ラーメンツーリング

神奈川のラーメン屋をバイクで走りまわり、色々なお店のラーメンを紹介します。
時には温泉やバイクや旅のグルメ話なども。

□ 市澤くぬぎ台のラーメン 「太陽軒」

2010-11-30 | 環状2号を北上するラーメン
中華食堂 ラーメン:★★★★(訪問歴:3)
(普通の中華食堂の普通のラーメン)

最近は歳のせいか、新しいラーメンよりも、普通に普通のラーメンに凝っている。
普通に普通のラーメンは普通に普通のラーメンだから、味や値段や雰囲気も普通に普通、
特に特記する事の何もないのラーメンが、普通に食べたいという感じ。

時々は美味いラーメンが食べたいと思う事もあるけれど、美味いラーメンって結構体力がいる。
その点、普通に普通のラーメンは疲れないだけでもありがたい。

此処のラーメンは其の普通に普通のラーメン、その割には一寸高目だけれど、まあ、ボリュームもあるし許容範囲。
それだけのラーメンだけど、普通に満足、そういう意味ではいいラーメンだった。


○ 有馬北山田のラーメン「来々軒」

2010-11-18 | 環状2号を北上するラーメン
中華食堂 にらそば:★★★★☆ (訪問歴:初)
(麺類の豊富な中華料理屋という感じの店)

此の店はかなり入り難い店、初めて入るにはかなり抵抗があった。
店構えのデザインのせいだろうが、先ずやっているのかやってないのか分からないし、
高いのか安いのか、美味いのか不味いのか(どっちかと言うと不味そう?に見える)見当もつかないし、
第一、「来々軒」とあるけど、本当にラーメン屋なのだろうな?という感じ。
先客の車も無いと、無いには理由があるのでは?と、高度に緊張!!
前回来た時は、それでチビって、そのまま逃げ出した気がするがけど、何というか、
名も知らない会社に初めて面接試験に行って会社を目の前にした時の様な緊張感が漂う店。

そういう面構えなので、一見さんは入り難く、多分常連さんの店なのではないだろうか?
中華そばから牛肉そば迄630円から1150円迄凡そ百円刻みに6段階の価格帯の麺が40品位あって、
しかも788円とか893円とか、面倒くさい価格設定、消費税増税反対啓蒙運動かな?
788円があるのに何で1155円で無く1150円なのか? とかよく分からないけど、
中華料理屋で出て来るラーメンのバージョンは殆ど揃っている感じ。

中華料理より麺類の方が品数が多い中華料理屋というのも珍しい。
40品もあると迷うというより何が何だか分からなくなるけれど、これだけあると
ラーメン屋のラーメンじゃ無い中国料理的なラーメンに目が移る。
韮蕎麦は結構あさり目、意外に甘く無くサッパリした感じでそこそこ美味かった。

□ 市澤くぬぎ台のラーメン 「太陽軒」

2010-10-21 | 環状2号を北上するラーメン
中華食堂 ラーメン:★★★★☆(訪問歴:2)
(普通の中華食堂の普通のラーメン)

ラーメンフアンの間では間違いなく有名では無い店(かと思われる)普通の中華食堂の中に
吃驚するような美味いラーメン店を見つける事がある。
そういう店は大概地元では結構評判の店が多いけれど、ジモティにでも紹介されない限りそういう店を見つけるのは難しい。

ここのラーメンは極めて普通に普通、繁忙時間を過ぎていた聖歌、店主と女将が、
ご近所さんと四方山話でだらけていて、殆ど客の主権は無視、まあ、有名ではない店って
大体こんな感じ。
ま、期待もしていなかったけど、こういう店のラーメンってこんなものだろうっていうラーメン。
場所:環2上り市澤上町左折HACのすぐ先





▼くぬぎ台のラーメン 「さんき」

2010-07-30 | 環状2号を北上するラーメン
食堂 ラーメン:☆☆☆ (訪問歴:初)

環状2号から鶴ヶ峰の方面にちょこっと入った市沢下町の辺りに”激安”ラーメンを
見かけて、何時か行ってみようと思っていて出かけた。
幾度か見かけているので、この辺りだと見当をつけて周囲を往ったり来たり。
結局見つからず、仕方なしに近くにあった店に入った・・のだが・・。

中には女将と思われるオバサンと多分近所のオバサン友達が数名で、殆ど宴会モード。
「あの、終わりなんですけど!」と言うのが最初の一言。
終わり? でも表には営業中と書いてある。
でも終わりなのだそうだが、その態度が気に入らないのでひと悶着。
女将にしてみれば宴会中を邪魔されたのが面白くないのだろうが、極めて嫌な感じ。
結局、ラーメンは出て来たけれど、その不味いこと不味い事。
嫌、実際の処はラーメン以前の問題が不味く感じさせているだけなのかも知れないが、
久しぶりに不愉快なラーメン、ラーメンは結構気分で味が変わる物と心得たり!!


ラー博のラーメン 「春木屋」

2010-06-29 | 環状2号を北上するラーメン
専門店 ラーメン:★★★★☆(訪問歴:2 w/加代)

この店は戦後の東京ラーメンの礎となった老舗中の老舗と言われる「春木屋」の出店。
東京ラーメンとい言うのは言ってみればラーメンの標準語みたいなものだが、「春木屋」
のラーメンが、東京ラーメンの標準とはいい難い。
「春木屋」のラーメンには鳴門も入ってなければホウレンソウも入ってい居ない!
というルックス的な事もあるけれど出汁が違う。
同じ東京ラーメンではあるが山手地域の一部に流行った煮干しラーメンで決してメジャーな
ラーメンでは無い。
蕎麦や系統の独特な匂いが好き嫌いlを分けて、多くの人は嫌った得れどラーメン好きな
人達の中では結構フアンもいた。

「春木屋」のラーメンもしかりで、賛否が割合はっきりしたラーメンではあるが、それでも
出汁の配合が複雑で、美味い時もあれば不味い時もあるという、横浜醤油とんこつと似た
不安定さが、逆に奥深さを感じさせるラーメンという感じ。

今日のラーメンは一寸イマイチ、ラー博独特の温度・湿度に全然絡まないよそ行きの無味乾燥な味、
というか出汁のバラバラさが空回りした「春木屋」らしく無い味。
老舗中の老舗と言われる「春木屋」でも、こういうヘマな味もあるものだ。

△5-658 淵野辺のラーメン「一汁一菜」

2010-01-11 | 環状2号を北上するラーメン
専門店 醤油:★★★☆ (訪問暦:4 w/タミ)

この店は、相模原でも「大石家」「親爺」と並ぶ三大小汚い店の一つ。
昨今ラーメン屋は小綺麗で女性1人でも入りやすい雰囲気の店が多くなったが、
そもそもラーメンは男の食べ物、男性専科の店の方が美味い店が多いのは間違いない。

此処のラーメン、スープは豚骨+野菜と思われるが野武士的と言うか何とも恐ろしく粗野。
超美味いというか超不味いというか、鵠がある様な無い様な、甘い様な苦い様な辛い様な
訳の分からない独特の味なので賛否は真っ二つに分かれるかも知れない。

醤油・味噌・塩はラーメン600円、ネギ・ワンタン・からしなどトッピング系はいきなり800円、
チャーシュウ麺だと1000円、この小汚い店で800円/1000円というのは一寸・・。

店主の前職は洋食屋、前回の醤油はイマイチだったので今回再度醤油に。
然し、スープの味に対しての150g位の麺は矢張り多過ぎるし、絡み具合も前々回の
味噌の方が良かったかな。

◎ ラーメン博物館のラーメン 「大砲」

2009-12-18 | 環状2号を北上するラーメン
昔のワンタンメン

https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7b/f0/f2ce08f0de940168a4cbe9220ed3632d_s.jpg
専門店 昔のワンタンメン:★★★★☆(訪問暦:初 w/マ漁)

此処には今のワンタンメンに対して昔のワンタンメンというのがある。
ラーメンも同じで、ラーメン今昔物語という感じ、ラーメン博物館自体が昭和の
ラーメン屋をモチーフにしている訳だから、そういう意味でも昭和のワーメンが
食べられるというのは有難い。

で、ワンタンメン、その今昔とは?
見た目の違いとしては昔のワンタンメンにはシナチクとカリカリと呼ばれる揚玉が入っている。
カリカリは関東には昔も今も無い九州独特な物らしいが九州でも今では入れ無いらしい。
其れと叉焼が違う。今のブロックに対して昔は丸、多分捲きロールだと思うのだが
一見すると丸そのまんまの生ハム状態、味的にもどちらもバラ肉なのだろうが
此方は肩ロースに近い食感。

そして肝心なスープだが、此方は今のスープに比べて遥かにシャープ、此方の方が
関東人には食べ易いけれど、女性には現代のクリーミーな方が食べ易いかも。
試食会だからとお世辞で言う訳では無いが、どちらも今までの九州苦手意識何だったのだろう
と思わせる一品だった。






ラーメン博物館の喫茶店 で ラーメンデイト

2009-11-10 | 環状2号を北上するラーメン
ラーメン博物館に喫茶店が出来たのはいいことだ。
待ち合わせが楽になるし、食べた後のダベリングにもいい。

博物館そのものがアミューズメントなのだから大体彼女か物心付いた子供と来る所、
まあ、たまには女同士とかグループでという事はあるけれど男同士というのは余り無い。
第一、ラーメン一杯食べるだけに駐車場代を払って入場料まで払って食べに来る訳が無い。

夫々がそれなりにラーメンだけでない何かを期待してやって来るのだから、
そういう受け皿としてもこの喫茶店は一寸大人受けしていい感じだ。


ラーメン博物館のラーメン 「ふくちゃん」

2009-11-10 | 環状2号を北上するラーメン
専門店 ラーメン ★★★☆(訪問暦:2 )

超久しぶりの訪問、何でもこの店は今月閉店するらしいとの事で最後の訪問に。
というのも、「ふくちゃん」という店は他にもあるので別にラ博になくなっても
関内にあるから困らないと思っていたのだが・・・。
東京辺りにある「ふくちゃん」はチエーン店で、此処とは別の店なのだと聞いて
もう食べられないのかと出かけてみた。

前回の訪問はおとめさんと三郎君に同行、正直言って”半茹での冷麦に薄めの
ポタージュ掛けて紅生姜の薬味で食べる旨い不味い以前に気持悪い食べ物”
という感想、三郎君は三口で後は残して退散したという代物だ。

さて今回は、
モモ肉のチャーシューは、パサパサで相変わらずという気はしたが、
博多ラーメン独特のあの粉っぽい麺が感じられなくて、結構食べられた。
博多ラーメンはスープだけ飲む限りは大体は美味しいけれど、この麺が馴染めないのが欠点。

後、麺が細くてスープが直ぐに冷めてしまうので濁った温い油を飲んでいる感じで気持悪いのだが、
今回は熱かったし、スープの切れも良いのに鵠もあって一寸博多らしく無いせいか美味かった。

只、この店臭かった。豚骨臭が広場まで臭う。
ラー博って換気が悪いのかな。

○ラーメン博物館のラーメン 「むらまさ」

2009-09-16 | 環状2号を北上するラーメン
専門店 塩:★★★★(訪問暦:初 w/Shin&Aya,流星人サン)

本日は試食会という事で限定メニューは塩と塩豚骨、それと是非ご試食をとのサイドメの魚コロッケ。

唐津ラーメンを知らないので他店と比べ様が無いけれど全体の印象は”支那そば屋”の九州版と言った感じ、
少なくとも麺は普通の佐賀ラーメンより細目で重い。

スープは個性的、魚味が如何にも佐野実のプロヂュースという感じ、
鰹・煮干・アゴは確実だが他にもご当地産の何かを加えているかも。

多分、一番拘ったのは塩ではないだろうか? 
島産の「一塩」は柔らかで中々の代物、一方で其のせいか「塩ラーメン」と「塩豚骨ラーメン」の違いが分り難い。
若しかしたら新米女店員が間違えて”塩”と”塩豚骨”では無く同じ物を運んで来た?と思う位に酷似していた。

全体として九州らしくない繊細な仕上がりのラーメン、もっとワイルドな味の方が九州を食べた気がする。
寧ろ横浜生まれの九州ラーメンとして古里に錦を飾って欲しい一品。

テーブルの紅生姜とか揚げ大蒜を入れると俄然九州っぽい味になるので、両方楽しめるかも知れない。
穂先メンマは美味かったけれど、玄海地方特産のすり身のコロッケは意見が分かれたところ。

ラーメン試食会 「ラー博 むらまさ」

2009-09-16 | 環状2号を北上するラーメン
神ラ盛上会がラーメン博物館から招待された試食会、今日は明日オープンする「むらまさ」という唐津ラーメンの店。
実は”唐津ラーメン”というラーメンの存在自体を知らなかった。
明日オープンする佐野実プロヂュースの「むらまさ」は唐津にあるのでは無くラーメン博物館が一号店だと聞いていた。

ところが、唐津には唐津ラーメンというのがあるらしい。
「一竜軒」「一黒堂」「マルハチ」「龍虎軒」etc. 名前も面白い店がある。
「からつんラーメン」はいいとして「関東軒」って、これって唐津ラーメンなの?
もっと面白いのは「様式美麺れいんぼ~」、何だかチンプンカンプンだけど、コレも唐津ラーメンの店らしい。
尤もラー博にも「牛乳屋」という訳の分らない名前のラーメン屋もあるけど。

「むらまさ」の店名は”妖刀村正”から来ているのかと思っていたら”村昌”だった。
「むらまさ」は唐津の造園会社の社長が出した店で、ラーメン屋は素人だから助っ人に佐野実を頼んだという感じだ。
因みに「むらまさ」は社長の名前の”村山昌治”から来た殆ど”そのまんま”の店名だった。

□03-617 水道道のラーメン 「せんだい」

2008-06-24 | 環状2号を北上するラーメン
豚骨醤油 醤油(@600):★★★★☆(訪問歴:2)

オープン5年目で二度目の訪問で二度目の醤油、
実はこの店、味噌も醤油も塩も同じ値段なので味噌の方がお買い得という気もするが、
逆に同じ値段だと味噌の味大丈夫かな?と不安になるし、塩って相当美味いのだろうな!
って勝手に疑って、結局は冒険しないで前回と同じ醤油に。
「とんとん」の様に、一通り流してみたい店もあれば、其の時の気分で選びたい店もあるから、
店側からすると価格設定というのは本当に難しいものだ。

此処の麺は丸山製麺の太麺、歯ごたえが強く麺自体の味は無いのでスープが引っ張らなければならない。
スープは油の少ない豚骨醤油でタレが何とも微妙。醤油味は強めで醤油辛いがスープが薄いのでそう辛くも無い。
しかし飲み終わった後に内に残る辛さがあり水なしでは飲みきれない。
魚介っぽい渋みもあるが魚臭さははく、これらが総じて一つの個性味となっている。

○03-538 港北のラーメン「くじら軒」

2008-03-21 | 環状2号を北上するラーメン
支那そば系オリジナル 叉焼:★★★★
(神奈川では有名な店 訪問歴:4)

最近人気の拘り系支那そばの代表的な存在だけに美味いことは美味いけれど、「美味しくなければラーメンじゃない!」って感じの肩肘張ったツッパリの美味さだけに、食べる方も肩肘張って食べなければいけない。
当然ほのぼのとした味とかほっとする味ではなく、かといってはっとする味でもない。美味い不味いの前に、これだけ有名になると美味しくてあたり前になるから店も大変だなあと同情してしまいそう。

味的には限りなく夫々の具材の旨さの頂点を求めている感じが前面に出て、麺・スープも含めて主役が誰だか分からない「オらがオらが」の戦国で、美味いのだけれど具材達が成果主義を求めたれている感じで一寸気の毒、ラーメンの丼の中の世界は年功序列もあっていいのにって気もする。

〇03-553 都筑北山田のラーメン「しらいし」

2007-12-16 | 環状2号を北上するラーメン
家系風 醤油豚骨 ★★★★
(港北エリヤでは隠れフアンが多い店 訪問歴;2)

デフォで海苔3枚、ホウレン草とチャーシュー1枚は見るからに家系だが、味はと言えば
半分家系半分オリジナルと云う感じで、家系マイルド組とも一寸違って脂少なめの量感少ないあさっさりラーメン。

明らかに家系と違うのは麺、それとスープ。スープは鶏と魚介っぽく、甘味のでる野菜で
緩めて調味料で締めている感じの味だがコレはコレで美味い。
家系のパンチ味を求めるならすぐの近藤家 本店へ行ったほうが無難だが、あさっさりタイプの家系風ラーメンも悪くない。
店員の動きは小気味よく、湯切りのパフォーマンスも中々恰好いいし、対応も近藤家本店より感じがいいから、
若しかしたら女性のフアンも多いのかも知れない。

場所: 綱島から246に向かい第三京浜潜って五つ目の信号(城山)の先。

〇 03-538 港北のラーメン 「くじら軒」

2007-11-05 | 環状2号を北上するラーメン
こだわり系 しなそば:★★★★
(横浜を代表する魚ダシのラーメン、2005TBS麺王で神奈川 3位全国08位 の店 訪問歴:3)

こだわり系しなそばの創始者みたいな港北で人気ナンバーワンの行列店。

スープはこだわり系しなそば屋お約束の豚骨、鶏ガラをベースに日高昆布、煮干し、
焼津産カツオ節のダシがたっぷりという感じ。
醤油ラーメンとの違いは、薄口醤油に対して多分濃口醤油仕立、頭も違うし麺も違う感じ、
このあたりは拘り系の頂点に立つ拘りを感じさせる。

どちらも和の風味を前面に出した完成度の高いあっさり和風スープだが、しなそばの方は出汁が出すぎで、
麺が後方に引っ込んでいる。過ぎたるは及ばざるが如し、レベルの高い美味いスープなのにチョト残念。