ラーメンツーリング

神奈川のラーメン屋をバイクで走りまわり、色々なお店のラーメンを紹介します。
時には温泉やバイクや旅のグルメ話なども。

 △星川のラーメン 「神音」

2010-10-22 | 16号を北上するラーメン
専門店 超半熟味玉/醤油:★★★(訪問歴:3 W/ ちょめ/他2)
(色々な太さのラーメンが楽しめる店)

今回は星川に地獄ラーメンがあると聞いて探したのだけれど、結局見つからず、ケバイ看板に牽かれてこの店へ。
此の店は何と読むのだろうか?
カミオト? カミネ? シンオン? ジンオン? ま、なんでもいいか!

昼休み時間を過ぎていたからなのだろうが、前回同様にガラガラ、嬉しい様な心配な様な。
で、今回は一寸奮発、普段は食べない付加価値メニュー、ま、同行者への恰好付けもあったのだけれど。
然し・・、超半熟味玉とあったけれど、何処が超半熟なのか?、超半熟どころか結構固め、
ピクニック用の茹で卵って感じの超半熟味玉には些か憤慨。
ここの醤油、かなり独特なタレ、焦がし醤油というか何か、叉焼を燻製使上するのに漬けた様な焦げ臭い味。
美味いか不味いか、どっちに振れるか結構微妙なスープだけれど、少なくとも超半熟味玉とは重なり過ぎてきつ過ぎる。

麺の太さとの相性としては悪く無いのだが、麺の味との相性としても強過ぎな感じ。
此の麺は二種類の太さの物を同時に丼に入れていて、アイデアとしてはとても面白い。
太さ的には10番と14番なのだそうだが、この辺の太さだとそう触感に差は無い。
店に書いてある様な”二種類の味をお楽しみください”というのは混ぜてしまったら全然分からず一寸無理がある。
麺自体は全粒粉なのか?ワイルドなマッチョという感じで、それなりに結構美味かった。
場所:R16保土ヶ谷警察の向かい

○ 青葉台のラーメン 「一品香」

2010-10-15 | 16号を北上するラーメン
中華料理 湯麺:★★★★☆(訪問歴:10以上 )
(湯麺の元祖と言われている店の分店)

又又来てしまったという感じの「一品香若葉台」、全店禁煙になったからもう来ない・・
なんて思っていたけど、やっぱり此処の湯麺は捨てられない!
基本的にはこの店は中華料理屋、ファミレス的だけれど、湯麺に限らず中華料理も全般的に美味い。

店としては湯麺の元祖と言われ売り物にしているだけあって確かに湯麺は美味い。
他に横浜ラーメンと言われるサンマーメンも売りの一品なのだけれど、やっぱり湯麺の方が美味いかな。

処で、前にテレビでも湯麺の元祖だと一、二度紹介されていたのだが・・・
「一品香」が出来た頃に前後して新宿歌舞伎町の「餃子会館」で湯麺を食べた事がある。
其処で湯麺を覚えてから、新宿界隈の店で湯麺がある店は結構見つけたから「餃子会館」が元祖とは思い難い。
なので、一品香が元祖というフジと日テレのTV報道は些か疑わしいのだが・・、それはともかくとして、
此処のは特徴の無い湯麺なので湯麺として一番美味いとは言えないけれど、古くて新しい味という感じは悪く無い。

処で全店全面禁煙になったと「若葉台」では言っていたけれど、どうも嘘らしい。
都筑の ららぽーと横浜店や長者町店、福富町の本店なんかは吸えるという話を聞いた。
一番近い保土ヶ谷店が禁煙なのは残念だけど、その近くの星川店はどうなのかな?
何でタバコか?というと、「湯麺」と「餃子」と「ビール」は何時もワンセット、
ビールが入れば当然「タバコ」もワンセットでしょう・・。
場所:R16保土ヶ谷BPを北上、上川井ICを右、亀甲山を左、若葉台団地入口を左、赤枝病院の前

□星川のラーメン 「神音」

2010-10-02 | 16号を北上するラーメン
専門店 醤油:★★★★ (訪問歴:2 )
(以前「虎」だった店、比較的最近出来た店だが、極太麺が売り物と思われる)

「虎」の時は気まぐれというかズボラというか、年中休業していた感じで10回に8回は休みだったけれど、
「神音」は真面目?、目下打率2分の2。

ここの得意なのはつけ麺らしい・・、と言うか、激太の麺を扱える事が自慢らしい。
どの位太いのか無いから分からないけれど、壁に茹で時間が10分かかるとあるから、10番以上太いのかも?

然し太麺が得意という事は逆に言えばスープに繊細さは無いという事でもあるから、
太いのが得意という事自体は余り自慢にはならないけど、食べ応えは抜群に違いない。
太い麺は茹で上がりが遅い分のびにくいというメリットもあるけれど、スープに触れる面積が
小さい分スープを拾い難いというデメリットもある。
だから麺の味が強く繊細なスープには合わないから、太麺はどうしてもこってりラーメンや、つけめんで無いと相性が良く無い。

一度は此処の自慢の太麺を食べてみたいとは思うけれど、やっぱりその腹答えというか、
ヘビーさに恐れをなして中々挑戦する勇気が出ず、今回も普通のラーメン。

取り立てて特徴がある訳ではないけれど、其れなりには個性もあって普通に美味いし、食べ易かった。
其れなりの個性というのは、濃厚そうに見えて案外蛋白、蛋白なのに脂分もあって、脂分があるのにさっぱり味。
出汁の深さは無いけれど、その分味は尖っていないし、重さ的にも丁度いい感じに何となくちゃんと収まっている。
そういう処が一寸妙な感じで面白かった。

○05-421 若葉台の湯麺 「一品香」

2010-08-28 | 16号を北上するラーメン
中華ファミレス 湯麺:★★★★☆(訪問暦;10以上 )

「一品香」と言えば湯麺、「湯麺」と言えば一品香と言う位に横浜では有名な中華料理屋だが、
有名なのは湯麺だけで、他は全然、まるで駄目。
決して他が悪いというでも無いのだけれど、何故か湯麺だけが人気がある。
で、そんでその湯麺だが、確かになんとなく美味い。
このなんとなくという遠慮気味に美味いところが永く人気がある秘訣と思われる。

韮とか大蒜をバンバン入れたパンチのある湯麺では無く、静御前が台所でこそこそ煮た様な、
実に大人しい味なのだけれど、それでいてしっかり締めるところは締めているという感じ。
永年の味なので安心感がある。
只、この店、ファミレスにしては一寸高いのが難点。
それと、遂に喫煙席が無くなった。
客が一人も居ないのに駄目、今年から全席全時間禁煙、しかも表にも灰皿が無い。
「一品香」の魅力が又一つ消えた。
「一品香」にはあと二種類食べて無い麺があるのだけれど、 もう来ないかな?
そんな感じの最後の湯麺になったかも。


本宿のラーメン 「屯てい」

2010-07-24 | 16号を北上するラーメン
食堂 ラーメン:★★★★ (訪問歴:数回)

初めてこの店のラーメンを食べた時はひっくり返る位に不味かった。
嘘だろう、これ若しかしてラーメン? な・の?という感じ。
出汁は全く効いて無いからやたらに若芽が重くて、しかもシナチクは尖がっているし、
おまけにチャージューは干からびているし・・・もう殆ど最・悪という感じ。

処が・・。
この殆ど最悪なラーメンが妙に後を引く。
何故?
多分このラーメン、人相の悪い兄さんとか親父が作っていたらこうはならない。
作っているのは未亡人?のおばあちゃん。
なんというか、決してプロでは無い家庭的なラーメンが、呼び寄せる”お袋の味”的な魔性。

故郷へ帰る! ”懐かしさ”を人の舌に根付かせてしまう麻薬が仕込まれているらしく、
”不味いぞ、不味いぞ”と思いながら其の”不味さ”に愛着と郷愁を感じて食べに行ってしまう。
そういうラーメンて中々無いし、そういうラーメンっていいものだ!!とつくづく思う。

□5-661 本宿のラーメン「屯てい」

2010-02-25 | 16号を北上するラーメン
ラーメン食堂 醤油★★★★(訪問歴:5 w/fm)

ここのラーメンは”渋~い”という感じのラーメン、別に味が渋い訳ではないが、とにかく
”渋~い”という感じのラーメン。
要は昔ながらのラーメンなのだが、だからといって昔ながらのラーメンの味では無い。
かと言って、新しい味のラーメンでも無く、要するに”渋~い”という感じのラーメン。

間違いなく言える事は、今流行りの出汁をふんだんに使った無化学調味料ラーメンでは無い。
かと言って化学調味料がばっちり利いているという訳でもない。
美味い訳でも無く、不味い訳でもない、それでいてどうでもいい味でも無い。
よく分からないけど不思議な味がする。
だからと言って、変わった味という訳でもない。
変わった味では無いけど、他の店では味わえない味、そういうラーメンも面白い。

○5-661 本宿のラーメン「屯てい」

2009-11-16 | 16号を北上するラーメン
中華食堂 ワンタン麺:★★★★☆(訪問暦:4)

此の店はカレーが美味いと人に教えられてから、この店はカレーの店という認識、
今回もカレーを目当てに行ったのだけれど、ちょっとカレーが続いたせいか胸焼け気味、
それでカレーのつもりがワンタンメンに。

此処のラーメンはそんなに印象的ではなかったので、ラーメンはパスしてワンタンメンにしたのだが、
どうしてどうして、このワンタンメン、意外にも意外、結構インパクトがある。
決して強烈な物では無く寧ろ大人しいインパクトなのだが、それが中々いい。

ラーメン専門店では決して食べられない中華食堂ならではの味だが、何と言うか、
地下室に長年寝かしたワインの様な非常に渋~い!という感じ、
結構しみじみと来るいいワンタンメンだ。

多分スープはラーメンと同じだろう。
あらためて、又ラーメンを食べに来たい! そんな感じがした一杯だった。

◎05-129 星川の湯麺 「八操園」

2009-10-15 | 16号を北上するラーメン
中華食堂 湯麺:★★★★☆(訪問暦:20以上)

此の店の湯麺は横浜で一番好きな湯麺の一つ。
横浜の湯麺は基本的には細麺を使うが、個人的には平打麺が好きなので、
此処に来ると大概太麺で頼む。

湯麺は太麺と細麺どちらが美味いか?
其れは大体はスープ次第だが、塩や油の分量とか野菜の種類によっても
合う合わないがあるので中々奥が深く、一概には言えない。

此処の麺は細麺と言っても中細だからイケない事も無いけれど、やはり太麺の方がお勧め。
見る限りは特別に仕掛けがある訳でもなさそうだけれど、炒めている時に
”謎のドレッシング”をちょこっと入れている。
ゴマ油?という気もするが何だかは不明。
悔しいけど少なくとも自作品より遥かに店の湯麺の方が美味いので何だか気になる。



相模原のラーメン「一汁一菜」

2009-09-06 | 16号を北上するラーメン
専門店 醤油 ★★★☆ (訪問暦:3 w/神ラ守会)

なんか漫画に出てきそうなバンダナのオヤジの店、先ほどの「大石家」もそうだが
相模原のラーメン屋は名物オヤジが多い気がする。
相方の女性は前回と同じ、多分奥さんかな、兎に角二人で仲良くやっている感じがいい。

それはいいのだけれど、それにしても小汚い店、
ま、”歴史”を売り物にしているのかも知れないけれど女性は引いてしまいそう。
味の方も”歴史”を売り物にしているのか、”天上天下唯我独尊”、
ま、其れが人気の秘訣かも知れないが、昔から絶えぬ人気があるという感じ。

スープは野菜から搾り出した様な黒く濁った色、骨系油味がしないのでアッサリすぎ、
しかも麺が重いので絡まない如何にも”テレビのぶらり小旅行番組好み”の味。
ラーメンを食べに行くというよりは、
「ブラリと小田舎の街に行きました、途中見かけたラーメン屋に立ち寄って
ラーメンを食べました」的に食べる方が美味いかも。


懐かしの店 肥後ラーメン「大石家」

2009-09-06 | 16号を北上するラーメン
食べ歩き3軒目は大石家、神奈川のラーメン屋の中でも一、二を争う超個性的な店?
 まあ、確かにラーメンも個性的だった気がするが店主の個性の方が上かも知れない。

熊本ラーメンの特徴はもっちりとした麺と細かく刻んでじっくりと炒め上げた
ニンニクチップが味と香り。
「何つツ亭」みたいにマー油を使う店はそんなに多く無いかも知れないが、
それでも独特なスープには違い無い。
あと、何でもかんでも具沢山、気前がいい事を客に見せるという県民性も特徴。

此処の店も超久しぶり、記憶ではスライスチーズがべろりと乗っかった
もったりした濃厚スープだった気がする。

デリカさんの生足見て生つば飲み込んでいた親父の目つきを思い出した。
今でも酒の持ち込みOKなのだろうか。

親爺の顔を見て生きたいけれど、「KAZE」の春豊が効き過ぎて一寸無理そうなのでパス。

〇 05-436 相模原のラーメン「KAZE」

2009-09-06 | 16号を北上するラーメン
拘り系専門店 春豊潮付け麺 (★★★★(訪問歴:3 w/神ラ盛上会)

相模原食べ歩きツーリング、二番目の店はKAZE、どうやら本日の一番人気?
11人中7名が入店。
この店は会長情報に寄ると醤油が”目茶ウマ”なのだそうだ。
店の名前が「潮中華KAZE」となったのか?
三年前に来た時は「風と花」という看板を出していた。
其の時のメニューは「風」と「花」、多分店主が風で奥さんが花という意味か?
愛妻を描いた様な芸術性の高い塩ラーメンだった。

塩専門店だったのでリーダーお勧めの「醤油」に大いに期待して来たのだが、
残念ながら今日は塩しかなかった。

メニューの中では「鮟肝塩」に強烈に引かれたけれど、迷った末に
本日限定の「春豊潮つけめん」に。
200gに抑えたのだが、この200gが強烈に重かった。
春豊は中華蕎麦と言うより和蕎麦という感じ、中華麺のつもりで食べると違和感がある。
蕎麦そのものは美味いのだが春豊は結構重く、付け汁は下関の岩塩か?一寸塩辛い。
付け汁の鶏肉がコレまた強烈に気合が入っていて、200gのつけ麺なのに腹にドシンと来た。
流石に春豊、久しぶりの春豊を官能!!




◎ 05-356鶴ヶ峰のラーメン「支那そばや」

2009-09-02 | 16号を北上するラーメン
支那そば系 醤油:★★★★☆(訪問暦:7)

16号線下り方面ではなラーメン店の一つだが相性が悪い。
前回もそうだが今回も4回目にして漸く入れた程、
ラーメン屋に行って”やってなかった!”という事も偶にあるけれど
此処まで相性が無い店は他にない。

然し味の相性は悪く無い。
ラーメン店としては結構繊細な味に属する方なので、
その日の気温だとか火加減次第ではダメラーメンになりやすいのでは?
・・とは思うが今のところは結構美味しく頂いている。

只、「支那そばや」は材料に頼った店という考え方もある。
あれだけ名の通った産地の材料を使えば誰でも出来るという人も居る位だ。

が、ここ鶴ヶ峰は藤沢の味を治しているからそう簡単に物まね出来そうも無い。

□ 05-636 川井宿のラーメン 「豊閣」

2009-08-30 | 16号を北上するラーメン
中華食堂 醤油★★★★☆(訪問歴:2)

タイプとしては極めて一般的な昔からの中華そば、
要するに鶏ガラ+豚骨+化学調味料のスープに醤油タレを溶いたものだが、
一寸秘法的なテクニックが隠されているのか普通でありながら普通ではないラーメン。

秘法その一は多分イリコ出汁、
全体として非常に薄味で静まりかえった落ち着いたもの、
その為に麺の味が引き出されて、これが結構バランスよく調和。
中華食堂だから高級材料などは一切使ってないだろうし、
仕込みに手間隙かけているとは思えないが、だからこそシンプルなラーメンの
よさが感じられる。

値段も安いし素朴の中にも個性があり、薄味のくせにのどが渇く不思議ないいラーメンだ。

○05-421 若葉台の湯麺 「一品香」

2009-08-08 | 16号を北上するラーメン
中華ファミレス 湯麺:★★★★☆(訪問暦;10以上 w/マ漁)

若葉台はすがすがしい新興団地、その奥にある英和女学院は横浜ピカイチの美人校だけれど、その女子大生が来るわけではない。
ここのお客は平日は近所の奥さん方、土日は完璧なファミレス層。

ここの名物(というか「一品香」自体の売り)は湯麺。
美味いと聞いて食べに行くと”なんだ、こんなものか”という感じになるかも知れないけれど、湯麺が食べたいなと思うと行ってみたくなる店(本当は女子大生目当てに若葉台へ行くついでに)。
ここの湯麺、結構大人しい感じの白湯だけど、割と安定して美味い。
湯麺に限らず昔からあるメニューは大体美味いけれど、但し新メニューは止めた方がいい。
こういう支店の多い店の新メニューは此処に限らず味が落ち着くまで時間が掛かるが、「一品香」は横浜では昔からある老舗、老舗はやっぱり昔からあるメニューの方が美味い。

□05-650川井宿のラーメン「リンガーハット」

2009-07-30 | 16号を北上するラーメン
チェーン店 和風ちゃんぽん:★★★★(訪問暦:5)

最近「和風ちゃんぽん」を始めた。
普通のちゃんぽんが480円に値上げしてから、”リンガーハット”のありがたみが無くなってしまったけれど、この和風ちゃんぽんは昔懐かしい380円、大いに結構でごじゃる。

で、お味の方だが白湯に馴れきってしまったせいかイマイチしっくり来ない。
「和風ちゃんぽん」というのはいいアイディアだと思うが醤油味だと味的には切れのいい方が美味い気がする。
普通のちゃんぽんより具はぐっと小さいものの、ちゃんぽんだからどうしても野菜の甘さが出てしまう結果、不味くは無いけれど昼行灯みたいなちゃんぽんと言う感じ。

和風出汁のせいか醤油と麺との相性の方もイマイチ、価格的には「幸楽」相当ではあるが、野菜はやっぱり普通のちゃんぽんの方が似合う。