ラーメンツーリング

神奈川のラーメン屋をバイクで走りまわり、色々なお店のラーメンを紹介します。
時には温泉やバイクや旅のグルメ話なども。

◎厚木のラーメン 「慶」

2010-12-03 | 246を横断するラーメン
専門店 味噌:★★★★★(訪問歴:2)
(ラーメン屋のラーメンというよりはレストランのラーメンという感じのラーメン)

此処の味噌ラーメンは美味い。
余りにもオシャレな味なので一寸らーめんぽく無いけれど、兎に角美味い。
如何にも味噌味噌したプリンシプルなラーメンもいいけれど、伽磨いた肌理の細かいのもいいもんだ。
ともあれ、久しぶりの完食、味噌で★★★★★の完食は中々出るものじゃない。
作風的には大阪の洋風ラーメンと通じる物があったが、こっちの方が上手い!!という感じ。
とりあえず、満足!! 





簿外ラーメン 青葉台「麺屋Seas琢磨」

2010-11-23 | 246を横断するラーメン
何時頃だったろうか、多分2003年か4年ごろ、神奈川アで最も美しいラーメンと言った話題が持ち上がって、
それなら「麺屋Seas琢磨」だろうという事になった。
その前の店は知らないのだけれど、麺屋Seas琢磨になってから塩ラーメン味噌ラーメン専門店になったらしい。

店長か店主か忘れたけど、ロイヤルパークホテルで7年もシェフを勤めていた凄腕の人がやっているという噂が広がった。
若しその頃に開業したのなら、時代的に言ってロイパでシェフしていた人なら知っている顔か?と思ったけれど、
行った時は結構若い人で、知っている顔ではなかったけれど、ラーメンの方は見事に美しかった。
流石ホテルシェフという感じ、驚いたのは牛ヒレ味噌ラーメン。
普通ラーメン屋では一寸手が出無いメニューだけど、そこはそれ、ロイパで7年もシェフと聞けば
変わり種も一寸期待してしまうというもの。
何しろ全員がコック服でバシッと決め込んでいるから壮観な感じだったし。

当時流行り始めた創作ラーメンの中でも、並外れた創作力という感じだった。
只、まあ、味的にはラーメンとフランス料理は違うという感じもあったけれど、ともあれ
数年前?に閉店してしまい、今は「竹馬」という店に代わっているらしい。

◎ 08-527鶴間のラーメン 「龍の髭」

2010-10-12 | 246を横断するラーメン
専門店 醤油:★★★★☆(訪問歴:6?)
(最も好きなラーメンの一つ、というか最も好きな店の一つ)

暫く行っていないけど、記録を見ると3年振り、エッ、そんなに?まさか!という感じ。
この店は食べに行った言うよりバイクの練習の帰りに寄っ食べていたという感じ。
確かにバイクで転んでから1年間は乗って無かったけど・・3年も行って無い??
記録のままだと訪問は6度目になるが、それはあり得ないから記録漏れは確かだけど、ともあれ角久しぶりには違いない。

この店で食べた事が無いのが「龍の髭」、何時かはと思っているのだがその度に忘れる。
で、今回も失敗・・、然しそれにしてもここのラーメンはやっぱりいい。
受けを狙った誇張が無く、其れでいて独創的、しかも派手でありながら地味なラーメン。
この店でスポーツ新聞広げてまどろんで一服するのが気持いい。

全く知らなかったのだけれど、存亡の危機にあったらしい。
維新が無くなって、そして此処も>>>となると大きなショック、然し店長さん候補が見つかって目下特訓中との事。
そう言えば若い子がいたけれどあれが新しい店長さんになるのかな?
場所:R246下り、山王東原右、小田急鶴間駅を右(南林間駅方向)に行った線路際

ラーメンツーリング最悪の日

2010-10-06 | 246を横断するラーメン
先日のラーメン食べ歩き会で横浜北部を若干土地勘を上げた事に気を良くして、
調子に乗って北部パートⅡをやったのだけど・・何と最悪のツーリングに。
やっぱり、会の力は偉大だとつくづく通感!!


◆藤が丘「田舎や」
先ず行ったのが、先日の藤が丘「大文字」の近くの「田舎や」、「大文字」や「御天」より
美味しいという噂を当てに行ってみたのだけれど・・・。
246の下り口を間違えてしまい、一つ先からコの字に曲がって反対側から見当をつけて
探したのだが、
近い筈なのに中々見つからない。
漸く探し当てたのだが、見つからない筈、店は遺跡状態。
”相当美味いラーメン”との噂を聞いたのはかれこれ10年前、いい店だったらしい名残だけは味わえたけど行くのが遅すぎた!!

田舎や


■あざみ野「Version W」
次に向かったのは、平原橋の「Version W」、此処も此処も新石川で下りればいいのに間違って一本手前で左折。
ま、多少は近道でもあろうと気にしなかったけど、あざみ野駅から先が迷子に・・。
漸く道を見つけて辿り着いたら、なんと此処も閉っている。
昼営業に間に合わなかったか?と思ったら何と昼営業はやって無いらしい。

ここの叉焼は他店では絶対に味わえない逸品らしく、迷って時間に焦りながらも必至で着いたのに残念。
表の立て札メニューに、「ニセタンタンメン」というのがあった。
「ニセ」???、どんなタンタンなのか気になるメニューだった。

ハージョンW


■あざみ野「あまから屋」
二戦二敗、三軒目は、同じあざみ野の「あまから屋」、此処も曲がり角を間違えてワンデリング、
近くまで寄っている筈なのに中々見つからない。
中々どころかどうしても見つからない筈、若しかして「浜茄子」という名前に化けた??
その「浜茄子」も本日定休日、其処が元「あまから屋」であったかどうかは不明、
場所的に隣り合って競合したら共倒れしそうなロケーションだし、其処としか思えないのだが微妙。

「あまから屋」はラー博主催の「第1回ラーメン登竜門」で優勝した店だったらしいのに残念だったが、三戦三敗も何とも・・。

浜茄子


△ビバホームセンター
次なる店は青葉台の「一副」京都ラーメンの店らしいのだが昼営業にはもう間に合わない。
午後は3:30からというので、ビバホームセンターで時間潰し。
此処はバイク友達のたちゃんが言うにはケミカル用品が多いDIYらしいので寄ってみた。
此処で脚立を見ていたら突然高い処から台座付きの値札が落下、其れが見事に眉間に命中、
頭がぐらっと来てその場でノックアウト寸前。
何でこんな重い台座を高い処に乗せて置くのだ!!

■青葉台「一副」
この辺りは○○台という地名と○○野という地名がやたらに多く、流石横浜の丘陵地帯という感じ。
然し、殆どが草木の名前で覚え易い反面忘れ易い、・・というよりどれも似た名前なので外来には紛らわしい。
そんな訳で又道を間違えて、今度は逆コの字状に迷走してやっと見つけた。
何しろ初めて走る道、現物を探すのは経験的な勘ナビの”それらしき匂い”だけが頼り。
方向感覚としてはどこもちゃんと枠内まで着いていたのだけど、其れが確証出来ないから右往左往。
・・で漸く見つけた「一副」、処が何と其処は化石遺跡、「一副」と書いたかすれた看板はあるのだが、
もう何年もの間”開かずの扉”という感じ。

京都ラーメンというのは、九州っぽい濃厚ベタベタなのと、関東的あっさりタイプがあるので、
どっちが京都ラーメンなのかよく分からないけど、此処は京料理的なラーメンと聞いて楽しみにしていたのに残念。

青葉台には「しかた」という店もあると聞いた事があるけれど、もういいやという感じ。
既に四戦四敗、この分だと五戦五敗になりそうな気配、その辺で適当に流して飛びこみという手もあるけれど、
今日は憑いて無いからラーメンは止め!! どこかで回転寿司でも喰って帰ろうという事に。

浜茄子


△下川井「かっぱ寿司」
この店は3回目、本命では無いからどうでもいいけど、”平日105円が90円!!”、そのキャッチに財布が惹かれてしまう。
此処のメニューに筋子の握りがある。
最近、「かっぱ寿司」はシャリもネタも小さくなったのは感じていたけれど、筋子の握りみて唖然。
鈴茂の寿司ロボって何処まで小さく握れるんだ!!
それと、生サーモンとか貝がカビ臭いのにも吃驚。
よくよく嗅ぐとカビでは無く次亜鉛素酸の匂い、早い話が古ネタをブリーチで漂白させているという事、
”平日105円が90円”、その秘密を見たり!!という感じ。
ま、或る意味では”衛生的”とも言えるけど、やっぱり寿司は鮮度が命という気も・・。

一番美味かったのは意外にも「鉄火」、「かっぱ寿司」の鮪は水っぽいのは有名だけど、
「鉄火」は海苔も良かったし量も大きいし一番のお買い得感があった。
それと待望の「玄米茶」が販売されていた。
未だ缶が入荷されていなかったので詰め替え用だけ買った。
210円、缶入りだと一寸高くなるけど、この粉末玄米茶は結構美味いしとても重宝。

かっぱ寿司90円   かっぱ寿司


△帰宅
今日のラーメンツーリングは惨敗、やっぱり最新情報を確認しないと駄目みたい。
それにしても眉間に喰らったビバホームの弾丸がまだ痛い! 鼻骨折れたかも? 
こういうのって慰謝料とれないものだろうか?


横浜北部のラーメンたべ歩きツー

2010-09-25 | 246を横断するラーメン
今回は「神奈川のラーメンを守る会」に連れて行ってもらってのラーメン奇行、
横浜北部のラーメン食べ歩きは今回少な目の6店だけど、それでも果たして何店食べられるか?
6店中3店は初めての店、他の3店は久しぶりの店だけど、矢張り初訪問が優先かな?

R246と第三京浜に挟まれたこの一帯は、走り慣れていないから食べ慣れていないのか、
食べ慣れていないから走りなれていないのか、今回予定のくじら軒(本店)、近藤家(本店)、横濱家(本店)の他は、
魁力屋、しらいし、新福菜館、、白河中華そば、揚州商人、凛として、魂、とかそんなもの、
兎に角殆ど未開発なゾーンだけに楽しみ。

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① □藤が丘のラーメン 「大文字」
専門店 味噌(小):★★★☆ (訪問歴:初 w/神ラ守会)
大文字 外観   大文字 味噌

此処は普通の合わせ味噌の他に辛味噌、特選辛味噌などがあり、味噌が得意らしい。
麺は普通が1,5玉で1050円、小だと1玉で850円、結構高いし実際小で十分な量。
今回食べたのは普通の味噌ラーメン、味的には”味噌でございます味”。
仙台と信州の合わせは我が家の味噌汁の味、昔から味噌汁では馴れているが、ラーメンにはどうかな?
当に味噌汁を飲んでいる感じのスープで、麺に絡むには多少無理がある。
辛味噌の方は一味で辛くしてあり、仙台が多いという訳では無いが、此方は一味が強過ぎ。
両方足して2で割った中間辺りが一番美味そうな感じ。
麺は味噌専用麺という感じ、小林製麺なんかにある例の加水の低い黄色いタイプ。

変わった処ではカレーチーズラーメン、名前の通りそのまんまという感じ、
薄く伸ばしたスープ状のカレーに雪印の蕩けるチーズの様なスライスチーズが数枚乗っている。
とても飲み易いスープ、ラーメンスープとしては一寸薄過ぎかも。
夏だからそういう調整をしているのかも知れないが、全体的に一寸緩い感じがした。



② ○あざみ野のラーメン 「支那そば 三三五」
専門店 支那そば:★★★☆ (訪問歴:初 w/神ラ守会)
三三五外観   三三五店内   三三五シナソバ
ここは昔「たんぽぽ」と言う店だったらしく、その名前は聞いたことがあるからこの界隈では有名な店だったのかも知れない。
因みに茅ヶ崎の共恵にも「タンポポ」という支那ソバ屋があったけど、関係あるのかな?

今は店の名前からして支那そばが得意らしく、普通の支那そばと店の冠を採った三三五という支那そばがある。
麺は支那そばの方が細く28番かその辺、三三五の方は一般的な太さだけど、太い分、スープも濃くしてあるとの事。
処が・・、実際は逆、三三五を食べたメンバーが、「これ醤油ですか?」と言っていた。
なるほど・・、タレの分量を間違ったのか、三三五の方が味も色も薄かった。

支那そばの方は結構きつい出汁の煮干しラーメン、出汁をしっかり摂ってあるからパンチが強く、
かなり癖がある。
三三五とスープを間違ったのかどうかは定かでは無いが、付け麺食べた人が麺つゆが辛すぎる(濃過ぎる)
と言っていたから、分量を間違えた可能性も無くは無い。
「支那そば」と「三三五」のスープを逆にしたら結構美味い気がする。

大勢でバラバラな注文したから”怒った”のかな?
店の雰囲気も悪くは無いしスープもしっかりしているのに残念だった。




③ センンター北のラーメン 「くじら軒」はパス。
くじら軒
横浜では人気のある店、本日の特別メニューの”排骨麺”は一寸惹かれたけれど、連食で”排骨麺”はチョト重過ぎる・・。
本店は久しぶりなのだけれど、此処も出汁が効き過ぎの傾向があるので三三五と味が被ってしまいそうでパス。

④ ※横浜市歴史博物館
横浜市民で有りながら{横浜市歴史博物館}という存在自体をまるで知らなかった。
円形ホールの見ものは原始時代~古代の辺り、元祖横浜はこの辺りに在ったのだと知る!!
中で15分映画をやっているらしいのだが、今回はタイミングが合わず・・是非また来たい。

⑤ ※大塚遺跡
歴史博物館と歴博通りを隔てた向かい側にある遺跡に弥生時代の住居集落が複製で立てられていた。
周囲を掘で固めて獣の侵入を防ぐ水路的な物があったけれど、井戸が見当たら無い。
結構高台に在って、水はどうしていたのか不思議。
ともあれ横浜にこんな遺跡があったとは・・と、太古を偲んで一寸感動!




⑥  □北山田のラーメン 「近藤屋」
専門店 醤油(小):★★★☆(訪問歴:3 w/神ラ守会)
近藤家外観 近藤家店内 近藤家 小
近藤家はこの本店のほか川崎・相模原・南町田と食べたけれど、あまり当った事が無い。
相模原・南町田は閉店してしまった?という噂があるけれど、それもアリだなと言う気もする。

家系ではあるが六角家系統のマイルド組、家系の中では最も家系らしく無い店の一つ。
近藤家のスープは淡麗甘口、肌理の細かい柔らかい味が特徴で、吉村直系とは明らかに味が違う。
近藤家が家系らしく無いと言われるのは魚介のせいだろうが、本店が出来た頃は、
もっとインパクトの強い味だった気がするし、当時は絶賛していた記憶がある。
吉村の味は或る意味ハード過ぎる事もあって、吉村の系列でもマイルド組が増えているが、
そう言う意味では近藤家は時代を先取りしたいいラーメンだった。
然し、今の近藤家には昔の異端児的な気骨が感じられない。
普通に”その辺にあるマイルド組家系”と何も変わらないのが昔の味を知る者にとっては寂しい気がする。

それにしてもいつもながらホウレンソウは貧弱、この辺りは伝統が健在??
今回は食べ終わった後で、「あれ?ホウレンソウ入ってたっけ?」という位。
後で写真見て、”オウ、あったあった、辛うじて! ”、ま、こういう懐かしさも悪く無い。



⑦  ※デニーズ休憩
麒麟一番搾り中ジョッキ480円。
初めて食べたデニーズはカリフォルニア、英語が不自由でも正確に注文が出来る有りがたい店だった。
その後、ヨーカ堂がライセンス契約して日本にも出来たけど、アメリカでの”感謝”もあってか
スカイラークより安くて美味かった気がする・・・のだけどデニーズも遂に全面禁煙。
アメリカとは大分考え方が違うって感じ、残念だがもうデニーズに行く事は無いかな。


⑧  ふれあいの丘 「横濱家本店」は今回パス。
「横濱家」
「横濱家」は家系とは言い難いが、家系風の中では食べやすいラーメン。
マイルドと言えばマイルドだが、軟弱化したマイルドでは無く生まれつき売れる為の味という経営的なマイルド味。
横濱家の魅力は味よりも広い空間、どの店も綺麗だし、ゆったりと食べられるのが魅力。
今回は外人が家族4人で食べに来ていたけど、ラーメンを国際食にするって言うのは凄い。
それにしても「近藤家」の後に続けて「横濱家」とは、今回の企画は何気に意図的?
何だか”横浜ラーメン歴史旅”と言う感じ。




⑨  ○鶴見のラーメン 「MAX BET」
専門店 クロガツオソバ:★★(訪問歴:初 w/神ラ守会)
maxbet  max店内   カツオソバ
この店は横須賀の「若松」だったらしいのだが、「若松」とは雰囲気が違う。
それこそ180度方向転換、此処まで極端に方向転換出来る店主の能力の高さに吃驚。
ここのお勧めは付け麺と聞いていたのをうっかり忘れて汁物にしてしまった。
クロガツオそばという名前の魚介ドロドロな感じのラーメンは鰹節スープ、それも強烈な出汁、
カツオの骨肉を炊いているのか、鰹節を煮しめたのか、兎に角汁そばの常識を超えたドロドロでザラザラな舌感触。
ラーメンを賄い用にしたつけ麺に対し、付け麺を賄い用にしたラーメンと言う感じ、この発想には中村栄利も舌を巻くかも。

鰹味だから煮干と違ってかなり甘く、中華というよりは和蕎麦感覚だが確かにラーメンでは無くソバと書いてあった。

麺は何番か分からないけどかなり太く東池袋大勝軒クラス、汁ソバとしては重過ぎる。
つけ麺の麺つゆも同じベースだが、こちらには梅干の酸味があって、麺の太さに合っている。
此方の料金、ツケメンの場合は1BET200g 2BET250g MAXBET 320gとも680円、
因みにQUEEN500gは +200円、KING600g以上無制限に+300円で食べられるらしい。
大食いの彼女とつけ麺デイトするなら雰囲気もナウイし此処はいいかも。
但しソバの場合は1BET160g 2BET250gとも680円だが其れ以上が無い。

味も量も店の雰囲気も若者向き、年寄りには1BET160gでも完食は結構きつい。
尤も、既に4杯目、腹の方もそろそろ限界だったけれど。



⑩  ※鶴見の「笑笑」はパス。
今回のラーメンツアー、港北なのに何で”鶴見の「MAX BET」が?」と思ったが、
どうやら”反省会”と地理的因果関係が?
「デニーズ」で飲んで「横濱家」で飲んで、反省会は「笑笑」。
飲み会と言うのは飲んでからラーメン食べるのが普通だけれど、この会はは逆、食べてから飲む!!
しかも大量にラーメンを食べ歩いた後に、エンドレスで飲むというのだから恐ろしい。

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さて、今回のツアー”美人で賞”は?
今回「大文字」から始まった女将は偶々みんな姿形が似ていた。
みんな細くて若くてみんな美人だし、背丈も雰囲気も似ているので選択に難渋する。
誰が誰だか分からないという感じなので、今回は特徴的美人だった歴史博物館の切符売りさんに決定!!
角度によってはお笑いの”鬼奴”にも似ているけれどすらりとした美人のお姉さまで一寸タイプだし。
maxな役人

次回は・・・
今回も色々名店に連れて行ってもらった。
今回は北部初めての企画なので、オーソドックスな組み合わせだとの事だったけれど、
流石「神奈川のラーメンを守る会」、いい店を沢山案内して貰えて感謝感謝。

今回のツアーで局地的な方向感が大分養われた。
何しろ歩いて食べ歩きをしたのは初めてなのでイマイチ距離感に心もとないところもあるが、
バイクで行けば店と店の間隔は10分以内という感じだし、地の利さえ分かれば道は広いし駐輪も楽な感じ。
次回は、歴史観再訪も兼ねて、センター北の「青蓮」、センター南の「彦助」、東山田の「あびすけ」辺りも行ってみたい。


◎07-439 海老名のラーメン 「中村屋」

2010-09-17 | 246を横断するラーメン
専門店 冷しラーメン:★★★★☆ (訪問歴:初 w/マ漁)

若き天才店主が作る世界初のラーメンフルコースの店だった「中村やエッセンス」は高座渋谷の「中村屋」が
区画整理のためこちらに移転営業して今は「中村屋海老名店」となっている。
何しろ「中村やエッセンス」は完全予約制で値段も12600円~という超破格ラーメン、
話のタネに・・とは思っても12600円~となれば死ぬ気で無ければおいそれとは行けない店だった。

今回、「中村屋海老名店」としては初訪問、食べたのは期間限定の冷しラーメン(塩)、
基本的には鶏ベースのスープだけれど、やっぱり味的には天才という感じ、素人には思いつかない工夫?が。
麺は1.5玉、「中村屋」にしては珍しく重い料だけれど、その量自体も計算?の内、
若い女性の髪の様に細くて重く絡みつく辺り、何とも言えずセクシーな纏わりつき具合。

それにしても「中村やエッセンス」の方は何時復活するのだろう?
表参道ヒルズではちゃぶ屋が「MIST」というフルコース専門店を展開しているらしいが、
”12600円~”には縁がないにしても矢張り天才の料理の方に関心がある。
場所:小田急海老名、サテイ(立体駐車場側)の1F

創作拉麺  {Seas 琢磨}の思い出

2010-07-19 | 246を横断するラーメン
この店は奇食というよりは創作拉麺の店なのだが、味的には結構奇食、変なラーメンだった。

場所的には246から青葉台駅にぶつかった左のブロック辺りだったと思うけど、
20席級の女性が好きそうな居酒屋感覚の店。
この店はRSに乗ったラーメンイーター沙耶かのお勧めで引率された店だったが、
変なラーメンに慣れていない人は”感激”するラーメンという感じのラーメンだった。

確かに”創作”に対する拘りを十分感じるけれど、拘りと言うより些か奇をてらった感じが強く、
僕的にはやや”奇食”のジャンルに近い印象。
”衝撃”を意識し過ぎて”味”の方は手薄な気もするけれど、ラーメンデイトには結構インパクト的に
効き目がありそうだし、ラーメンで感動させて彼女の意を惹きつけられたら安上がり。
店的にも彼女を連れて行くにはいい感じの店だった様な気がするけれど、ラーメン的にも
”なんだ此れ!”って感じで、探検好みの人には面白い店かも知れない。

厚木のラーメン 「中華食堂一番館」

2010-07-08 | 246を横断するラーメン
大衆食堂 かけラーメン:★★★★(訪問歴:初)

「中華食堂一番館」というのは神奈川では見かけないので全く知らなかったのだが、
東京には結構何処にでもあるチェーン店らしい。

”かけらーめん290円”という看板に惹かれて思わず入店、看板とか店名とかは”大阪の食堂”
という感じなのだが・・・直接対決するとなると「幸楽苑」とか「日高屋」という感じ。

「かけらーめん280円」は幸楽苑の290円より10円安いけれど、「醤油ラーメン」にすると
130円高くなる。
価格戦略的には本質的には幸楽苑と同じアイキャッチ戦術だが幸楽苑の単品術に対して
複合術をしかけているから、迂闊に嵌るとそこそこ客単価は上がってしまう。
一品料理にライスとスープとお新香のセットを頼むと、+130円で食べられるが、
単価の安い定食にすると+160円に。
これは「日高屋」とか「マック」でも使っている手口だけれど、家族連れなんかで行くと
”主婦の計算力”がものを言う世界、結構複雑な計算になるから男は一寸苦手かも。

ま、かけらーめんと餃子を注文しても500円で足りるのでCPは高いと思わせる戦略に
ひっからなければ、そこそこ満足、味? ま、値段以上の価値はあるかな。
だけど同じ値段のすき家の牛丼の価値と比べると・・・ううむ、微妙。
只、此方は酒もあるし、つまみもあるし、おまけにタバコ吸える居酒屋的魅力がある。

厚木のラーメン 「梅家」

2010-07-05 | 246を横断するラーメン
家系 ラーメン:★★★★ (訪問歴:初)

厚木に美味い家系があると前から聞いていたので行ってみた。
家系はある程度のブレがあるけど、此処は安定してるとの事だった。

二代目とあったが、店の感じは如何にも家系らしいバンカラというか、いかにもセンスが
無い処はいいのだけれど、此処もまたバイクを止めにくいのが難点。

さてその、肝心のラーメンだが・・
いかにも軟派な醤油豚骨、ガッツンと来る処はまるで無く所謂マイルド系な家系という
感じだけれど、やたらに鶏油が効いているので脂っこい濃厚さ。
豚臭は全くといっていい位に無いので、食べやすいと言えば食べ易いし飲み易い。

麺は王道の酒井製麺だが、かなり柔らかい茹加減、この加減が結構絶妙で中々いい。
それと、叉焼が悪くない。
家系の叉焼は不味いのが当たり前になっているけれど、あんまり威張って不味いのを
出されるのもどうかと思うが、此処のはスープや麺に合っている。
家系にジューシーさは必要無いけれど、だからと言ってバサバサのもどうかと思うが、
此処のは脂身がほとんど無いけれど、しっかりとした叉焼になっている。

味付半熟玉子(別売¥100)の糸の切り込みも気に入ったけれど、マイルド系だと
いう事を気にしなければ総体的には確かに噂だけの事はある家系ラーメンだった。

○ 08-288 秦野のラーメン「なんつッ亭」

2010-06-30 | 246を横断するラーメン
専門店 ラーメン:★★★★☆(訪問歴:15w/栞)

此処のラーメンは基本的には変なラーメンだ。
というよりはユニークなラーメンで、その奇怪な色合いが好奇心を持った人の間で人気になり、
いきなりテレビで優勝して一躍有名になったというラーメン。
一応熊本ラーメンという事になっているが、熊本県人は異口同音で「あれは熊本ラーメン
じゃあ無い!」とそれを否定する。
その根拠はマー油の使い方らしいのだが、其れは別としてもお祭り騒ぎみたいな処は結構
「熊本ラーメン」という気もし無くは無い。

些か奇食っぽい処もあるけれど、まあ、こういうのも有ってもいいじゃんという感じで、
結構神奈川人には人気がある。
普段はこの粗雑な味に高い評価をした事が無いけれど、今日は”かなり”美味かった。
味がこなれて来たというのか、結構上品で円熟した感じ、風格が出て来たのかも知れない。

”族のお兄さんがいなかったからじゃない?”という意見も一部からアリ、そう言えば昔は
みんなおっかない顔のお兄さんばかりだった。

厚木のラーメン 「MUGEN」

2010-06-25 | 246を横断するラーメン
専門店 醤油ラーメン:★★★★ (訪問歴:初)

この店はラーメン会で行った”食べ歩きツアー”の時に知った店。
其の時は前後の関係もあってパスしたのだが、ドンキに用があってなた機会を得た。
実は・・、食べ歩き会の時食べて出て来たメンバーーが一寸首をひねっていた。
其れは明らかに”納得していない”という表情だったのが妙に気になっていた。

それで・・という事もあるが、今日は”暑い”という事もあってメニュー選択に悩む。
通常は初めての店では”先ずは基本ラーメン”と決めているのだが、そうした事情もあって・・、
然し結局ラーメンに、と言うのはガラス越しに製麺台をみたらやっぱり基本ラーメンを
という気が先だった。

味的には淡麗系、ベース的にはげんこつと魚介という感じで偏りのない大人しい味。
多少魚介が勝っている感じが匂い的にはするけれど、味的には極めていいバランスだ。
しいて言えば多少関西味、関東人には少し甘過ぎるきらいはあるけれど許容範囲。
多分、ラーメン会の人が首をかしげたのはこの甘味と麺との相性ではなのではないだろうか。
麺自体は結構多加水な麺、スープとの絡みも結構あるので甘味が強調されて感じるけれど、
一般人が首を傾げる程では無い。
やっぱりラーメン会の人達は”次元が違う”、相当高いレベルで評価しているから首を
傾げたという事だったのかも知れない。

厚木のラーメン 「大勝軒 節物語」

2010-05-16 | 246を横断するラーメン
専門点 もりそば:★★★★ (訪問歴:初)

「節物語」って何だ?、「大勝軒」と何が違うのか?
感じとしては”大勝軒の精鋭”というか”真価を極めた店と言う感じ、イメージとしては
中村屋の「エッセンス」という感じがしていた・・のだが・・。

メニュー構成は「もりそば・あつもり・中華そば」の3種類、値段はどれも同じ。
表のイメージもいかにも”カツオ節から作った出汁”を連想させるイメージカラーだし、
同じ値段というのは”どれでも味に自信あり”という感じで中々よろしい。

只、麺の量によって680か780円かになる。
元々「大勝軒」の麺は顎がくたくたになる”お疲れ麺”、大盛/450gを食べる気は無い
けれど、
少盛/200gと中盛/300gが同じ680円となると、なんだか少盛は損した気分。
「大勝軒」の300gは自信が無いので大分迷ったけれど、兎に角券売機で食券を購入。
そして其れを店員に渡した途端、「お待たせしました~!」

???という感じ、全然”お待ちしていない!”。
「大勝軒」の”お疲れ麺”、どう考えても7,8分はかかると思うのに、僅か1分足らず。
超スピードサービス、これが噂の”茹で置きテクニック”か!
今時、学校給食ですらやらないテクニックにがっくりする。

「大勝軒」の中には”茹で置き”する店があるのは聞いていたけれど、まさか「節物語」で・・、という感じ、
「節物語」というからには値段は少し高くても本物の職人技を期待していたのに、
これじゃあ駅の立ち食いうどん、それにしては680円は高過ぎない?





大和のラーメン 「富志夢」

2009-12-23 | 246を横断するラーメン
ラーメンレストラン ラーメン:★★★★☆ (訪問歴:初)

「龍の髭」に行こうかと流していたら、時計的に一寸ヤバイという感じで、急きょ道すがら
に寄った店。
看板にラーメンとあるので、ラーメンが食べられるのは間違いないと思ったのだが・・。

この店、外観的にどう見ても”美味そう”では無い!と、永年の経験がそう教える。
決定的なのは装飾、何でラーメン屋でサンタを飾るのだ!!という感じの趣味の悪さ。
どう見ても近所のガキ連れの食堂という感じで、本来なら間違っても入らない店なのだが、
「龍の髭」を断念して、あんまり気力が無かったのか、殆ど考え無しで入ってしまった。

処が、この店、何と相当美味い!
日替わりで「ねぎとろ丼」なんかも出している”フツウー”の食堂なのだけれど、
はっきりいって下手な専門店より遥かに美味い。
具とスープ、其れに麺が、お互いに引き立てあっている!!という感じで、魚のうまみが
効いた淡麗かつ深い味わい、只の食堂でこんな美味いラーメンが出来るのか!と感激。

聞けば、ここの一番人気は「塩ラーメン」だとの事、確かに表の幟にも塩とあった。
是非、又食べに着てみたい意外な処での意外なラーメンの発見! 
気分がよくなったのでダサいサンタさんの事は忘れてあげよう。

◎8-665 厚木のラーメン 「ブラジル」

2009-11-29 | 246を横断するラーメン
食堂 醤油:★★★★☆ (訪問暦;3)

次の店は「麺屋 食堂」という店、実はこの店勘違いしていた。
街中を探したら「中華食堂一番館」という店があって、結構混んでいるので此処か?
とも思ったのだけれど、”かけらーめん290円”とあるし、どうも雰囲気的に
ラーメン会が食べ歩きする様な感じの店には見えない。
で、又探し回って、半分諦めた処で見た事のある店にぶつかった。
そういえば此処もいいラーメンだったなと、思ったら看板に「麺屋 食堂」とある。
なあんだ、此処だったのか!「麺屋 食堂」とは「ブラジル」の事だったらしい。

さて此処のラーメン、いやあ”いいラーメン”だった。
美味い不味い言う前に、これぞラーメン、これがラーメン! という感じのラーメン。

店内は昭和レトロ、創業時を模しているのかラーメン博物館調のインテリアで、店員の感じも気持いい。
スープ的には豚・丸鶏・煮干し・羅臼昆布・するめ・シイタケ・野菜かな?
鰹節と鶏の挽肉が浮き、あっさりでほのかに甘くダシの効いた深い味わいは、
一寸日本蕎麦に通じるものがある。

麺は極細の縮れ卵麺。最後までのびないコシがあって、京料理の様な美しさ。
しかも、安い。
味・雰囲気・店の感じ・ラーメンの美しさ、そそて値段、本日の食べ歩きの中では一番の印象だった。2009-11-29 15:00




◎厚木のラーメン 「慶」

2009-11-29 | 246を横断するラーメン
専門店 味噌:★★★★☆ (訪問暦:初)

続いてやって来たのはサテイ近くの「らーめんDining慶」という店、会長のお勧めは”味噌”との事。
何でも{中村屋」出身の人がやっているとの事だったが、確かに店内の雰囲気は
「Zund-Bar」に似ているし、炙り焼きの七輪なんかは「中村屋」そのものという感じ。

イケメン店主の作り方も非常に丁寧、湯切りなんかも流石に”天空切り”のパフォーマンスは無いが、
数えたら15回振っていた。
此処の味噌の作り方はラーメンとは違って麺を先に入れてからスープを掛ける。
全体的にはちゃんぽんの作り方と殆ど同じだ。
味は味噌が薄味なのにしっかり味噌味が立っているし、麺も味噌にしては細いが、
スープとの相性は完璧、若干温い気配はあるけれど略満点の仕上がりに満足。

この店、上はピンク系の店が沢山、何処がいいかと聞いたら4Fが一番混んでいるとの事、
今度来る時はラーメン+ピンクで攻めてみたい!

2009-11-29 21:34:45