての希望?とあってお供する事に。
然し、正直な所、ここは付け麺でも相当重いから一寸女性には無理なのでは?・・と言うのが事前予測。

で、結果は・・、やっぱり・・重かった見たいで半分でギブアップ。
前回、あの喰い意地の張ったマ漁ですら残してしまったのだから、やっぱり普通の女性には無理かも。
これを完食出来る女性は避難民ユータンかラーメン会の人しかいないのでは?

それにしても、完食出来ない程重いつけ麺って、どんな付け麺なんじゃ!!
ここの付け麺の麺、確かに重い事は重いのだけれど、他店に比べてg的に特別に重い訳では無いのに重い。
どんな重さか? それはタバコ税が三割も上がったショックに似た何とも言い難い重さ。
付け汁も美味いし、叉焼も美味いし、文句の無い付け麺だけど、食べた後の感想は
”只簸たすら重かった”という感じ、堪能するには元気な胃袋が絶対条件というつけ麺。
場所:R1(第一京浜)京急神奈川新町近くの浦島街7-11の前(R1沿い)

◎横浜北幸のラーメン 「維新」

2010-09-23 | 東海道を上るラーメン
専門店 醤油:★★★★☆ (訪問歴:2)
(現代風淡麗系のシナソバの店)

この店は以前大和の方にあって、当時「龍の髭」とどっちがという位に好きだった店。
横浜への移転は2年位前か?、大和よりは少し近くなったので距離的には行き易くなったけど、
ラーツーというのは距離よりも方角が大事、特に繁華街は行き難く、大和より行けなくなってしまった。

此処のラーメンは「支那そばや」系統の所謂「淡麗系」、さっぱりしていて豊潤な感じなので、
残暑の暑い日でも食べやすい。

出汁のアクセントが強いという点では戸塚「支那そばや」に似ているが、麺はのしなやかさは
「69'N'ROLL ONE」にも似ている。
特にネギの使い方が抜群に上手い辺りは「中村屋」系統に通じるものがある。
叉焼やメンマもすんなり美味いし、スープの量とか盛り付けの仕方、店の雰囲気なんかは
もろ「ZUND-BAR」、総体として横浜駅界隈ではランキングレベルの高い店。
場所:環状一号上り、浅間下(横浜)右折、鶴見歯科左折、オーク横浜ビル前の露地

○ 01-466 保土ヶ谷のラーメン 「いわみや」

2010-08-17 | 東海道を上るラーメン
専門店 醤油:★★★★ (訪問歴:12)

一年振りの訪問、今日の「いわみや」は美味かった。
此処のラーメンは、或る意味では一寸変わった個性的なラーメン、奇抜とか独創とか
と言った意味では無く、普通にシンプルなのだけれどh化の店では食べられない独特な
持ち味がある。
とっと尖った味なので好き嫌いは別れるかも知れないが、ビールで言えばスーパードライ、
夏のラーメンとしては後味さっぱりで気持ちがいい。

ここの店の一番いいのは店主の働きぶり、実にてきぱきと素早くて気持ちがいい。
その店主が今日は一寸様子が変。
どうしたのかなと思ったら、どうやら原因は女店員。

感じ的にはパート主婦という感じなのだけれど、中々のぽっちゃり系美人。
それで、店主が鼻の下を伸ばしている。
職場の恋? かどうか微妙だけれど、その後どうなったか、又行ってみよう。
場所:R1(保土ヶ谷)、保土ヶ谷橋の三叉路の保土ヶ谷駅より、直ぐ

○ 01-393東神奈川のラーメン 「桜花」

2010-08-14 | 東海道を上るラーメン
専門店 つけ麺:★★★★ (訪問歴:2 w/マ漁)

此の店は7年ぶりの訪問、何度か行っているのだけれど行列で入れなかったり定休日
だったり、そういう意味では鶴ヶ峰の「支那そばや」と同じで”方角が悪い”のかも。
7年ぶりという事は、殆ど一昔前という事、大分変ったかと思ったが殆ど変って無い。
まあ、前回の時は殆ど新店状態だったたか、其れなりの貫録というか汚れはあつけれど、
ここ店の雰囲気は悪くない。

ここの店はラーメン屋というよりはつけ麺屋、若しかしたらラーメンは無いのかも?
と思う位に付け麺以外は全く眼中に入らないのだが、ほんとに無いのかも?
横浜では結構有名な店で、それだけに流石にここの付け汁はいいのだが、只、この麺は
中華麺では無く殆ど饂飩、水気のない饂飩でしかも重いのでアゴが疲れるのが難点。
若い人にはいいけれど、年寄りや女性には胃にもたれるから一寸勧めかねるかも。


初ラーメン 川崎大師のラーメン「もっこす」

2010-01-03 | 東海道を上るラーメン
熊本料理店 ラーメン:★★★★☆(訪問暦:初 w/屯子)

熊本料理屋でのラーメンというのは初めて。
ラーメン屋じゃないから、流石にラーメンの期待はしてなかった、の・だが・・。
ところがドスコイ、これが又、滅茶苦茶美味い。
流石にチーズは入っていないけれど、否、若しかしたら入っているのかも?
酒のせいで、余り気にしなかったけれど、兎に角美味いので吃驚。

味的には博多ラーメンに似ているが、当然マー油が効いている。
”何つっ亭”の様な真っ黒マー油ラーメンではなく、マー油というより焦がし大蒜を
博多ラーメンにパラパラっと振りかけたという感じ。
つまりマー油にする前の焦がし大蒜の状態なのだが、これが結構いい薬味で気に入った。

叉焼も馬肉だった? 否、そこのところは酒が美味過ぎたので判らない。



□ 狩場のラーメン 「ONOMICHI]

2009-12-21 | 東海道を上るラーメン
専門店 醤油:★★★★(訪問暦:無数)

此処のラーメンの特徴は? と言うと、余りにも馴れ過ぎて何が特徴か分らなかったが、
久しぶりに行って感じたのはスープが濃くて油が少ないと言うことかな。

元々六角屋と吉村屋ではそのスープに特徴が違って、言ってみればソフト:ハード
という違いがあったのだが、その後吉村屋が少しソフト嗜好に軟化したので、
今は切れ味の違いという処か。

同じ六角系でも此の店は特にガラの炊き込みが量が多いので、ガラ出汁味としては
多少博多ラーメン的な感じに寄っている。
とは言っても家系、ガテン系労働者のためのラーメンという血統は変わらない。
元々家系はグルメっぽく語られる筋のラーメンでは無いのだが、DQNを初め若い層には
人気がある様で、なんだかんだ言っても結局「ONOMICHI」が一番美味い
という人も少なくない。

「ONOMICHI」を最も食べている一人としてそれは其れで嬉しいのだが、
それにしてもスープが二層に別れてしまうのと、温いのはなんとかして欲しい。




○ 01-662 東神奈川のラーメン 「陽華飯店」

2009-12-03 | 東海道を上るラーメン
中華食堂 ラーメン:★★★★ (訪問暦:初)

ここは最近流行の大陸系の人がやってる小規模中華料理屋の一種。
味はちょっとエイシアン屋台なテイスト、濃いめの味付けがそれっぽい。 
ランチは600円代、セットメニューの割引率が良くリーズナブルで
メニューが充実しているから夜ゆっくり食べて見たい。

店の外観も店内も質素、というか色気が無く必要最小限の物が有機的に並べてあるだけ、
ファッションセンスはまるでゼロ、安い・気軽、生活感も感じる店。

ラーメンの味はシンプルながら、”ラーメン専門店とは違う!”という中華料理店の
自負というか主張が店主にある感じの味。

1-660 西横浜のラーメン 「一文無」

2009-11-17 | 東海道を上るラーメン
食堂 醤油:★★★★☆(訪問暦:2)

浅間町の住宅街にひっそりと佇むラーメン店。
旧東海道(環状1号線)の霜下近辺の好きな店の一つ。
決して好立地とも言えないロケーションだが、表通りから引っ込んでいるから
口コミ的かネットでかしか以外先ずは地元客しか知らない店。

ここの支那そばはは超シンプル、かつ、超あっさりラーメン、
丼の底が透けて見える位に透き通っていて、如何にも味が無さそうに見えて
本当に味が無いラーメン。

前回のカルビと炒めた野菜が入り、唐辛子を効かせたパンチのある店名を冠した
一文そばとは対照的な物だが、この味が無いラーメンが実にいい。
無だな味を全部削ぎ落とすとラーメンはこういう味になるという位なラーメン。
これに嵌ったら、もう他のラーメンはくどくて邪道に思えてくるというラーメン。

調理担当のご主人以外にサービス担当の女性が一人、何だかおしどり夫婦という感じで、
これがまた庶民的で居心地がいい。