雄琴「支配人衛生研修会」

滋賀県特殊浴場協会では７年ほど前から顧客サービスの一環として保健所等関係諸機関の指導のもとに
衛生的な環境づくりを始めたらしい。
具体的には全企業の全女子従業員の8種類11項目に及ぶ定期健康検診を打出浜の打出病院で行い
「全項目が陰性である事」を毎月確認する様にしたらしい。

業種が違うから細菌検査の種類は違うが、我々の定期健康検診はクライアントに対する会社側の保身が目的、
カスタマー保護では無い。
もっと違うのはカスタマーオリエンテーション、特殊浴場業界では社員は１００％成果主義、
上司にゴマすって会社から給料を貰う我々の業界と違って顧客満足度＝給料だから真剣さが違う。

衛生もさることながらメニューへの取り組みの姿勢も比較にならない。
客単価の３万円と５００円の違いは、サービスグレードは勿論、真剣さに於いて我々とは
圧倒的な差があるのを痛感した。
（1998年3月28日、関西地区の支配人を集めた一泊研修の時のこと）

温泉議論 pH=-log[H+]

温泉クラブのあるお泊り定例会の夜の席で「アソコの温泉はペーハーが９だからどうのこうの・・」とか
「マイナスイオンがどうのこうの・・」と云う話になった。

クラブ唯一の科学者のＹＵＭＩさんを除いて全員が理数系音痴、議論はそこはかと無く出鱈目。
ＹＵＭＩさんが呆れて部分的に修正してくれるが、「pH（potential of hydrogen）とは
水素イオン濃度指数で水素イオン濃度[H+]を対数で表わしたもので水素イオン濃度の逆数の常用対数」なんて言われても、
ペーハーってそもそも何だ？という連中には説明聞いても理解できる筈が無い。

イオンとは「独立した電子、陽電子、一つ以上の電子を失ったり獲得したりして電荷を得た原子や分子のこと」といわれても
当然チンプンカンプンで訳が分からない。
理解力ゼロ、どうしよも無いお馬鹿さんばっかりだけれど、だからこそ温泉クラブは楽しい。

Ｂ級グルメ 凄いねこの店「手抜きうどん」

ドクロラーメンも酷い手抜きだけど、ここまでは自信無い！

手抜きと言って不味いとは限らない。
例えば茹で麺だと難しいが冷凍うどんを使えば誰でも美味い饂飩が出来る。

うどんメニューの中で一番の手抜きと言えば生醤油かあつもりだろう。
生醤油は饂飩を茹でて冷水でよく揉み洗いし、水気を切って器に盛って、その上からお好みで
ネギ・胡麻・おろし大根・おろし生姜などを乗せて上からだし醤油をかけるだけ。
カップラーメンより早い。
夏メニューとしては最高の手抜きだが冷水でのよく揉み洗いがコツ。

冬メニューなら釜揚饂飩。
うどんを茹で、茹で湯ごと取り出して（水洗いしない）付け汁に付けて食べるだけ。
お好みでネギ・胡麻・生姜・刻み海苔等を汁に入れれば完了。茹で上がる前にうどんを取り出すのがコツ。
付け汁を作るなら、いりこ出汁大さじ2・水2.5カップ・薄口醤油小さじ2・味醂小さじ1 位の割り基準に好みで調整。
出汁に気合入れるなら煮干・鰹節・昆布なんかで取っても５分とはかからないけど、やはり手抜きの本線は市販希釈出汁。

山の歌「雪山賛歌 」

雪山賛歌は愛しのクレメンタインの替え歌であるが、京大の西堀栄三郎が作詞したので
京大山岳部の部歌と言われている。
この歌にはあまり思い出が無いのは、大体キャンプかなんかで酒飲みながら歌うだけの
通俗的な歌だからだが、心に響かなくてもキャンプで座円組める様な易しい山の時は結構楽しい。

１．雪よ岩よ　われ等が宿り
　　俺たちゃ　街には
　　住めないからに

２．シール外して　パイプの煙
　　輝く尾根に
　　春風そよぐ

３．煙い小屋でも　黄金の御殿
　　早く行こうよ
　　谷間の小屋へ

４．テントの中でも　月見はできる
　　雨が降ったら
　　　濡れればいいさ

５．吹雪の日には　本当に辛い
　　ピッケル握る
　　手が凍えるよ

６．荒れて狂うは　吹雪か雪崩れ
　　俺たちゃ　そんなもの
　　恐れはせぬぞ

７．雪の間に間に　キラキラ光る
　　明日は登ろうよ　
　　あの頂に

８．朝日に輝く　新雪踏んで
　　今日も行こうよ
　　あの山越えて

９．山よさよなら　ご機嫌宜しゅう
　　また来る時にも
　　笑っておくれ