ラーメンツーリング

神奈川のラーメン屋をバイクで走りまわり、色々なお店のラーメンを紹介します。
時には温泉やバイクや旅のグルメ話なども。

◎ 戸塚のラーメン 「しんの助」

2010-12-15 | 東海道を下るラーメン
専門店 肉そば:★★★★☆ (訪問歴:5)
(戸塚で一番美味いラーメン店)

この店は”原チャリ”訪問圏、距離的にもそうだが、駐輪が結構難しい。
歩道に止められないことも無いけれど、大型だと一寸気が引けるからやっぱり”原チャリ。
比較的近場ではあるが、或る意味半端という事もあって、あまり行った事が無いのだけれど。

この店の看板は「中華そば」、ラーメンでも無く支那そばでも無く中華そば、
それは単なるイメージの問題だけれど、昔のでは無く、現代的中華そばという感じ。
メニュー的には「得そば」が気になるけれど、値段もいいし本当に得かどうか、中々勇気が出無い。
で、あれば、この際一番高い「肉そば」に・・、その方が踏ん切りがつくというものだ。

で、その「肉そば」、魚介の風味が香る和風豚骨、値段は千円札だしたら10円のお釣?・・
何だか釣銭、”間違いではないの?”という感じ、間違いで無ければ990円という事になるのだが・・。
感触的には、サラッとしたような口当たりの軽い円やかでバランスのいい中華そば、
味的には文句無しだけれど、穏当に、お釣り間違って無いのかな?

「肉そば」というのは、所謂「チャーシューメン」、中華そばの値段から逆算すると、
この叉焼が300円する事になるのだが、この叉焼がまた美味い。
千円で十円のお釣りというのは高過ぎ!という感じがするけれど、この焼又だけ見れば
300円の価値は十分にある。

麺は自家製か、或いは三河屋製麺かも知れないが、どっちにしても中々いい麺で、
スープにピッタリ合っている感じだし、薬味代わりの焦しネギが又いいアクセント。
何しろ「チャーシューメン」という贅沢なものは滅多には食べれないのだけれど、
この叉焼は贅沢に豪勢な気分になれる。
・・のだが、お釣りが10円とは、やっぱり我が懐にとっては高過ぎ!!

境木のラーメン 「三喜亭」

2010-12-12 | 東海道を下るラーメン
ラーメン食堂という感じの店だった。
だったと決めつけてはいけないのかも知れないけれど、
この一、二カ月の間に十回近く行って、いづれもシャッターが下りているから、気配として
閉店してしまったと思われる・・と思っていたのだけれど、コメントを頂き訂正。
2月12日現在、営業を確認、どうもすみません。







〇02-409 境木のラーメン 「大雅」

2010-12-05 | 東海道を下るラーメン
中華食堂 五目そば:★★★★☆ (訪問歴:多数)
(普通に普通の街の中華そば屋さん)

五目そばというのはラーメンと違って具沢山、その分値段も高いけれど絢爛豪華。
大体何処でも五目という事は無い、六目、七目、いや下手したら十目はあるかも知れない。
こうなると、一体何を食べているのか分からない。
少しづづ色々と・・、いかにも女性好みのラーメンという感じ。

五目そばというのは昔からあるけれど、大体大晦日の年越しとか、
大事なお客さんが来た時に出前で取るくらいなもの、店で食べるなんて事は
アリエナイ世界の食べ物だったのだが。

然し、最近、ラーメンの値段が凄く上がった。
千円近いラーメンも珍しくは無い・・となると見なおされるのが五目そば。
具が中心という事もあるけれど、それはそれで下手に高いラーメンより無難に美味い気がする。

○ 境木のラーメン 「佐賀」

2010-11-03 | 東海道を下るラーメン
食堂 九州(佐賀?)ラーメン:★★★★(訪問歴:7)
(何処の住宅地にでもある町内商店街の食堂)

此処は長崎ちゃんぽんと皿うどんをメインにした普通の食堂だけれど、長崎ちゃんぽんと皿うどんに比べて、
九州ラーメンが安い。
近くにある「八千代飯店」に比べて、”ラーメン”としての価格比較なら、此方の方がダイブお得。

メニュー見ながら、おばちゃんに「九州ラーメンってどんなラーメン?」と聞いたら「豚骨ラーメン」だとの事。
ま、分かりやすい答えではあったのだけど・・。

佐賀ラーメンというのを知らないけど、ラー博の「大砲」も概ねこんな味、関東人にとっては
非常に微妙かつ明らかに博多ラーメンとは違う。
何処がどうというと難しいのだけれど博多はクリーミーで久留米はワイルドな感じ。
九州ラーメンが元祖久留米の系統であるかどうかは海苔が乗っているかいないかで識別できると聞いた事がある。

・・と言う事だと、此処のラー麺は海苔が入っているから元祖九州ラーメンの血統を受け継いだラーメンっぽいのだが、
どうも此処のおばさんは、そういう事には詳しく無いらしい。
亭主は佐賀県人でおばさんは長崎出身、ま、ちゃんぽんの方が得意という事か?
然し、”九州ラーメン”に拘っていない”九州ラーメン”、其れが本当の”九州ラーメン”かも知れない。

□ 小田原のラーメン {鳥取」

2010-10-28 | 東海道を下るラーメン
ラー麺食堂 わんたん麺:★★★☆(訪問歴:3)
(ラーメン本とかぐるなび等では必ず的に紹介されている小田原の老舗級の店)

此処のラーメンは3年振り、前回の記録では印が付いた”妖怪食堂”だったけれど、
今回は、一寸な感じ。
最近は”豚骨系”から一寸遠のいて”普通のラーメン系”に偏っているせいか、結構舌が敏感、
普通のラーメンとして他のラーメンに比べると、此処の普通のラーメンは個性が強過ぎる。

此処のラーメンは普通のラーメンでも小田原系と呼ばれるラーメンで、普通のラーメンの中でもかなり
地方色のあるラーメンで、小田原系の特徴は「濃醤油」に「ピロピロ麺」、其れに「三つ葉」が乗っているという感じ。
ワンタン麺なんかは餃子並に具が詰まっているというのも特徴かも知れない。

その辺りも一寸有るけど、其れより何より問題はスープに旨みがまるで無い事、極端に言えば、
かえしをお湯で溶いただけという感じ。
辛過ぎるとか薄過ぎるとかの話では無く、只ひたすら出汁が無い!!

ばあさん、遂にボケたか!!







境木のラーメン「大雅」

2010-10-27 | 東海道を下るラーメン
中華食堂 ラーメン:★★★★ (訪問歴:多数)
(何処にでもある普通の中華食堂)

最近、何時ものラーメンの店が変わった。
少し前は何時ものラーメンというと「ONOMICHI」だったけれど、最近特に「家系」が負担、
どうしてもあっさり系に向かってしまう。
ましてや、行き先を決めずに、”一寸この辺で”と言う時、一応スクーターのエンジンは掛けるのだけど、
ご近所一周して、結局振り出しに戻ってしまう事が屡。

「家系」の脂の問題だけで無く、新規開拓そのものが面倒くさいって感じ。
其れにラーメンを食べたいと思う時間というか、腹が減る時間が最近ズレてきて、エンジンを掛けた時には
昼営業は終わっているという感じ。
で、面倒になって、ついつい近場でという事に。

此処のラーメン、既に馴れきってしまっているから、美味いも不味いも無い。
只の昼飯、それもマンネリ化した昼飯、只の惰性という感じ。
本当は美味いのかも知れないけれどそうは感じない。
ラー麺と女性はやはりアチコチしないと、有難味が無くなるのかも。
因みに”美味い”という感覚は専門的には”記憶している味との比較”を無意識に舌を通じて
脳が感じて判断しているのだそうだ。

境木のラーメン 「大雅」

2010-10-25 | 東海道を下るラーメン
中華食堂 ワンタン麺:★★★★ (訪問歴:多数)

此処の店のワンタン麺は650円、ラーメンが500円だから、まあまあ順当という感じ。
多くの店では普通ワンタンとラーメンは同じ値段、此処もワンタンは500円、ラーメンと同じ値段なのだが、
問題はワンタン麺との価格差は何なのか?と言う事、”其の納得感に付いて”、其れは以前からの研究事項。

未だ検査した事が無いのだが、ワンタンとワンタン麺とではワンタンの数と麺の量がが違うのか?
スープの量はどのくらい違うのか? 其処は納得感の一つ大きなポイントかも知れない。

触感的には、ワンタンはラーメンの”おかず”というよりは”口直し”という感じ。
普通は一種のトッピング的な役割と感じるが、時にはワンタン麺はワンタンとラーメンのコラボの
元祖だと感じる事もある。
何れにしてもラーメンにワンタンが加わる事でラーメンがいきなり賑やかになる。
五目そば程華やかでは無いけど間違いなく大家族的な賑やかさは増す、その子沢山家族的な温もりがワンタン麺の魅力、
その付加価値が150円、そう思うと妙に納得してしまう。

○ 境木のラーメン {大雅}

2010-10-16 | 東海道を下るラーメン
中華食堂 ワンタン麺:★★★★☆(訪問歴:無数)
(極々普通の何処にでも普通にある普通の中華食堂屋さん)

基本的に此処の麺類は湯麺が一番美味いが、マーボラーメンと坦坦麺以外はどれも普通に普通。
もう少し言うと、作るのはオヤジか女将さんだけれど、オヤジは出前に走るから、
女将さんが作る番に出くわす事があるのだけれど、正直言ってオヤジの方が上手い。

ラーメン系は大差無いけれど、中華鍋振うメニューの場合はやっぱり腕力、
鍋が振れるかどうか、火の辺りが違うという事なのだろう。
特にチャーハンなんかはその違いが結構顕著、従って店にオヤジが居る時と居ない時では
注文は変えた方がいいかも。

本日はオヤジが出前中!!だったのでワンタン麺。
煮込み系というか、オーバーボイルでも食えるメニューの場合は、女将さんのも悪く無い。
場所:R1下り、権太坂上(保土ヶ谷)先のHAC右折、坂の頂上の右手




境木のラーメン {大雅}

2010-08-29 | 東海道を下るラーメン
中華食道 ワンタン麺:★★★★☆(訪問歴:無数)

昔から不思議に思っていたのだがラーメンとワンタン、どの店も値段は同じなのに、
ワンタン麺にするとどうして高くなるのだろうか?
答えが分からないので「なんとなく気分の問題」「習慣の問題」として呑み込んで
しまっていたけれど、突然思いだしたりすると、又悩んでしまう。

最近、少し分かる気になって来たのは、値段の感覚は感覚的なものが多いという事。
作る方の感覚としては材料代とか手間賃とかいった原価的なものが多いけれど、
店になると近隣の”相場”との見合いという事になる。
客の立場で言えば味への期待度と財布の経済力、そして”相場”との比較による納得感。

ワンタン麺はラーメンよりもワンタンよりも美味いか? 其処は結構重要な問題だ!!
最近の実験的重量測定:(ワンタン+ラーメン)/2<ワンタン麺である事が判明。
然しワンタンのg単価:ラーメンg単価:ワンタン麺のg単価に於いては何ら相関性が見られない。
要するに売り手の価格としては極めて感覚論、要するにいい加減という事だ。

久しぶりのワンタン麺、結構ボリュームもあって美味かった。
横浜の何処かに、ワンタンにトッピングとしてラーメンを入れている店があるらしい。
そういう場合商品名は”麺入りワンタン”という事になるのだろうか?

□02-409 境木のらーめん 「太雅」

2010-08-16 | 東海道を下るラーメン
中華食堂 サンマーメン:★★★★ (訪問歴:無数)

色々とラーメン食べに行っては、時々ここに戻る。
地元のラーメンという事もあるけれど、中華料理屋のラーメンというのは古い味、
振るに味というのは味に安心感があるのがいい。

横浜名物サンマーメン、基本的には酢が入るか入らないかの二種類の味があるが、
その他は同じ、大体どこの店でも似た様な味がする。
真面目に比較すれば此処味は当然違う、しかしサンマーメンという概念の中の味、
大幅にずれる事も無いかわりに、吃驚することも無い。
穏やかにセーフ、色々と凱旋して来るとそういうラーメンが恋しくなる。

◎戸塚のラーメン 「支那そばや」

2010-08-01 | 東海道を下るラーメン
専門店 醤油:★★★★☆ (訪問歴:3)

TVで御馴染の佐野実氏の店、元々鵠沼海岸に開業していたのだがラーメン博物館に
移していた本店を故郷戸塚に2年ほど前に再移転した店。
ラー博の支那そばやは全く別のラーメン、鵠沼海岸時代の味は感じられないけれど、
ややクセのある生醤油と豊かな鶏ガラのスープの味わい、此処は”鵠沼復刻版”という感じがする。

全体的には確かに鵠沼海岸時代の味を感じるのだけれど、あのしなやかな麺が硬くなった。
ゆで加減では無く粉の粗さを変えている感じ、滑らかな口当たりは損なわれてはいないが、
スープとの相性は鶴ヶ峰店の喉越し重視のヤワ麺の方がいい。
ついでに言えば、出汁もパンチが効き過ぎ、鶴ヶ峰店は一寸大人し過ぎかも知れないが、
少しボケている位が丁度いい。

平田三元豚のきめの細かい肉の食感は流石見事、穂先メンマも相当にいいけれど、
名古屋コーチンの味玉はどうかな、美味いには美味いのだけれど、ボイルしてしまうと
普通の鶏と値段程の価値観の差は無い。
場所:R1(戸塚)下り、JR戸塚駅の大踏切を渡った先の交差点(清源院入口)右手

◎02-316 戸塚のラーメン  「しんの助」

2010-07-15 | 東海道を下るラーメン
専門店 ★★★★☆(訪問歴:4)

ここのラーメンは久しぶり・・と思ったらなんと7年ぶり?
あんまり有名になってしまうとなんとなく行きたくなくなるから・・というのもあるが、
久しぶりとは言っても、そんなに久しぶりとは思わなかった。

最近、暑さのせいか年のせいか、脂っこいラーメンは一寸敬遠気味。
何処であっさりすっきり系食べたいなと思って、思い出して行ってみた。
元々、ここのラーメンは全てのタイプを通してでも戸塚で一番美味いラーメンの一つでお気に入りの店。
開店は02年6月20日、開店後半年の間に3回食べに行ったけど、既にその段階で”美味い店”として有名に・・。

豚骨・鶏ガラの動物系と昆布・カツオ・煮干しの魚系ダシの混合の焦がしネギのアクセントが付いた美味いラーメン。
ちょい細のロー麺系ツルツル・シコシコ麺で、肩ローの叉焼はトロトロ系、玉子は半熟で味付良い。
ここの店主は二枚目のいい男、其処の所が一寸気に入らないけれど、感じのいい店だ。

□02-409 境木のらーめん 「太雅」

2010-06-16 | 東海道を下るラーメン
中華食堂 雲呑麺:★★★★ (訪問暦:無数)

ワンタンとラーメンは値段が同じなのに雲呑麺になると値段が違うのは何故?
昔から思っている素朴な疑問なのだが、なんとなく習慣的に納得させられている。
雲呑麺の魅力は雲呑の食感とのコラボ、同じ小麦粉なのにどうして麺とこんなに違うの?
それも昔からの疑問。

雲呑麺のルーツは広東省の潮州などで作られていた魚やエビを使った餃子だという説があるけれど、
香港の雲呑麺の方が有名?な気もする。

正直な処、日本の雲呑麺より香港の雲呑麺の方が遥かに繊細で美味い気がする。
雲呑の中身がエビだから?という様なレベルの話では無く、4千年の歴史の味という感じ。
例えばスープ出汁はヒラメの乾物からとるとか、麺は10秒位しか茹で無いとか、雲呑は底に
敷かれるとか、其々に理由があって、だから”美味いいのだ”と感心させられる。

この店の雲呑麺は日本の雲呑麺、昔ながらの日本のロングセラーの雲呑麺という感じ。

○2-683 戸塚不動坂のラーメン 「幸楽苑」

2010-06-10 | 東海道を下るラーメン
ファミレス つけ麺: (訪問歴:??結構多数 W/便所姫)

180円のびっくりラーメンが神奈川から姿を消してしまった今、一番安いラーメンと
なると、やはり此処しかない!!

と言っても、安いのは客寄せ用のラーメンだけで、他はそんなに安い訳では無いけれど、
高い訳でも無いので、トータル価格としての平均で言えばやっぱり安いから助かる。
完全なファミレスだから、特にこれが美味いとかいう物は無いけれど、まあまあ、値段なりきには満足できるレベル。

そんな「幸楽苑」で、意外に美味かったメニュー発見!!
それほど大袈裟な話では無いのだけれど、小さな発見でも結構嬉しいものだ。
そりゃあまあ、ファミレスだし値段が値段だから専門店に比べれば結構な差はあるのだけれど、
ここの「つけ麺」結構イケた。

深い味わい? そんなものはまるで無いけれど、ツルっとした麺の感触と、しっかりとした
漬け汁の収まり具合が中々の物、これから夏に向けて一寸ハマリそう!!



□02-409 境木のらーめん 「太雅」

2010-05-22 | 東海道を下るラーメン
中華食堂 マーボラーメン:★★★☆ (訪問暦:無数)

久しぶりの「太雅」、この店は来出すと何度でも来たくなるけれど、脚が遠のくととことん
行かなくなるという感じの店。
美味くも無いが不味くも無い、大したラーメンでは無いと思えば懐かしくなる、そういう
ラーメンって結構有る様で無いし、無い様で有る。

ブスじゃないけど美人じゃ無い、可愛い訳でも無いけれど嫌いじゃ無い、なんだかそういう
女の子って、結構居る様で居ないし、居ない様で居るのと似ている。
そういうのを馴染みというのらしい。

然し今日のマーボーラーメンはブスだった!
はっきり言って馴染みの範疇を越えていたけれど、それでも又食べに来る気がする。
確か前回もそう思っていたのに、又食べてしまった。
然しマーボラーメンって作ってみると結構難しい、少なくとも自作よりはずっと美味かった。