□２－６６６ 大船のラーメン 「大原家」

家系　醤油：★★★★　（訪問暦：２）

此処のラーメンは家系フアンには結構人気がある。
身内にもラーツー会にも神奈川のラーメンを守る会なんかでも、此処のラーメンを
絶賛する人が何人かいる。
去年の５月頃出来た店だと思うが、もう知られ渡っているのだから美味い筈。

看板的には”究極の豚骨”とある。
器の底にも英語でそう書いてあるだけあってスープはドロッとした濃厚スープ。
結構くどいし切れがなく九州豚骨を醤油味にした様な感じ。
しかし醤油ダレが濃すぎるから九州豚骨の様な甘さは無く、かと言って家系特有のパンチも無い。
そういう意味では家系というには一寸半端過ぎだが、確かに美味いし押し出しもいいし、
叉焼の美味い家系なんか家系じゃないと言えば確かに此処は家系という感じはする。

試作ラーメン 「似非 何つっ亭」

「何つっ亭」に挑戦する！

という事はとりも直さず”マー油に掛かっている”という事だが、果たしてそんなに上手く行くか？
ま、一発で勝てるとは思わないが、とり会えずどんな物が出来るのか楽しみ。

先ず問題なのが「何つっ亭」は大蒜チップを使っているのか生大蒜なのか？
という事だが、「何つっ亭」に行くと暇な時間に店員さんが大蒜を剥いている。
まさか一個一個剥いたのでマー油作っているとは思えないが、とりあえず生から作ってみた。
仕上がりの色を想像して、結構焦げ目の付く位に揚げて、擦鉢でゴリゴリと。
「何つっ亭」と同じ様にげんこつをハンマーで叩いて煮込んだスープに、マー油を入れて出来上がり。

で、勝負！
うーん、”不味い”。
勝負どころか、話にならない味、もう最悪。
不味い事は不味いけれど、一応「何つっ亭」的雰囲気の味にはなっている。
という事は、「何つっ亭」のラーメンは美味いか不味いか紙一重の処にあるという事だ。

問題は、油の種類と温度、其れに大蒜の量と擦り加減、この変が上手く行ってない感じ。
そもそもマー油なんか単独で味見したって”不味くて”どうしようもない。
スープに溶かして初めて美味いかどうか分るものだから、一発でビンゴにはならないのだろう。
ま、然し、手ごたえアリという感じ迄は行ったから、次回は三種類位作って再挑戦してみよう！

ラーメンデイト 「なつツ亭」

なんつッ亭のラーメンは豚骨ラーメンだが、真っ黒なマー油が一面に浮いているのが特徴。
テレビ番組で一位に選ばれてから一躍有名になり最近アチコチに進出、店主の古谷一郎さんは
今やテレビラーメン界のスター的存在、当にマスコミが生んだ時代の寵児。

店主は熊本の「好来」で修行したらしいが、ラーメン甲子園にあった師匠の「好来」の方は
人気が上がらなかったのに弟子の方が大人気、当にラーメン会下克上、神奈川ドリームだ。
「美味い」とか「有名」という先入観が先行しているせいもあるのだろうけれど、
どの店も行列を作る大盛況ぶり、同県人として、又族の先輩としては嬉しい限り。

然し、一般人には超人気でもラーメンフェチ族の評価は意外なほどクール、
凄く不味いと言う人も居ないけれど凄く美味いという人も居ない。
最も厳しい意見は熊本県人、過去何人か案内したけれどラーメンフェチ族よりもっと甘くない。

とは言っても今や東京でも有名な店、ネームバリューがあるから彼女をバイクで
ラーメンデイトに誘うには一寸距離もあるし都合がいい。
寒い冬空にバイクを飛ばし冷えた体に熱いラーメンを、で、帰りは温まった体の温もりを
消さない様にしっかりと背中に抱きついてくれる・・。
とまあ、計算の上ではそうなる筈・・なのだけれど、現実はそんなに甘くない！

深川のレバー刺し

深川不動尊の仲見世の中ほど、名物深川丼の手前にある焼き肉屋、

実は此の店かつては結構通った店なのだけれど、何となく雰囲気が違う。
そこでで聞いて見たら矢張り前と店が変わっていた。
殆ど年配しか参拝しない仲見世、他の店は満席なのに此の業種は客層的に一寸つらそうでガラガラ。
一寸不安だったが、”近為”は混んでいるし、其れに以前の店はキムチが抜群に美味かったので、
若しかして継承しているか？と入ってみた。

早速目当てのキムチ、まあまあかなという感じ。
酒のアテに、其の外に二、三品、ユッケも悪くなかったけれど、此処でのお気に入りはレバ刺、
こいつは半端じゃなく美味かった。

キムチもユッケもそうだが、とくにレバ刺は食べごろのタイミングがポイント。
本日は”大当たり”だったのかも知れないが、文句無しに”日本一”のいいレバ刺だった。

◎深川のラーメン 「こうかいぼう」

専門店　ラーメン：★★★★☆（訪問暦：初　w/ＳＡＢＡ）

この店はラーメンデーターベースの２００９年全国総合で４位に選ばれた店。
葛西橋通りのかつての行きつけの中華料理店「虎」とか会社の研修所の略まん前前にある店
だが当時は知らなかったから、そんなに前からある店ではないと思われる。

周囲は住宅とお寺とオフィース、商店街ではないので飲食系の人通りは少ない場所だが、
開業数年で全国４位というのは凄い。
で、このラーメン、煮干系のパッチリ効いた一寸尾道風という感じだが、醤油が極めて爽やかで
尾道とは大分違う関東味で、相当美味いし確かにな味で気に入ったラーメン。
只、関東以北の人はＯＫだろうが煮干に馴れていない九州人でもＯＫかどうかは？
だけれど、此処の女将さんの接客は満点、実に気持のいい店だった。

餅つき大会 「山王山公園」

ご近所で開かれた町内会の持ちつき大会、杵と臼を巧みにこなしているのは
結構いい歳をした爺さん婆さん。
ジジババハワーも見捨てたものじゃない！
否、寧ろ近頃の若者より凄い！！

”ジジババ体育祭？”という感じで気合が入って、あっという間に２００人分を杵一本で突上げた。
近所の子供達や若夫婦が並んで突き立ての餅を分けて貰って返るのだが、
突いているジジババとり並んで貰っている若夫婦の方が明らかに”軟弱”気味。

戦前生まれのパワーに感服、勇気を貰った感じがした。

箱根のソーセージ 「ハウゼ川上」

続いてやってきたのはおっきいちゃんお勧めの「ハウゼ川上」、
何でもヨーロッパで数々の金賞を取ったという超優秀店、そういう店が神奈川にある
と言うのは県民として誇らしい限り。

此処の店、ハムやソーセージは勿論だけれど、ビールとパンが又、実に美味・・。
此処に来て欧州ビールを飲まない手は無い！
という訳で、運転を代って貰える彼女、しかも相当なグルメの彼女とのカップルにお勧め。

因みにこの店、野郎同士でとかグループでとかで行くのは相当場違い。
尤もこの店に限らず箱根には野郎同士で行って面白い所なんか一つも無いけれど、
この店の場合はグルメに関心がない彼女もお勧め対象外。

尚、この店は基本的にはテイクアウトと発送がメイン、店内飲食は試食的な感じ。

箱根の餃子「餃子センター」

箱根の強羅にある「餃子センター」は、ツーリングスポット、
餃子として特別に美味いとは思わないが、箱根に来ると何故か寄りたくなる。
特に温泉＋餃子という組み合わせは最高に似合う、そういう雰囲気を持っている店だ。

”新しい彼女との初デート”とあらば当然味より雰囲気優先、どんなに美味いラーメン屋でも
ムードの無い店じゃ上手く行かない。
そもそもラーメン屋で彼女を口説くという事自体に無理があるのだが、
”ラーメン位なら付き合ってもいい”というレベルのカップルにもお勧めの店。

此処には当然ラーメンもあるが、その名の如く餃子がメイン、その種類の豊富さは中々の物。
どれも大蒜が弱めで餃子というより”お好み焼き”寄りの味っていう感じだが、
主賓は彼女なのだから男としては其処は辛抱がいるのは仕方ない。

★☆★ 2009年総合ランキング ★☆★

ラーメンデーターベース　総合トップ１０は

1 位 中華蕎麦 とみ田 　　千葉県 松戸市 96.854 ポイント
2 位 麺屋吉左右 　　　　　東京都 江東区 94.386 ポイント
3 位 TETSU 　　　　　　　東京都 文京区 92.403 ポイント
4 位 こうかいぼう 　　　　東京都 江東区 89.972 ポイント
5 位 らぁめん 葉月　　　　東京都 大田区 89.366 ポイント
6 位 風雲児 　　　　　　　東京都 渋谷区 89.026 ポイント
7 位 六厘舎 　　　　　　　東京都 品川区 89.008 ポイント
8 位 麺処 ほん田 　　　　　東京都 北区 88.071 ポイント
9 位 RAMEN CIQUE 　　　　　東京都 杉並区 87.537 ポイント
10 位 らーめん はやし　　 東京都 渋谷区 87.224 ポイント

千葉が一軒、後は全部東京、総合ランキングには神奈川が無い！！
神奈川が出てくるのはかろうじて部門別、
しかも出てきたのは５部門だけ、一体どうなっちゃった神奈川ラーメン！

塩ラーメンの部では
10 位 ○屋製麺店 厚木市 71.663 ポイント

味噌ラーメンの部では
5 位 らーめんの駅 新横浜ラーメン博物館店 横浜市港北区 71.456 ポイント

豚骨ラーメンんも部では
6 位 九州大分らあめん たまがった 西口店 横浜市西区 69.680 ポイント
醤油豚骨ラーメンの部では
3 位 寿々喜家 　横浜市保土ヶ谷区 81.420 ポイント
4 位 ラーメン二郎 横浜関内店 横浜市中区 78.773 ポイント
8 位 家系総本山 吉村家 横浜市西区 76.246 ポイント

塩豚骨ラーメンの部では
4 位 葵亭 相模原市 59.699 ポイント

カレーラーメンの部では
2 位 スープカレーのハンジロー 横浜市港北区 68.361 ポイント

メリークリスマス

クリスマスイブは彼女と二人で・・・。

毎年そう思っているのだけれど中々そうは行かない。
往時はそれでも頑張ったのだけれど、何せ彼女を見つけても直ぐに振られてしまうから・・。
然し毎年振られるというのも考えようによっては便利なもの、ディナーレストランを
いちいち考えなくてもダブル事が無いというメリットも・・なあんて、
強がり言っても”モテ無い度”年々向上、振られようにも振ってくれる人すら居ないのは悲しい限り。

然し、今年のイブは違う！
新しい彼女が誕生！
彼女はまだ０歳、多少無理な感じもしないではないが、跳びっきり若い女性に違い無い。

保護者の父兄同伴という処が一寸不満だけれど、今年のイブは史上最も若い女性を家に招いての
”メリークリスマス”。

大和のラーメン 「富志夢」

ラーメンレストラン　ラーメン：★★★★☆　（訪問歴：初）

「龍の髭」に行こうかと流していたら、時計的に一寸ヤバイという感じで、急きょ道すがら
に寄った店。
看板にラーメンとあるので、ラーメンが食べられるのは間違いないと思ったのだが・・。

この店、外観的にどう見ても”美味そう”では無い！と、永年の経験がそう教える。
決定的なのは装飾、何でラーメン屋でサンタを飾るのだ！！という感じの趣味の悪さ。
どう見ても近所のガキ連れの食堂という感じで、本来なら間違っても入らない店なのだが、
「龍の髭」を断念して、あんまり気力が無かったのか、殆ど考え無しで入ってしまった。

処が、この店、何と相当美味い！
日替わりで「ねぎとろ丼」なんかも出している”フツウー”の食堂なのだけれど、
はっきりいって下手な専門店より遥かに美味い。
具とスープ、其れに麺が、お互いに引き立てあっている！！という感じで、魚のうまみが
効いた淡麗かつ深い味わい、只の食堂でこんな美味いラーメンが出来るのか！と感激。

聞けば、ここの一番人気は「塩ラーメン」だとの事、確かに表の幟にも塩とあった。
是非、又食べに着てみたい意外な処での意外なラーメンの発見！　
気分がよくなったのでダサいサンタさんの事は忘れてあげよう。

○ 7-310 鎌倉のラーメン 『静雨庵』

ラーメン食堂　醤油：★★★★☆（訪問暦：３）ラーメン

此の店は鎌倉周辺では材木座の『薊（あざみ）』、稲村ガ崎の『偕楽』と
3本の指に入る地元では有名な店。
特徴は毎回店前に自転車が止まっている事、厚木の「ブラジル」同様、ご近所様ご愛顧店の証か。

メニュー的には醤油と味噌、其れにカレーライスがあるが、ここのカレーは本宿の
「屯てい」と違って全然お勧め出来ない。

醤油ラーメンは小町通りの「ひら乃」同様昔ながらのラーメンタイプだが、
ホウレン草代わりにモヤシ、その代わりドカーンっとデカイ叉焼を乗せている。

此処のスープ、一口啜って？　二口啜っても？　という感じで何んだか頼り無く、
しかも量が少ないから気がついたら全部啜ってしまっている。
家系フアンだったら途中で切れてしまいそうな薄甘い鶏ガラ系スープだが、
完食してみると結構”鵠もあったのかなあ”と言う感じ。

麺は自家製中細麺、スープとの相性はいいが、バサバサの叉焼とモヤシが一寸不似合い。
只、シナチクはバッチリ決まっているからモヤシは口直し用なのかも。

何故かメニューにコロッケとか唐揚があり、一寸チグハグだがこれはカレー用？
日曜・祝日は休みだし、鎌倉市役所職員専用の食堂？って感じもしないでもない店だ。

□ 狩場のラーメン 「ＯＮＯＭＩＣＨＩ］

専門店　醤油：★★★★（訪問暦：無数）

此処のラーメンの特徴は？　と言うと、余りにも馴れ過ぎて何が特徴か分らなかったが、
久しぶりに行って感じたのはスープが濃くて油が少ないと言うことかな。

元々六角屋と吉村屋ではそのスープに特徴が違って、言ってみればソフト：ハード
という違いがあったのだが、その後吉村屋が少しソフト嗜好に軟化したので、
今は切れ味の違いという処か。

同じ六角系でも此の店は特にガラの炊き込みが量が多いので、ガラ出汁味としては
多少博多ラーメン的な感じに寄っている。
とは言っても家系、ガテン系労働者のためのラーメンという血統は変わらない。
元々家系はグルメっぽく語られる筋のラーメンでは無いのだが、DQNを初め若い層には
人気がある様で、なんだかんだ言っても結局「ＯＮＯＭＩＣＨＩ」が一番美味い
という人も少なくない。

「ＯＮＯＭＩＣＨＩ」を最も食べている一人としてそれは其れで嬉しいのだが、
それにしてもスープが二層に別れてしまうのと、温いのはなんとかして欲しい。

デイトのお供 「コスモワールド」

横浜に住んでいてコスモワールドに行ったことが無い！
第一、あんな処は一人で行く所じゃない。
大体においてラーメンだバイクだ山だなんて言ったら彼女とは凡そ縁が遠い。
当然コスモワールドとは縁が無い。

という事で、今回、友達のデートにお供して初めて夜の遊園地へ。
しかし真下から見るとデカイ観覧車に吃驚する。
丁度あすか２号が入港していたが、これも夜間近に見るととてつもなくデカイ。
水の中に飛び込むジュエットコースター、この寒いのにビショビショ、いやあ若い恋人達は元気でいいもんだ。

ところで、友達のデート、まさか最後まで一緒にいる訳には行かない。
コスモワールドは綺麗で面白かったけれど、やっぱり彼女と二人で行く方がいいに決まっている。

忘年会

忘年会の季節、この時期やっぱり胃が荒れるのは仕方ない。
多少胃が荒れても、好きな仲間と飲む酒は美味い。
但し、楽しくない仲間と飲む酒は最低、この時期、そういう忘年会も避けられない。
そういう時は、飲んで飲んで飲んで只ひたすら飲んで食って寝てしまうに限る。

今日はバイク仲間との忘年会、こういう忘年会は楽しい。
大体、趣味の仲間との忘年会はこの一年の出来事をつまみに話題に花が咲く。
ところが今日の忘年会、ツーリングのクラブなのにツーリングの話題が出ない。
職場の忘年会で仕事の話が出ないのと同じだ。

職場の忘年会で仕事の話をするほど面白くない事は無い。
バイクに乗るのは仕事と同じ？
だからバイクの忘年会でバイクの話をしない、そういう忘年会もいいもんだ。